12月5日(金)研究授業 2年数学(中野先生)
- 公開日
- 2014/12/05
- 更新日
- 2014/12/05
お知らせ
12月5日(金)研究授業 2年数学(中野先生)
写真上は、今日の3校時に実施した2年生数学の研究授業の様子です。県西教育事務所の仲手川教育指導員さんにお越しいただき、中野先生に対して具体的に指導をしていただきました。写真中は授業開始前の教室の黒板です。ドラえもんとアンパンマンの絵が上手にたくさん描かれていて、まるで「黒板ジャック」のようでした。この絵も授業に使うのかと思ったのですが、単なる落書きで、それを消しているところのシーンです。写真下が各自で問題を解いているところを、中野先生が机間指導しているところです。
私は、中学校までは数学は好きだったので、今日の授業の「証明」もとても懐かしい感じがしました。三角形の合同条件も昔は「“三辺”相等、“2辺挟角”相等、“2角挟辺”相等」と覚えたのですが、今はそんなことは言わないらしいです。
今日の学習内容は、小学校でもやっているそうです。中学校の教員は、今教えている生徒たちが、小学校時代にどういうふうに学習してきたか?をもっと知るべきです。そうしないと「先生、それ小学校でやったよ」と言われてしまいます。同じ題材でも小学校から中学校に来たら「さらに深化」させなくてはいけないところを、小学校と同じことをしていたら中学校での学習の意味がありません。仲手川教育指導員さんは小学校の校長先生でしたので、その部分を私たち中学校の教員に言っていただきました、ありがとうございました。
数学を通して、生徒に何を学ばせるのか?。単に「証明ができればいい」、「計算ができればいい」…だけではありません。ひょっとしたら白鴎中の生徒の中から、将来数学の研究者になる人が出るかもしれない、というわくわく感をいつまでも持っていきたいと思った今日の研究授業でした。
授業中、問題を各自で解いているときにおもしろい会話が耳に入りました。ある列の前から2番目の男子生徒が「今日の給食何?」と自分の座席の前の女子生徒に尋ねると『唐揚げと野菜のじゃこ炒め』とすぐに答えていたところがおもしろかったです。やはり中学生といえども給食は楽しみのひとつという「証明」をしました。