学校日記

1年道徳 こまっているともだちに

公開日
2022/12/07
更新日
2022/12/07

出来事

1年生の道徳では、助け合うことの大切さに気づき、困っているときはお互いに助け合おうとする心を育むことをめざして「くりのみ」という題材を学習を行いました。

あらすじは、
きつねは、どんぐりを見つけたにもかかわらず、それを一人で食べたり、何も見つからないとうそをついたりします。そんなきつねに、うさぎは2つしかないくりのみの1つをきつねにわたすというお話です。

きつねはうさぎの行動に対して、涙を流します。学習では、その涙のわけを話し合いました。

多くの意見としては
「ごめんねが言いたかったけれど、言えなかったから」
「自分のことだけしか考えなくて、反省したから」
だったのですが、
ある子の発言「優しくしてくれて、うれしくて泣いたんだよ」から
話し合いの雰囲気が変わりました。
「悲しいときや痛いときだけじゃなくて、うれしいときにも泣くの?」
「そういえば、運動会のとき、応援してくれてうれしくて泣いたよ」

困っていていやな気持ちのときに、ちょっとした一言ががらりと気持ちを変えてくれることに気づいた子どもたち。
困っている子がいたら
「どうしたの?」「だいじょうぶ?」「いっしょにやろうよ」「お話、聞くよ」
子供達のすてきな言葉があふれていました。