学校日記

理科「空気と水」

公開日
2014/06/04
更新日
2014/06/04

出来事

 4年の学年だよりから理科の授業の様子です。

「空気と水」の学習をしています。注射器を使って空気が押すと縮むことを知りました。大部分の子が手ごたえなどから、押すと縮むことを理解していましたが、中には?マークの子も。そこで、水を入れて押したときの様子と比べることにしました。押しても押してもびくとしない様子から「空気は縮むんだ。」ということを実感しました。
 次は、空気でっぽうの実験をしました。どうしたら遠くに飛ぶのかなど試行錯誤を重ね、空気を押し縮めるともとに戻ろうとする力が働くことを学びました。そして戻ろうとする力が強ければ強いほど大きな力が働くことを知りました。
 次の課題として、「水を入れたら玉は飛ぶか。」という課題に取り組みました。まったく飛ばないことを知り、「では、空気と水を半々に入れたらどうなるか。」と投げかけました。「飛ばないと思う。」と「少しだけ飛ぶ。」という意見が大多数でした。
 (子どもの考え)
 飛ばないと思う。なぜかというと、空気が押し縮められ外にでたいという力がはたらいて水が外におしだされます。でも水なので、さっきと同じように(水だけのとき)すぐ下に落ちると思います。
 実際に実験してみると玉は飛びました。そして、空気と水の比率を変えると空気が多いほどよく飛ぶということを知りました。これは、空気が押し縮めれて水も押し出しているということでした。
 ただ、子どもたちは、水を押し出している現象を理解できずにいるようでした。そこで、エア噴水の実験をおこないました。
空気を入れることで、中の空気が押し縮められ、押し縮めることのできない水は、唯一の行き場であるストローを通って外へ押し出されることを体験しました。その後、エアポットを見せて、同じ原理であることを説明しました。
 [学習感想]
 ペットボトル噴水を作って外でやってみました。するとなぜか他のストローから水がでてきました。それは、空気が押し縮められて水が他のストローからにげていくからなんだなと思いました。
 ポットもこの性質をつかっているんだなとはじめて知りました。
 ペットボトル噴水を作ってやり終わったらエアポットの仕組みと同じと分かったからよかったし、身近でもっと理科に関係するものを探してみたいです。