集団遊びの意義は
- 公開日
- 2022/11/28
- 更新日
- 2022/11/28
校長室から
校庭から楽しそうな声が聞こえてきましたので、何かなとのぞいて見ましたところ、2年生がボール遊び(おそらく「中あて」)をしていました。授業が早く終わって遊んでいるのかなと思いましたが、どうやら今週2年生が担当する「ふれあい集会」のリハーサルをしているようでした。
感染症対策上、クラスみんなで遊ぶ「クラス遊び」に取り組むことができない学校や学級も多かったのではないかと思います。こうした集団で遊ぶ機会が地域の中でも減ってきている上の、コロナ禍。ますます集団で遊ぶ機会が減ってしまうと危惧するところです。
しかし、気の合う友達と遊ぶだけでなく、様々な人がいる「クラス」という単位で遊ぶことを通して、うまくいかなかった時に軌道修正し解決を図る力、自分の気持ちに折り合いをつける力など、様々な力が育つと思っています。
本校は「縦割り班」で遊ぶことが多いので、クラスで遊ぶ機会があまり確保できていないかもしれません。縦割り班ですと上の学年の子がリーダーシップを発揮して、みんな上手に遊ぶことができますが、同じ学年同士ではお互いに我がままもでるでしょうし、多めに見てもらえることもあまり期待できないかもしれません。しかし、そうした小さな摩擦を繰り返しながら子ども達は成長していきますので、クラスでたくさん遊んでほしいなぁと思いながら、2年生の様子を眺めていました。