H26未来へつながる学校づくり
平成26年度 未来へつながる学校づくり推進事業
平成26年度 未来へつながる学校づくり推進事業の研究内容
小田原市では、小田原の子どもたちの豊かな心の育ちを願い生涯学習の基礎・基本を培い、社会をたくましく生き抜いていく力を育てるために、学校のグランドデザインのもと、子どもや教職員、保護者、地域の願いを踏まえ、小田原の良さをいかした地域ぐるみで学校を支える「特色ある学校づくり」を推進する事業に取り組んでいます。
そこで、本校では、次のように平成26年度の研究を進めています。
○研究主題
「たくましく生きる力」を育み、未来を築く生徒を育てる教育活動
〜学びでつながる地域の中の学校づくり〜
○研究内容
1、キャリア教育とシチズン・シップ教育の視点で教育活動をつなぐ
★今までの教育活動を、ねらいを明確にして各教科・領域等に位置づける。
・校内研究やQUの実践と連携し、学び合い高め合う教育環境をつくる。
・総合的な学習の時間の充実を図り、教科横断的な探求的学習を深める。
・地域一体教育と幼保小中一体教育の融合を図る。
2、地域の良さを生かした「ふれあい授業」を実践する
★保護者や地域の方とともに学ぶ「ふれあい授業」を各教科・領域等で実践する。
★防災学習や食の学習を窓口に、地域の良さを生かした学習を実践する。
★各地区まちづくり検討委員会が作成した地域別計画を学習材に取り入れる。
(各地域のキャッチフレーズや防災に関するめざす姿やできることを共有、検討)
・生徒が伸びる進路学習を実践する。(地域に生きる自分の生き方)
3、主体的な生徒会活動を充実する。(自己指導力を育てる)
★生徒会スローガン「HERO」の具現化を図り、地域に発信する。
平成26年度未来へつながる学校づくり推進事業のまとめ
「たくましく生きる力」を育み、未来を築く生徒を育てる教育活動
〜学びでつながる地域の中の学校づくり〜
1、事業の目的
本校は、教育目標を“自ら学び、主体的に判断し、行動できる生徒の育成”とし、これから
の時代にたくましく生きる力を育てることをめざし、教育活動に取り組んでいる。
67年の歴史を持つ本校では、地域の中の学校として、地域の協力を得た教育活動も進めら
れている。さらに、中学生は地域の担い手という視点からの教育活動も推進してきているが、
その活動を各教科、領域等の学習にねらいを明確にして位置づけることが課題となっている。
そこで、今年度はキャリア教育とシチズン・シップ教育の視点を大切にして、今までの教育
活動をつなぎ、地域の良さを生かした学習を、ねらいを明確にして各教科、領域等に位置づけ
た学習として充実させることで教育目標にせまる。
そして、「自分と社会をつなぎながら、たくましく未来を拓く力」を育てることにつなげる。
2、事業の内容
(1)キャリア教育とシチズン・シップ教育の視点で教育活動をつなぐ
★今までの教育活動を、ねらいを明確にして各教科・領域等に位置づける。
・校内研究やQUの実践と連携し、学び合い高め合う教育環境をつくる。
・総合的な学習の時間の充実を図り、教科横断的な探求的学習を深める。
・地域一体教育と幼保小中一体教育の融合を図る。
(2)地域の良さを生かした「ふれあい授業」を実践する
★保護者や地域の方とともに学ぶ「ふれあい授業」を実践する。
★防災学習や食の学習を窓口に、地域の良さを生かした学習を実践する。
★まちづくり検討委員会が作成した地域別計画を学習材に取り入れる。
(各地域のキャッチフレーズやめざす姿やできることを共有、検討)
・生徒が伸びる進路学習を実践する。(地域に生きる自分の生き方)
(3)主体的な生徒会活動を充実する。(自己指導力を育てる)
★生徒会スローガン「HERO」の具現化を図り、地域に発信する。
3、事業の成果
4、事業のまとめ・次年度に向けて
保護者や地域の方とともに学ぶ「ふれあい授業」の各教科・領域等での実践をめざした。
特に、学年を母体として計画を立て、PTAとの連携を図りながら実践できたことは大きな成
果である。校内研究で取り組んだ教科横断的な授業実践ともリンクできた。今後は、この学習
をシチズン・シップ教育とキャリア教育の視点で、各教科・領域等に位置づけ、総合的・横断
的学習としてつなげ、「千代中の学び」としたい。
また、生徒会活動で創りあげた「千代中ヒーロー像」を小学校や地域に発信したことも成果
となっている。今後は、このヒーロー像をめざした具体的な取り組みの実践に向けて、スモー
ルステップを大切にしながら、地域を巻き込んだ生徒会活動の充実を図ることが目標となって
いく。