尊徳学習その1
- 公開日
- 2021/06/25
- 更新日
- 2021/06/25
できごと
6月8日(火)、4年生が尊徳記念館の裏手にある捨て苗田に向かいました。到着すると、桜井稲作組合、JAかながわ西湘報徳支店、栢山田植え歌保存会、生涯学習課の皆さんが周到の準備をして迎えてくださいました。
あいさつの後、生涯学習課の方より、「今日田植えをする『捨て苗田』は、金次郎さんが17歳の時に、酒匂川の氾濫による荒れ地に捨ててあった苗を『もったいない』と思い、植えた田んぼです。一生懸命に世話をして、1俵ものコメを収穫し、周りの人たちを驚かせたそうです。」というお話をしていただきました。
また、「積小為大」についてもお話くださいました。その後、裸足になって田んぼに入りました。この日は、とても蒸し暑い日でしたが、ひんやりとした泥の感触と田んぼをわたる風のおかげで涼しく感じられました。クラスごとにひもにつけられた目印をもとにして苗を大事に植えていきました。田んぼの西側には菖蒲とアジサイの花が咲き、その奥には着物姿の田植え歌保存会の皆さんの姿があり、その中央で子どもたちは田植えをしました。時折電車が走るその風景は、なんとも色鮮やかでした。
この後、稲刈り・脱穀までの稲の世話は、桜井稲作組合の方々が行ってくださいます。感謝の気持ちを忘れずに、過ごしていきたいと思います。