校長室だより

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 暦の上では1年で最も暑さが厳しい時期を「暑中」と言い、夏の土用である立秋前日までの18日間がこれにあたるそうです。
連日30度を超え、「蟬時雨」も容赦なく降り注ぐ日が続くと、「暑中」の言葉に「猛」や「酷」などの一字を加えたくなってしまいます。
さて、この暑さに負けずに夏の夜を楽しもうと、日本各地で夏祭りや花火大会が行われています。
小田原でも7月25日(土)と26日(日)の2日間、「小田原ちょうちん夏まつり」が小田原城址公園で行われました。
私は25日に見に行きました。その日は雨の降る心配はなかったものの、風もなく昼の蒸し暑さがそっくり残っていて、立っているだけで汗が流れ出るほどでした。むせかえるような暑さを物ともせず、城址公園周辺はたくさんの人たちで賑わっていました。人々の活力に圧倒される思いでした。
本校の6年生が作ったちょうちんは、お堀端に飾られていました。昼間に見ると子どもたちの描いた一つ一つのちょうちんの絵がよくわかり、思わず微笑んでしまいました。夜になりちょうちんの明かりがともると、その華やかさは見とれるほどでした。「まなび橋」のすぐ横に飾られているということもあり、欄干にちょうちんを吊した橋と子どもたちのちょうちんとを背景にして写真を撮る人たちもいました。
また、当日は同じ公園内で「灯想夜〜感謝の想い〜」も行われました。本校の3年生が感謝の気持ちや絵をかいたキャンドルフォルダーが銅門(あかがねもん)広場に並べられ、キャンドルに明かりがともされるとその幻想的な美しさに見入ってしまいました。
 納涼とはいかないまでも、子どもたちが作ったちょうちんとキャンドルフォルダーに爽やかさを覚えた一時でした。
 

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 子どもたちが楽しみにしていた夏休みになりました。一人ひとりが元気に、そして有意義に45日間を過ごしてほしいと思っています。
さて、夏休みに入ると同時に梅雨明けとなり、暑い日が続きます。熱中症関連のニュースが毎日伝えられるたびに、暑さに弱い私は憂鬱になります。早く涼しくなってほしいと願うばかりです。
とにかく熱中症には気をつけなければと思い、我が家でも水分補給を心がけています。ただ、いつも麦茶というわけにはいかず、ペットボトルや缶がたくさんたまってしまいます。
ペットボトルといえば、本校では以前からキャップを集めて世界の子どもたちにワクチンを送ろうというエコキャップ推進協会の活動に、環境委員会の子どもたちを中心に取り組んできました。しかし、4月の新聞報道を受け、状況を見極めるために活動をしばらく休んでいました。
世界で困っている人たちを助けようという本校の子どもたちの思いのつまった活動を何とか続けることができないかと考えていたところ、エコキャップ推進協会の活動に協力していた事業者から、「推進協会を経由せずキログラム当たり同額を直接『世界のこどもにワクチンを日本委員会』へ寄付を行う」という申し出をいただき、協力をお願いすることにしました。
早速6月から環境委員会の子どもたちが、キャップの回収活動再開への協力を全校に呼びかけました。
子どもたちの優しさを無駄にすることがなくほっとしました。同時に、大人は子どもたちの信頼を裏切るようなことはしてはいけないと改めて自分に言い聞かせました。
 
 

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 本校は小高い丘の上に建っており、宅地化が進んだとはいえ、周りを多くの樹木に囲まれています。
 そのため、本校の敷地内にもたくさんの鳥がえさを捕まえるために飛んできます。朝出勤すると、そうした鳥たちのさえずりが心地よく聞こえます。のどかで爽やかな一日の始まりです。
さて、本校を訪れる鳥たちの中にツバメもいます。古くは「ツバクラメ」あるいは「ツバクロ」とも言われていたそうですが、春を迎えて温かくなってくると、毎年巣を作り、ひなを育てるためにやってきます。
今年は2組のツバメのつがいが巣を作りました。
1つは中庭にあります。(左側の写真)
1羽が巣の周りを大きく回りながら空の高い所から次第に降りてきますが、巣の近くに飛んで来てもさらに1・2周回ってから巣の端に止まり、中にいる相手に話しかけるように鳴きます。その声を待っていたかのように、もう1羽が飛び出していきます。卵を抱いているのかもしれません。
もし、巣へ戻る途中で他のツバメや鳥を見かけると、すごい速さで接近して追い払おうとします。そのスピードに乗ってターンをする時のキレのよさは、宮本武蔵と巌流島で立ち会った佐々木小次郎の「燕返し」を連想させます。
 もう1つの巣は、1階の放送室横の出入り口近くにあります。(右側の写真)
こちらの巣にはすでに2羽のひながいて、せっせと親鳥たちがえさを運んできます。その一生懸命な姿は、オスカー・ワイルドの童話『幸福な王子』の中に出てくるツバメを思い出させます。
けなげなこのツバメたちを見ていると心がほのぼのとしてくるとともに、夫婦愛や親子愛のよさと大切さを改めて噛み締めるような思いになります。
2組のつがいのひなたちが元気に巣立つことを心から願っています。

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