1月27日(火) 警察署での会議から思ったこと
- 公開日
- 2015/01/27
- 更新日
- 2015/01/27
お知らせ
1月27日(火) 警察署での会議から思ったこと
写真下は、今日の午前中に私が出席した会議です。小田原警察署での会議のため、始まる前に特別に「通常点検」というものを見学させていただきました。それが写真上です。警務課長さんの号令の声が鋭く、その号令とともに、機敏な動作とともに警察手帳、警棒、笛、拳銃など、身についている物を一斉に点検する姿を見ました。その様子から「この人たちなら市民の安全安心を任せることができる」と私は思いました。日頃の訓練の賜物…というのもよくわかりました。私が中学生の頃、1年生の一番初めの体育の授業は「行進」という授業で、前後左右きちんと一糸乱れず歩くということがこんなに大変なんだ、ということを体験した経験があり、いわゆる訓練という感じの授業があったのですが、いまはそういった授業はなくなりました。私は今日の警察官の方々の「通常点検」を見て、今の時代だからこそ昔のような訓練的な要素のある何かをもっと中学校教育に入れ込んだ方がいいのではないか?と思いました。
つぎに、警察学校から派遣されている4名の「制服研修」といわれる研修が今日は最終日ということで、その「修了証授与式」の様子も見させていただきました。名前を呼ばれたら大きな声で「ハイ」という“警察官の卵”の4名は、目が輝き、動作も機敏で、署長さんから激励の言葉を言われると「ありがとうございます」とこれも大きな声で反応している姿は、私がかつて剣道部を指導していた頃の剣道部員と同じに見えました。当時顧問の私が言うことは、剣道部員にとってどんな理不尽なことでも言うことをきいて行動しなければいけないように躾けられていたので、名前を言われて返事をしないなんてあり得なかったです。最近は、自分の名前を呼ばれても「ハイ」と返事ができない生徒が多くなっていて、警察官の卵4名の返事はとても新鮮でした。修了証書とともに4名が写った写真をマウスパッドにしてプレゼントされていました。このマウスパッドは一生の記念品になると思います。4名のうち3名は、一般企業や自衛隊からの転職者でした。「どうしても警察官になりたい」という強い気持ちが、顔つきや言動からよくわかりました。白鴎中の生徒も、“将来自分が何になりたいのか?”“何が自分に向いているのか?”をしっかりと見極めながら、日々の生活を送っていけば、自ずと落ち着いた生活となり、勉学や部活動にも励むようになり、本校の目標の一つでもある「確かな学力の定着」が実現できると思いました。