学校日記(ブログ)

11月11日(火)トイレ表示板

公開日
2014/11/11
更新日
2014/11/11

お知らせ

11月11日(火)トイレ表示板
 残念なことがまた起きてしまいました。写真上は、5校時終了後に臨時で開いた集会(3年を除く、3年は定期テストのためすでに下校)です。生徒指導部長の高橋先生から1年生と2年生全員に話をしている様子です。
 写真中は、1階の男子トイレ入り口です。写真下が北校舎2階男子トイレ入り口です。比べて見ると一目瞭然ですが、2階に表示板がありせん。11月4日(火)から新しいトイレを気持ちよく使っていたところ、5日(水)には男子トイレのドアの破損と小便器上を歩いた形跡が多数残されていたのが発見されました。破壊行為を起こした人もまだわかっていない(やった人が名乗り出ない、それを知っている人も教えに来てくれない)中で、今度は男子トイレの表示板が2カ所(2階と4階)無くなっているのが5校時にわかりました。そのため、急遽“集会”を開いて高橋先生から話をしていただきました。
 高橋先生は、「せっかく新しいトイレになり使いやすくなったにもかかわらず、先週破壊行為が見つかった。心ない人が誰なのかもまだわかっていない。今度は男子トイレの表示板が2つもなくなってしまった」と話をした瞬間に、体育館内ざわざわと騒然となりました。ということは、やはりほとんどの生徒は、『そんなバカなことをやって何になるんだ?』と思ってくれている証拠だと私は感じました。そうです、ごく一部の人の行為がこんなに多くの人たちに迷惑をかけているんです。「気持ちよくトイレを使えるように皆さんもう一度よく考えてください」と高橋先生は締めくくりました。その後、帰りの会で一人一人にアンケート形式で今回の件を知っていることを書いてもらうのですが、私の予想は『知らない』『そんなことをする人がいるなんて…』という正統派の考えの生徒ばかりだと思っています。
 イタズラ心で遊びの延長だと思っているのかもしれませんが、たった一人の行為が、大きな迷惑になることに気づいてもらわないと、これから社会に出て生活していく上で支障が出てきます。失敗は誰にでもあり、中学校ではいろいろな失敗をしながら成長するところでもあり、それを是正し、気づいてもらうところでもあります。私自身も中学時代にいくつものイタズラをしでかしました。たとえば、“雨の日に、傘を差している女子に対して、給食で残った牛乳を何本も確保しておいて、その牛乳を屋上からまいてみたり…”、自分でも何でそんなことをしたのかが今でも理解できません。生徒指導担当の先生に怒られ、親も学校に呼ばれ、担任の先生からも怒られ、さらに部活動の顧問の先生からも怒られ、最後には家に帰って父親からも怒られ…、とひとつのイタズラで、クリーニング代の弁償とともに、多くの先生方から指導され、今の自分があります。
 生徒指導担当の小林先生からも7日(金)に話をしたにもかかわらず…とても残念です。心の不安定な時期ではあるのはよくわかりますが、だからといってイタズラをしていいという理由にはなりません。再度「正統派の生徒の心が勝つ白鴎中」にしていきたいです。
 写真上の整列風景も私は気にいりません。『何でまっすぐに並べないのか?そこの男子たち!』それが当たり前にならないように、次回の集会や朝会で注意していきたいと思っています。注意される前に、自分たちでまっすぐになるように意識できる人になってほしいです。
 …とつぶやいている最中、15時45分に、なくなっていた掲示板が南校舎の職員室の上の2階男子トイレの個室から発見されました。このあと「だれが、どうしてそんな行為をしたのか?」を調べていくこととなります。