6年社会科出前授業
- 公開日
- 2016/04/22
- 更新日
- 2016/04/22
できごと
4月22日(金)
6年生が、小田原市文化財課の土屋健作さんを講師に迎えて社会科の出前授業を行いました。
今日は「小田原の遺跡と土器」というテーマで授業をしていただきました。「縄文土器の文様は地域によってきまりがある。」「小田原から出土する縄文土器は、山梨、長野、静岡から出土するものと共通点が多い。」「土器を子供用のお墓に転用していた。」など、とても興味深いお話を聞くことができ、子ども達も熱心にメモをとっていました。また、昨年の3月、天神山遺跡で発掘された大型の縄文土器を実際に持たせていただき、その重さを実感することもできました。やはり百聞は一見に如かず。子ども達からは、「なんで大きな土器をつくるようになったのか?」「縄文土器の文様の意味は?」「縄文土器の価値は当時どのくらいだったのか?」など、縄文時代の特徴を探ろうとする鋭い質問がたくさん出されました。そして、授業が終わった後も、聞ききれなかったことを熱心に質問している姿が見られました。土屋さんには、子ども達の質問に一つ一つ丁寧にお答えいただきありがとうございました。授業前には戦国時代に興味を持っている子どもが多かったのですが、今回の授業で、縄文時代に興味を持った子どもが少なからずいるのではないでしょうか。