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学校日記(学校でのできごとなど)

3年生 道徳科 みんなで一緒に学習するとは…?

公開日
2025/04/16
更新日
2025/04/16

3年

道徳科の時間、わかば級の担任から、次のような、わかば級の児童に係る話がありました。


「大人数で学習するよりも、少人数で学習する方が力を発揮できる子がいるよ。」

「先生や友達の話し声が聞き取りづらい子は、補聴器をしているよ!」

「みんなが得意なことや苦手なことがあるのと同じで、苦手なことは、友達に協力してもらったり、大人に助けてもらったりしながら過ごしているよ。」

「補聴器はどんな音も聴こえるわけではないから、ジェスチャーを交えたり、口を大きく動かして口元を見せて話したり、後ろからではなく、前から声をかけてあげるといいよ。」

「みんな3年1組の仲間だよ!」


この話を受けて、一人一人に得意なことと、苦手なことがあることを確認しました。

苦手なことは助けてもらえるとうれしいし、自分の得意なことは困っている人を助ける力になるということも話しました。

話を聞いた後、子どもたちが感想を書きました。



〇 耳が聞こえづらい友達の気持ちが前は分からなかったけど、先生の話を聞いて、気持ちが分かりました。

〇 ぼくが先生の話を聞いて思ったことは、わかば級の友達といっしょに勉強するクラスにしたいです。

〇 わたしが先生の話を聞いて思ったことは、3年1組がみんなで楽しいクラスにしていきたいなと思いました。

〇 わかば級の友達ともあそんでなかよくなりたい。

〇 わかば級の子もいっしょにあそんだり、きゅうしょくを食べたりしたいです。

〇 ぼくが先生の話を聞いて思ったことは、またみんなでいっしょにべん強したいなと思いました。

〇 わたしが先生の話を聞いて思ったことは、耳が聞こえづらい子やいろいろな子がクラスにはいるけど、みんなともっとなかよくしたいです。

〇 話を聞いて、こまっている人がいたら、すぐにたすけてあげたり、だいじょうぶと声をかけてあげたりしたいです。

〇 わかば級の子だけじゃなくて、3年1組の友達にこまっている人がいたら、たすけてあげたいです。



感想の中で、「助けてあげたい」という言葉がたくさん出てきました。


確かに、友達が静かに困っていてもと、3年1組の子どもたちは、すかさずその子に声をかけています。

もうすでに花丸です!!



「助けること」と並行して、今後は

「わたし、○○で困ってるよー!」

「誰か教えて!」

「助けて!」

が、自然に言えるようなクラスもめざしたいなと思います。



さらに感想でうれしかったのが、

「みんなで一緒に遊びたい」

「みんなで給食を食べたい」

「一緒に勉強したい」

という言葉です。


特別に何かをするわけではないけれど、みんなで一緒に生活することで自然に「誰かのことを理解していく」ということが、子どもたちの中にはちゃんとあるんだな…と思いました。


生活の中で、この言葉に実が伴っていくよう、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。