校長室だより

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 毎朝校長室の窓を開けて机に向かうと、清々しい風に乗って小鳥たちの囀りが聞こえてきます。
 ♪ ホー ホケキョ
 中でも特に美しい声の持ち主が「ウグイス」です。
 春を告げる鳥として知られていますが、この時期もいいものです。
 ウグイスは、自分の縄張りを宣言したり、縄張り内の安全をメスに知らせたりするときに、「ホー ホケキョ」と鳴くのだそうです。
 本校周辺はウグイスにとっても安全な場所なのだなと思うと、微笑ましくなってきます。
 さて、先日知人から「いつまでが春なのか」と訊かれました。
 暦的には立夏の前日までなのかな。葉桜となった葉が成長して日光に輝くようになる頃までかな。雨が降り始めるとカエルが鳴くようになる頃までかな。などと、自信のない私はあれこれ言っているうちに、「なりにけるかも」という懐かしいフレーズが頭の中に浮かんできました。
 高校の古典で『万葉集』を学んだときに、春の歌の一節にあった言葉が面白く感じて、「〜になりにけるかも」とよく口ずさんだことがあったので、思い出したのかもしれません。
 季節の変化はグラデーション、まさに「なりにけるかも」なのだなと改めて考えました。
 そんな時の移ろいを、本校では「緑のたより」として全校の子どもたちに伝えようと、職員と環境委員会の子どもたちが取り組んでいます。
 これからどんなたよりが届くのか、とても楽しみです。

校長室だより

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 先週、子どもたちの下校を見守った後、学校へ帰る途中で、前日の強い風にも負けずに見事に咲き誇る桜の花の美しさに誘われ、また、お喋りをしているかのように花の中から聞こえてくる小鳥たちの囀りに惹かれて、仰ぎ見ながら木の幹のところまで入って行きました。
 瞬間、小鳥たちは驚いたようにぱっと飛び立ってしまい、少し経って花びらが数枚ひらひらと舞い下りてきました。
 些細なことですが、春の長閑さを満喫したように感じ、自然と微笑んでしまいました。今日も子どもたちが元気よく家路についたことに、ほっとしたからでしょう。
 豊かな自然の中にある本校では、春になると周りの植物が色とりどりの花を咲かせてくれます。
 そんな彩られた道を歩いていると、
  ♫ わかき夢は あゝ花々と咲かん ♫
と、思わず校歌の一節を口ずさんでしまいます。
 この春、本校も27名の新入生を迎え、新しい年が始まりました。子どもたち一人ひとりが自分らしい花を四季折々に咲かせることができるように、職員が気持ちを一つにして指導に当たりたいと考えております。
 皆様には、昨年度に引き続き、本校へのご理解並びにご支援をいただきますようよろしくお願いいたします。

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