学校日記(ブログ)

1月27日(火) 研究授業 道徳

公開日
2015/01/28
更新日
2015/01/28

お知らせ

1月27日(火) 研究授業 道徳
 写真は、6校時に行われた氏家先生による3年1組の道徳の公開授業です。小田原市教育委員会教育研究所の「プロジェクト研究(道徳)」と兼ねた公開授業です。市内の小学校、中学校のプロジェクト研究員の先生方4名も来校していただきました。本校の研究主題の「意欲的に授業に参加する生徒の育成」との兼ね合いで、“未来へつながる学校づくり推進事業費”で購入したプロジェクターを使い、視覚に訴えながら授業は進められ、写真中にあるように生徒は食い入るように画像を見ていました。写真上の立っている男子生徒は立ち歩いているのではなく、プロジェクターで投影し始めたとたんに、窓のカーテンを先生に言われなくても閉めてくれているところです。3年1組の生徒たちはこういった点にすぐに気がつく気の利く生徒が本当に多いです。
 今日の道徳の単元目標は、「自分本位に考えがちな生徒にお互いを認め合い、尊重する気持ちの大切さに気づかせる」というもので、事前に「男子が女子に対して不思議に思うこと」「女子が男子に対して不思議に思うこと」のアンケート結果を聞くことから授業は始まりました。次に4コマ漫画の最後のコマに入る台詞を考えることで、今日の道徳の目標に迫りました。自分の考えを4人班で共有し、さらにクラス全体へと共有していきました。
 人間は、「自分本位」になりがちです。私もいまだに自分本位です。そうならないためにも、大人になりつつある生徒が中学校において、毎週1回だけとはいえ道徳の授業は大事です。「これだけが正解」というものではない道徳の授業を通じて、道徳的な価値や人間としての生き方についての自覚をさらに深めさせたいです。