いよいよ「脱穀」まで
- 公開日
- 2022/11/07
- 更新日
- 2022/11/07
校長室から
5年生は社会科の学習等で「バケツ稲※」に取り組んできました。夏前から始まった稲づくりも、鳥などに大幅に食べられることなく収穫でき、その後校内でしばらく乾燥させ、いよいよ今日は「脱穀」です。
一粒一粒手作業で籾をとっていくのはとても大変そうで、おそらく籾を入れておくために用意したお椀を使って稲穂からこそげ落とすようにしている子がいたり、「機械を使わせて!」と担任に訴える子がいたり、黙々と作業に臨む子がいたりなど、こうした地道な作業には子ども達の個性がでるなぁ、などと思いながら作業の様子を眺めていました。
子ども達は、昔の農家の方の大変さだったり、道具の必要性(改めて必要から生まれるものと感じました)だったりを実感したのでは、と思っていますがどうだったでしょうか。
作業の中で「根府川には田んぼがないからね」「そのかわりミカン畑がある」というやりとりも聞こえてきました。さすが5年生。地域の状況をよく理解しています。
※一人ひとり個人のバケツに土を入れて米を作ります。種を発芽させるところから始め、米作りには多くの手間がかかることを、実際に稲を育てることで学んでいきます。「バケツ稲」にはJAさんから支援をいただいています。