1年生 STEAM学習 本探究5日目
- 公開日
- 2025/12/12
- 更新日
- 2025/12/12
できごと
+4
12月11日(木)、1年生の本探究5日目を行いました。
テーマは
「通学路や学校内に潜む危険から身を守る新しいモノ・コトを考えよう」
です。
この日は、これまで調査してきた危険箇所や、自分たちが感じた不安をもとに考えてきたアイデアを、CURIO SCHOOL の4名の方に向けて発表し、アドバイスをいただく、中間フィードバックの日でした。
どのチームも、課題をどうとらえたのか、その背景まで丁寧に説明しようとする姿が見られました。
発表のあとには、それぞれのアイデアに合わせて具体的なフィードバックが返されました。
例えば次のような内容です。
・暗い道で転んでしまった経験をもとに「反射材+足元ライト」を考えたチームには、
「実際に光の広がり方を試してみると良い」という助言。
・生徒が廊下で安全に過ごせるようにと、振動があると倒れる台に水入りの瓶を置くアイデアを出したチームには、
「似た状況を作って、本当に行動が変わるか試してみよう」というアドバイス。
・雨の日の通行のしづらさを解消したいチームには、
「着目している場面が具体的。実際に傘にビニールを取りつけて試してみては?」という助言。
・用水路の危険を知らせるために「光るコーン」を考えたチームには、
「光らせる方法は他にもあるかもしれない。いくつか試して比べてみよう」という視点。
話を聞いてもらうことで、自分たちの考えが整理されたり、新しい視点を得たりする姿が多く見られました。
発表後、「早く試してみたい」「もう少し見直したい」と意欲的に相談するチームもありました。
次回の活動に向けて
今回のフィードバックを受けて、チームごとに進む方向は異なります。
プロトタイプを作る班、実際の場所を観察し直す班、ターゲットの再設定など、取り組む内容はさまざまです。
また、班によっては
もう一度「さぐる・気づく・立てる」に戻るチームもあります。
探究のサイクルは一方向に進むものではなく、必要に応じて戻ったり、繰り返したりしながら進んでいくものです。
手を動かす中で生まれる気づきを大切にしながら、どのチームも自分たちのペースで取り組んでいきます。
写真とともに当日の様子が伝われば幸いです。
次回の本探究では、今日のフィードバックをもとに、生徒たちのアイデアがどのように変化していくのか楽しみです!