社会科課題解説(3月に出したワークの範囲)2
- 公開日
- 2020/05/20
- 更新日
- 2020/05/20
お知らせ
民撰議院を開設せよ 教科書対応ページP.166、167
○自由民権運動のはじまり
日本でも「憲法をつくって国会を開き、立憲政治をはじめよう」という案が議論されるようになります。
1874年に板垣退助らが民撰議院設立建白書を政府に提出しました。
○士族の反乱
一方、政府に不満をもっていた士族らが、西日本の各地で反乱を起こします。
1877年、西郷隆盛をかつぎ鹿児島の士族ら約4万人が西南戦争を起こし、政府は徴兵制でつくった軍隊で半年以上かけてしずめました。
○国会開設の動き
政府はまず地方に議会を設置して、地方政治に国民が参加できるようにします。
これによって各地に政治団体ができ、1880年にはその代表者たちが集まり国会期成同盟ををつくり、政府に国会開設を求めました。
政府内でも国会開設をめぐり、1881年に大隈重信が政府を去ります。
政府は1890年に国会を開くことを約束しました。
○政党の誕生
人々や政府は憲法についての学習をしていきます。
1881年に板垣退助が自由党
1882年に大隈重信が立憲改進党をつくりました。
しかし、政府による取り締まりや、資金問題など様々な理由によって自由民権運動は一時おとろえていきました。
3年 社会科 剣道部顧問 美本大輔