学校日記

卒業までに

公開日
2023/02/08
更新日
2023/02/08

出来事

卒業までに、感謝の気持ちを伝えたいと、6年生に手伝ってほしいことを募りましたが、その要望が集まってきました。
 「一緒に遊んでほしい」「音楽室の校歌を書き直してほしい」「本棚がほしい」「図書室の楽しさを伝えてほしい」「コロナ対策ポスターを作り直してほしい」「金管や農園を一緒に手伝ってほしい」など、まだまだ頼られている6年生。とても嬉しそうです。
本校のスクールサポートスタッフのKさんは、以前、運動会の表現「鎌倉殿」で使用した旗の材料の竹を裏山から取ってきたり、農園を使いやすいように整備したり、鉄棒のさびを落としたりと、子供たちの学習や生活をいろいろな形で支えています。
今回も、看板の枠の部分を裏山の竹で作ってもらいました。また、本棚を作るために、設計、釘の抜き方、打ち方、のこぎりの使い方などを教えてくださっていました。木工作業に興味を示し、弟子入りしたかのように一生懸命に取り組んでいる子もいて、いつの間にか「親方」「先輩」などと呼びかけていました。今後の作業も楽しみです。
一方、看板づくりは、木を掘り、文字に着色をし、着々と仕上がってきました。こちらも、細かい作業で、みんな集中してもくもくと進めています。
 また、音楽室に掲示してあった校歌の歌詞の作り変えも子どもたちが習字で丁寧に書き上げてくれました。こちらもまさに「全集中!」でした。
 感謝の気持ちをと始めた活動ですが、自分たちが作ったり直したりした物が学校に残っていくことは、子どもたちにとって喜びでもあります。卒業後に母校を訪れた際には、語り合えるといいなと思います。