学校日記(ブログ)

県の吹奏楽コンクール

公開日
2014/08/09
更新日
2014/08/09

お知らせ

8月9日(土) 第63回神奈川県吹奏楽コンクールを見て…
 7日(木)に行われた吹奏楽の県大会を見たのは、私の人生の中で初体験でした。秦野で行われた予選会も初体験でしたが、「県大会とはどの競技もすごい」、というのが率直な感想です。「さすが県大会」と8日のつぶやきに書いたとおりです。どの学校も迫力があり自信に満ち、指揮者の顧問の先生のキレ(力のいれ具合、腕の振り具合)が、とにかくすごいです。
 6校しか聞けませんでしたが、何一つ私の知っている曲はありませんでした。唯一白鴎中の曲のみ「音楽室からいつも流れてきたのはこれだ!」と、思わず“タタタタッ”と口ずさんでしまいました。
 白鴎中の演奏曲は、サン=サーンス作曲の“組曲「動物の謝肉祭」より 1序奏とライオン王の行進 6カンガルー 7水族館 12化石 14終曲” でした。今までで一番良かった演奏でしたが、結果は銅賞でした。東関東大会出場はなりませんでしたが、暑い中、時には体感温度40度を超える中でも一生懸命がんばって練習してきた成果を、私は生で聞くことができてうれしかったです。
 今回も多くの学校(とはいえ私は6校しか聞けませんでしたが)で男子生徒が何人もいるのを見ました。やはり打楽器を担当している男子が多かったですが、中にはトロンボーンやトランペットの男子もいました。打楽器は男子生徒の方が迫力がありました。白鴎中吹奏楽部も男子生徒が3人くらい入ってくれると音の質も変わってくると思います。もちろん女子の打楽器も繊細な感じがしていいのですが、力強さは男子の出す打楽器だと思いました。来年度の新1年生に男子生徒が吹奏楽部に入部するよう今から各小学校に声かけをしていこうと思います。
 音楽のすばらしさは、演奏を聞いてきて、自分の頭の中で情景が想像できる点です。『ジャングルの中を駆け抜け、やっとの思いで草原に出たと思ったら断崖絶壁で絶望してしまった…』みたいな曲もありました。また、TDLにあった「魅惑のチキルーム」というアトラクションを思い出させる曲もありました。音楽っていいですね。
 白鴎中の顧問の植田先生の指揮もすばらしかったです。燕尾服で、あるときは小さく、またあるときは大きく指揮棒を振り、さらに踊っているかのように指揮台の上を動き、華麗に舞いながら流れるように指揮をしていました。指揮に合わせて心地よく響く各楽器たちのハーモニーは最高でした。
 吹奏楽部も3年生がここで抜け、新チームになるんだと思います。来年度の東関東大会出場を目標にがんばってください。1年生、2年生のこつこつと地道な練習の積み重ねを期待しています。