学校日記(ブログ)

救命救急講習(3−3)

公開日
2016/11/28
更新日
2016/11/28

できごと

 11月28日(月)は、3年3組が救命救急法講習を受講しました。体育館の気温は先週と違い少し暖かく感じましたが、講習を受ける生徒は気持ちを緩めず真面目に取り組んでいました。やはり消防隊員さんの命に対する真剣な姿勢が生徒にも自然に伝わっていたのでしょう。また、ポイントを押さえた説明も大変わかりやすく、しかも納得のいくお話なので、すぐに頭に入ってきます。この後、生徒は効果測定を受けますが、このような講習を受けた生徒は、「きっとみんな合格するだろう」と感じました。また、この日の講習の最後に「女性で消防士になるにはどうしたらいいですか?」と質問した女子もいました。
 実は先週の講習の途中で、火災の緊急出動が入ってきました。その時、生徒たちは、消防隊員の表情が一変し、隊長の命令一下、迅速に準備行動に移り、無駄な動きもなく組織的にキビキビと行動する様子を目の当たりにし、あらためて消防隊の連携行動の凄さ、力強さ、信頼感と安心感などを強く感じたようで、もちろん、消防隊員が講習の途中でいなくなったことに、誰も何も言う生徒はいませんでしたし、むしろとてもよい雰囲気になっていました。生徒の中には、「俺、消防士になる」と言った男子もいました。生徒にとってこの講習の目的とは異なりますが、とても得がたい経験となりました。
 最後のお礼の挨拶をしたときに、消防隊員さんから「お世辞ぬきで、生徒はみんなとてもよい姿勢で受けていましたよ」「中学校3年生で救命救急に関するこういう講習を受けることは、よい経験になると思います」とお言葉をいただきました。
 三日間にわたって本校にお越しいただいた延べ15名の小田原市消防の皆さん、どうもありがとうございました。