部活動 その1
- 公開日
- 2014/05/12
- 更新日
- 2014/05/12
お知らせ
5月12日(月)部活動 その1
今日は「部活動」をきっかけにつぶやきます。中学校の一日の生活の中で、その半分以上を占めるのは授業です。朝学活、帰り学活、道徳、学級活動、総合的な学習の時間も授業です。だからこそ授業を大切にしなければなりません。授業をする側の先生方はもちろん、生徒たちも授業を大切に受けなければなりません。授業が終わると部活動です。一日の生活時間の中の部活動をしている時間は、授業時間に比べればほんのちょっとのはずなのですが、意識の中に部活動が占める割合はとても大きなものとなっているというのが不思議です。これは私自身も中学校から高校時代にやってきた剣道部の活動、そして教員になっていくつかの種目(ソフトテニス、野球、剣道)の部活動顧問として指導してきた感覚からも、部活動の占める割合は単なる活動時間以上のものがありました。先日終了した春の大会では、白鴎中学校サッカー部が県西ブロック大会で第3位に入賞しました。バレーボール部も入賞こそできませんでしたが、男女ともに県大会出場を決めました。私は中学校時代には剣道部でしたが、当時の目標は「県大会出場」でした。しかし当時(昭和47年から3年間)私がいた白山中学校剣道部は一度も県大会に出場できずに私は卒業してしまいました(その30年後、白山中剣道部の後輩たちの中で毎年のように県大会に出場し、さらには関東大会にも出場できた後輩たちがいたことは今でもうれしいことのひとつです)。だからこそ白鴎中学校男女バレーボール部の県大会出場は思わず「すごい」とつぶやいてしまいました。もちろん第3位入賞のサッカー部も「すごい」です。夏の大会では「優勝」を目指してほしいです。そのためには、毎日の練習の積み重ねが試合結果に出るという当たり前のことを、当たり前にやっていってほしいです。「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」…これは私が若い頃、先輩の先生に教わった言葉ですが、あとになってこの言葉は江戸時代を生きた松浦清(号名は松浦静山)の言葉というのがわかりました。さらに野球の野村克也さんもよくこの言葉を使っていたそうです。