校長室だより
- 公開日
- 2016/10/12
- 更新日
- 2016/10/12
校長ブログ
本校では各ご家庭にお願いして、ベルマーク事業に取り組んでいます。回収したベルマークはボランティアの皆さんに仕分けや集計をしていただいた後、「ベルマーク預金」として積み立て、学校で使う物を購入しています。
昨年度は「カラー竹馬」などを購入しましたが、最近休み時間に竹馬の練習に励む子どもたちの姿を見かけるようになりました。
私も小学校の中学年の頃に、竹馬にはまりました。もちろんスチール製の竹馬ではありませんが、近所の子どもたちが遊ぶのを見て欲しくなり、知り合いから竹を分けてもらって父に作ってもらいました。
前に倒れそうになるところをバランスを取って右、左と一歩ずつ竹馬を進めるのですが、運動が苦手な私には悪戦苦闘そのものでした。ただ、元来飽きっぽい性格である私ですが、なぜかこの時は途中で投げ出さず、毎日練習を続けることができました。練習しているうちに5歩、10歩と歩けるようになると、コツのようなものを体が覚え始め、結構長く乗れるようになりました。その時のうれしさは今も覚えています。自信がついてくると、友だちと競走したり、ジャンプを競ったりしました。調子に乗りすぎて、足を乗せる所をだいぶ高くして家の庭で乗っていた時にバランスを崩し、竹馬で窓ガラスを割ってしまい、母からもの凄く怒られたこともありました。
熱中した竹馬でしたが、高学年になるとゴムを巻いて模型飛行機を飛ばすことに興味が移り、竹馬は物置にしまい込んだままになってしまいました。
子供の頃には、一時一つの遊びに夢中になることがよくあります。竹馬を始め、石蹴り、缶ぽっくり、馬跳びなど友だちといっしょに遊んだことは、大人にとって懐かしい思い出です。
本校の子どもたちにもいろいろな遊びを通して、「竹馬の友」としての絆をますます深めていってほしいと思いました。
ところで、明日の13日(木)は十三夜です。先月の十五夜は何とか雲の間からきれいな月を見ることができましたが、今回は心ゆくまでお月見ができる夜空になってほしいものです。それから、片見月にならないように準備も忘れないようにしたいと思います。