9月16日の給食
- 公開日
- 2025/09/17
- 更新日
- 2025/09/17
今日の給食
ごはん ふりかけ 牛乳 ゴーヤチャンプルー 高野豆腐のからあげ
昨日は「敬老の日」。今日の給食は「長寿献立」です。日本は世界でも最も平均寿命が長い国です(WHO発表)。その中でも、沖縄県は長寿県として有名でした。最近は他の県の寿命の延び率が大きくて国内での順位は下がっていますが、大豆由来の豆腐や野菜や海藻類を多く食べる沖縄料理は、健康な体作りとして注目されています。今日は、沖縄料理の代表でもある「ゴーヤチャンプルー」です。夏野菜のゴーヤは、にがうりとも呼ばれています。その名の通り、他の野菜と比べると苦みが強いです。調理過程でも苦みをとる工夫はしていますが、まだまだ抵抗のある児童も多かったようです。「初めてゴーヤが食べられたから、お母さんに自慢する!」「苦手だと思って減らしたけれど、おかわりしたい」という子もちらほらいました。高学年になるにつれて、山盛りおかわりする児童も多かったです。私たちが感じる味覚には「甘味」「うま味」「塩味」「酸味」「苦味」がありますが、この中の「酸味」と「苦味」は何度も経験することで徐々に慣れていく味なのです。苦い味にはあまり慣れていない低学年児童に抵抗があったのはこのためでしょうね。食経験を重ね、さまざまな味を受け入れられるようになっていくと味覚は発達するのです。給食で初めて出会う食材があったとしても、一口でも挑戦してみて、食経験をつんでいく。そしていつの日か、なんでもおいしく味わえるようになるとよいです。