1月26日(月) 山王小学校公開授業
- 公開日
- 2015/01/26
- 更新日
- 2015/01/26
お知らせ
1月26日(月) 山王小学校公開授業
写真は、今日の午後に行われた山王小学校の公開授業の様子です。研究主題が「意欲を持って学び合う子の育成 〜国語科・算数科を通して〜」で、私は6年生の授業を始めから終わりまで参観しました。山王小6年生は、よく手が挙がるし、担任の鈴木直人先生の発問に対して、素直に反応するとてもいい児童たちばかりでした。自分の意見を発表するときには、「ここに〜〜〜って書いてあるでしょ…」という言い方の「でしょ」が私にとってとても新鮮でした。「でしょ」と発言者が言うと、クラスの多くの子どもが「うん」と答えたり、頷いているのもさらに新鮮に感じました。『この素直な気持ちを持ち続けながら中学校に入学してきて欲しい…』というのが私の正直な感想です。小学生と中学生では発達段階が違うので、中学生になったとたんに大人びた態度や、授業中になかなか発言をしなくなるのが常なんですが、今日の6年生の国語の授業を見て、『こんなに素直な子どもたちをなるべく素直なままで大きく成長させるにはどうしたらいいのかを考えるのが中学校』とも思いました。
ところで、「でしょ」といえば、小田原の方言で「だべ」という言い方がありますが、いつだったか東京の子どもたちに私が「だべっ?」と言ったら「なにそれ?」と言われたことを思い出しました。「でしょ」と「だべ」は同じです。さらに「話し合ってみん?」という鈴木直人先生の発言もおもしろかったです。東京の子どもには「話し合ってみなさい」と言わなければ通じないかもしれません。