GIGAスクールプロジェクト、新たな学び方
- 公開日
- 2021/07/20
- 更新日
- 2021/07/20
できごと
児童一人一人にタブレット端末が支給されて3ヶ月が過ぎました。「文房具のように」を合い言葉に、児童に積極的に活用できるように指導してきました。
その成果は上々です!
中でもすばらしいなと思った点が2つあります。
1つめは、お休みの児童も授業に参加できることです。様々な方策がありますが、5年生の実践を紹介します。
5年生はふれあいプロジェクトと題し、先日日帰りのキャンプに行ってきました。キャンプの定番と言えば、キャンプファイヤーですが、後日、「スタンツ大会」を行いました。グループによる出し物を見せ合うものですが、当日欠席をした子も事前に撮っていた動画で参加することができていました。他にもリモートで生放送でやりとりをする方法も実践済みです。
2つめは、調べて、まとめて、発表するという流れをそれぞれの端末で行うことができることです。調べる活動は今までもパソコン室等で行ってきましたが、音楽をマイクで拾ったり、画像や音楽、フリップ等、自分の意思で出し入れすることができます。相手に何かを伝えるには、言葉だけでなくそういった工夫があることでより一層伝えることができることを、子どもたちは今まで以上に経験しています。
3つめは、まだ一部の子の力かもしれませんが、紹介をさせていただきます。
先日、委員会活動にて動画の方法について私自身が悩んでいました。そこにたまたまいた子に聞いてみると、「ちょっと待っててください」といって検索機能を活用してその原因について調べてくれました。今までならば「わかりません」と言って終わりにするところですが、自らが得た力を使ってなんとか打開しようとする姿勢に感動しました。
いろいろとチャレンジすると新しい課題が出てくるものですが、GIGAスクールプロジェクトは確実に前に進んでいると思います!