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学校日記

校長室だより

公開日
2015/12/09
更新日
2015/12/09

校長ブログ

 校長室には月ごとに切り離すカレンダーを掛けています
いよいよ今年も最後の月だなと思いながら12月分にしたのも束の間、もう三分の一が終わってしまいました。師僧も走る多忙な月の名の如く、「時」が慌ただしく過ぎ去っていきます。
 今週の7日は大雪(たいせつ)でした。いよいよ冬本番です。少し前まで赤や黄色などの鮮やかさで私たちを楽しませてくれた木の葉も、今は順番を待っているかのように、静かに舞い降りています。緑に恵まれた本校では周りを大量の落ち葉が囲み、校務用員さんが片付けに苦労するほどです。でも、地面に積もった落ち葉が風に流され、カサカサと寂しげな音を立てる様子には、しみじみとした趣があり、初冬らしさを感じます。
 さて、先週の土曜日に我が家では排水溝の掃除をしました。といっても、大掃除を始めたわけではありません。9月にも排水溝を掃除しました。
 私は子どもの頃、冬休みになると、障子の張り替えや天井のすす払い、掛け軸や額の掃除、窓ふきなどの大掃除をする父の手伝いをさせられました。当時の冬休みは、連日アニメなど見たい番組が放映されていたので、心の中で文句をぶつぶつ言いながら手を動かしていました。そういうわけで、私は大掃除が大嫌いでした。
 家庭人となってからもその思いは消えず、汚れの程度に応じて定期的に掃除をするようにしてきました。もっとも最近は、長い時間集中して掃除すると次の日に体を動かすことが大変になってしまうこともあるのですが…。
 不思議なことなのですが、掃除は父に教えられた手順通りにさっさと体が動きます。自分なりのやり方を考えてもいいのにと思うのですが、おもしろいものです。そして、何よりもおかしいことは、「これは明日やればいいや」と万事面倒臭く思う私が、家の掃除だけは「No!」と拒否しないことです。別に掃除好きでもないのに、自分でもよくわかりません。
 ところで、今度の週末は換気扇の掃除をすることになりました。暖かい日になってほしいと思います。