環境教育講演(4年)
- 公開日
- 2020/07/27
- 更新日
- 2020/07/27
できごと
今日(7月27日)4校時、4年生の授業で小田原市環境政策課 ごみ減量推進係の方々を講師にむかえ、『環境教育講演』を行いました。お話の内容をいくつか抜粋してお伝えします。
○ごみを出すときに、しっかりネットをかけてくれない人がいます。カラスやねこに荒らされたごみ捨て場はきたなくなるだけではなく、散らかったビニールなどプラスチック類が排水溝などを流れ川に。最後に海までたどりついてしまいます。(大雨のときなど特に陸から海へ大量のゴミが運ばれます)海の生き物が海中をただようビニール、マイクロプラスチックをえさと間違えて食べ、大きな環境問題になっています。海岸でのポイ捨てよりも、皆さんの家の近くにあるゴミ捨て場から海を汚しているのが現実です。
○環境政策課では年に3回、収集した袋を抽出してあけ、家庭ゴミの分別状況などをチェックしています。多くの市民の皆さんはきちんと分別をしているのですが、まだまだ、まだ十分食べられる食品や新しい衣類、分別すべきペットボトルや紙類など数多く見られます。「まぜればごみ 分ければ資源」という考え方をもっと広めていきましょう。また、燃せるゴミの袋の中から、使い捨てライターやスプレー缶が見つかることも少なくありません。小田原市ではこのように危険な捨て方が原因で、1ヶ月の間に最大6回もパッカー車の火災が起きたことがあるそうです。深刻な問題です。
○小田原市ではゴミの処理に1年間に23億円もの税金が使われています。ごみ1袋あたりの処理に約100円かかっている計算になります。また、ごみを燃やした後の『灰』を処分する最終処分場も小田原市はもういっぱいになっていて、現在は秋田県、山形県、群馬県、長野県、茨城県に分けて運び処理しています。
○小田原市のゴミを減らすために、
1、今日の話を1つでもお家の方と話してください
2、『その他の紙』を捨てる袋を自分で作ってみましょう
3、段ボールコンポストなどを利用し、生ゴミを堆肥化しよう
身近で大切なお話をわかりやすくお話しいただきました。ありがとうございます。