３年生の廊下には国語の授業でつくった俳句が掲示されています。修学旅行が終わってから２０日が過ぎ、本日でテストも終わります。その一日が長く感じることもありますが、時は加速して流れているようです。清掃、部活動再開、生徒も職員も諸活動に追われ息つく暇がありません…「恵みの雨」(心にとっての恵み)となるといいのですが…。

雨が降るとトトロが出てきそうなクロカンコ−ス。城山中には「ジブリの森」が存在します。所々にもぐらの盛り上がり土があります。森の中にはもぐらの道があり「もぐらの生活」が繰り広げられているのでしょう。今日はトトロに出会えそうです。

午前中、調理室にて５組は「ピザ作り」に取り組みました。生地作りからはじめ、昨日購入したトマトやモッツァレラチ−ズをトッピングしました。とてもおいしく焼き上がりそうです。何より「生徒と先生の手作り」「あたたかい雰囲気」がその味を格別なものにしてくれることでしょう。

クロカンコ−スの草刈りを先生が時間をかけて行ってくれました。紫陽花のみが残りスッキリしました。テスト明けには生徒が気持ち良く走ることができることでしょう。感謝の気持ちを大切に走れる人は強くなるはずです。

コンクリ−トのわずかなすき間から花がおだやかな表情で顔を出しています。どんな環境においても「穏やかに咲く」自然からは学ぶことが多いです。

百段坂につながる緑坂(プ−ル横)の樹木の伐採が行われました。「通行に支障がある…」と近隣の方から連絡をもらい、伐採となりました。作業をされる職人さんは汗だくで、一日掛かりの仕事となりました。作業後、丁寧に清掃をされている姿が印象に残りました。「片付けまでが仕事」が徹底されている仕事でした。

第１回定期試験がはじまりました。いつものにぎやかな教室の雰囲気とは異なり、生徒の表情は真剣そのものです。特に３年生は進路選択の時を迎え緊張も高まっているようです。テストの点数ではかれるものはその人の能力の一部であることを忘れてはいけません。しかし、テストに向けて努力する時間をつくることは大切にしてほしいところです。

４校時には２年生美術科にて研究授業が公開されました。ピクトグラムを題材に「伝達のデザイン」が一人ひとりの生徒によって考えられました。伝達する手段は言語であったり、ゼスチャ−であったり、デザインであったり…いろいろあることが再認識できました。生徒の作品を見るとその授業のクオリティ−の高さが伝わってきます。

３校時、５組にて「トラブル対処」を題材として研究授業が行われました。教室の全面には４月当初クラスで作成した学級目標「仲良の良いクラス」が掲示され、人と人とのコミュニケ−ションの原点に迫る授業展開で、対話がたくさん見られた研究授業となりました。シンガポ−ルでは歴史的な会談が行われた模様です。まずは身近な人と仲良くすることが大きな幸せにつながっていくのでしょう。

クロカンコ−スでは春に植えた紫陽花の苗が成長し緑の中に彩りを添えています。テスト前、ノートを見ながら登校する生徒の姿もあります。熱心なのは結構ですが交通には十分に注意してください。白い紫陽花の花言葉は「寛容」とありました。お互いに穏やかな心持ちで日々を過ごしていきたいです。

１１日(月)の午後、三の丸小学校、片浦小学校の先生方をお招きして、小中交流の授業公開が行われました。小学校の先生方を懐かしそうに見つめる生徒の表情が各教室や体育館にありました。「成長した姿を見てください…」と心の声が聞こえてくるようです。また、小学校の先生方におかれましては雨の中、ご来校いただきありがとうございました。

１１日(月)、カレンダ−には「入梅」とありました。その言葉にぴったりの空模様となっています。先生たちは正門や昇降口に赴き、登校する生徒に声をかけています。「雨の日には雨の中を…」自然の流れに逆らうことはできません。今できることをお互いにコツコツと進めていきましょう。

８日(金)、午後、城山中学校区小・中学校合同引き取り訓練が行われました。ご多忙の中、多くの保護者の皆様にご協力いただき、ありがとうございました。訓練は和気あいあいと温かい雰囲気で進められました。しかし、本当に災害を間近にしたとき、我々はどう行動するのがベストなのか真剣に考える必要がありそうです。「備えあれば憂いなし…」家庭や学校で再確認する機会となりました。

８日(金)、２校時、１年生で数学科の研究授業が行われました。導入では大きなソロバンが登場し正負の計算の復習に楽しく取り組みました。バスケットボール部員の平均身長を工夫して求め、生徒の意見が主体となる「対話的な授業」が展開されました。生徒の発想や言葉はいつもユニ−クで新しい気付きがあります。「平均」実は目に見えない夢の数字なのかもしれません…。

７日(木）、梅雨の晴れ間の４校時、グランドにて保健体育科の研究授業が行われました。単元は「走り高跳び」。各自の目標にバ−の高さをセットし「助走」と「踏み切り」を意識して記録向上に臨みました。「跳ぶ」とは重力に反発することで、難しい種目です。１年生には若さあふれるバネがあり、地面を力強く踏み込み、自分の限界に明るく挑むことができました。指導員様も来校され温かく見守っていただきました。

１校時、柔剣道場では５組の太鼓の練習が始まっていました。とっとこさんによる熱心なご指導が生徒のやる気を引き出します。毎年、学習発表会のステージでは堂々とした演奏がされています。４階ではＡＬＴによる英語の授業が楽しく展開されていました。学校はいろいろな所で人が輝ける場となっています。

６月６日は二十四節気の「芒種」。穂の出る穀物の種をまく季節、本格的な梅雨に近づく時、だそうです。朝はＰＴＡ合同登下校指導が小田原駅西口、東階段下、青橋の３カ所で行われました。協力いただいた保護者の方々、ありがとうございました。アンブレラから子どもたちの「おはようございます」が聞こえてきました。

５日(火)の午後は教科等一斉研究日ということで、本校では２年２組の生徒が音楽の研究授業に臨みました。班別にバイオリンを練習し「きらきら星」が演奏できるまでになりました。校舎の上には鱗雲がのんびり泳いでいました。「あせらず、のんびりいきましょう」と下界にささやいでいるようです…。授業に取り組んだ生徒、先生、お疲れ様でした。

グランド脇の花壇の花、まるで「やさしいおじいさん」のような表情です。５組の畑からは大小さまざまなジャガイモが収穫されました。そのジャガイモをポテトフライにしたらさぞおいしいことでしょう!

美術室前の廊下には３年生が作成した「握りもの」が継続して展示されています。一つひとつの作品には個性があふれ、手に取ると作者の思いが心に響いてきます。何より展示をしている中でいたずら等がないことが素晴らしいことでもあります。