正しい知識と相談する勇気を持とう 〜3年性教育講演会〜
- 公開日
- 2016/02/19
- 更新日
- 2016/02/19
できごと
2月19日(金)の3校時に3年生対象の性教育講演会を行いました。講師は、独立行政法人 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター 看護師の堀成美さんをお招きしました。
毎年3年生を対象に行っているこの講演会は、「生命の大切さや思いやりについて理解し、自他共に尊重しあえる人間性を養う」ことを目的にしています。
今回の内容は、「生命の大切さ」「男女の心と体の変化と思いやり」「性感染症」「望まない妊娠をしないために」などでした。
堀さんは、実際に現場で出会っている中学生・高校生の切迫したトラブルを例にして、「あなたたちにはそうなって欲しくないので、こうしてお話ししています。」「みなさんが、今得ている知識は、80歳まで通用するものですか?正しい知識を身につけてください。」と、真剣に力強く話してくれました。
赤ちゃんを遺棄してしまった高校生の「どうしていいかわからなかった」と発言した話や、「何か問題が起こったら必ずお金がかかります。15万円の医療費が次の週になると17万円になっていきます。検査や治療にはお金がかかります。社会では、そうなっています。」という現実の厳しさなど、具体的なお話でした。
3年生からの質問は出ませんでしたが、堀さんは、後からでも質問ができるようにメールアドレスを教えてくれました。
講師の堀さんには、お忙しいなか本校までお越しいただき、また、有意義なお話をくださりどうもありがとうございました。