2月2日(月) 朝会
- 公開日
- 2015/02/02
- 更新日
- 2015/02/02
お知らせ
2月2日(月)朝会
今日の朝会では、「暴力」の話をしました。白鴎中の生徒は、よく話を聞いてくれましたが、私は今日も原稿通りに話ができませんでした。話したかった原稿が下記の『』部分です。写真は、教頭先生が撮ってくれたものです。
…『おはようございます。前回の朝会では「躾」の話をしました。今日は「暴力」についてお話をします。皆さんは「暴力」がいけないことはよく知っているはずです。子どもでも大人でも「暴力」は許されることではありません。「暴力」とは、“合法性や正当性を欠いた物理的な強制力”と辞書に書いてあり、もっとわかりやすく言い換えると“自分の嫌な気持ちや考えを、殴ったり蹴ったりし、無理矢理に相手にわからせようとする手段”です。自分の考えがうまく相手に伝わらないときに、相手に痛みや恐怖を与えることでわからせようとする最低で最悪な手段の一つです。「たたいたけど相手が笑っていたから大丈夫だと思った」などと言い訳をする小学生がいました。君たちは小学生ではなく大人としての行動が求められる中学生ですから、このような発言は許されないことを自覚してください。「かぁ〜」となって自分の気持ちだけで暴力に訴えても何も解決はしません。大事な友人も失うことになります。
そこで、校訓にもある「さとく 美しく たくましく」の「美しく」の意味をもう一度確認します。「美しく」とは豊かな心を持ち、行動できる人のことをさし、(1)思いやり(2)感謝(3)礼儀正しさ(4)規律ある生活(5)感動(6)姿・形… などを意味しています。ぜひ、“美しい人”になってください。
突然ですが、みなさん、これは何ですか?ハートです。ハートは心臓という意味もあり、焼き鳥屋では「ハツ」とも言います。3年生はハートの英語のスペルをきちんと言えますか?このハートですが、心が温かいときにはピンク色、嫌な気持ちの時には水色になるんです。それがこのハートメーターです。皆さんの心の様子がこのハートメーターのように表示され、一目瞭然ならいいのですが、自分のハートメーターも相手のハートメーターも見える物ではありません。だからこそ“思いやりの気持ち”が大切なんです。ハートメーターは目に見えませんが、たとえば、「いつもは笑顔で挨拶してくれるのに今日は元気がないな、何かあったかな?」と感じる気持ちが大事であって、その気持ちこそ目に見えないハートメーターが見えるようになります。その努力があってこそ、暴力もなくイジメもない学校ができあがります。
3年生、受験があるから水色のハートにならないでください。温かい気持ちでいると入試は突破できます。笑顔も一緒にお願いします。
2年生、来年の今頃は受験直前です。
1年生、喧嘩ばっかりしてないで、いい学年を作っていきましょう。』…
…とこのように言いたかったのですが、生徒たちには私の話がどのように伝わったのかを知りたいところです。