【校長のつぶやき】令和5年度が終わります(令和6年3月31日・日)今年度もいろいろなことがありました。一番大きな出来事は、新型コロナウイルス感染症の位置付けが、2類から5類に変わり、教育活動に関わる様々な制約が緩和されたことでしょうか。すべてを元通りに戻したわけではありません。コロナ禍での対応を通して、取り入れた方がよいと思われるところは、今後もそのままで実施することにしました。例えば、運動会の半日開催などはその一例です。 また、リモートで学習できるような体制も残すことになりました。学習面で、元に戻って最もよかったと思うことは、学び合いにおけるペアやグループ学習なども以前のように実施することができるようになったことです。互いの顔を見ながら話し合いがしやすい席ということで、以前はコの字型に配置をすることもありましたが、これはまだなかなか実現できていない学級が多いようです。 給食の時間、グループの席にして会話を楽しむということは、その時の感染症の流行具合にもよりますが、だいぶ以前のように行っている学級が増えてきました。(学校として一律に決めてはいません。担任の判断に任せています。) 児童の学びや、相互の交流は、だいぶいい形になってきました。たてわり班の活動も盛んに行われ、異学年交流を通して様々なことを学んでいるようです。一方で、児童相互のトラブルも当然のように生じます。その度に、担任をはじめとして、当該学年の職員や、場合によっては管理職も入って、チームで児童指導の対応を行ってきました。中には、簡単に解決できなかったこともあったかと思います。未然に防げることが最も望ましいとは思いますが、早い段階で対応することで、良い関係が築けるように…と、今後も意識し続けていきたいと考えています。 年度の変わり目、私たち教職員も自分たちの実践を振り返り、反省をし、次年度の構想を考えます。今年度の反省は、次年度に生かしていきたいと思います。 保護者の皆様、地域の皆様、そして、本校の教育活動に様々なお立場で関わってくださった皆様、1年間、大変お世話になり、ありがとうございました。至らぬ点も多々あったかと思います。どうぞご容赦ください。来年度も引き続きよろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】新年度に向けて、準備中(令和6年3月27日・水)職員は、今年度過ごした教室の後片付けや新年度の準備に追われています。新年度を迎える4月1日には、毎年、着任職員の紹介後、職員会議が開催され、担任発表、新年度の学校運営方針、新しい校務分掌の分担、着任式・始業式、入学式の確認などについて、共通理解を図ります。さらに、春休み中には、校務分掌の引き継ぎ、学年業務の引き継ぎ、児童に関する指導上の配慮事項の引き継ぎなどを行います。4月中旬には2回目の職員会議が開催され、各校務分掌(各教科、各行事、児童指導、教育相談、保健指導、安全指導、給食指導、情報教育…などなど)の担当から今年度の運営方針などの提案があります。 例年、それらの提案文書を新年度の担当が4月になってから作成していましたが、今回は、あわただしい4月にその業務を行うのではなく、前年度のうちに前年度の担当者が準備するようにしました。提案に当たり、各担当から教務、教頭、校長が順に確認(回議)をするため、毎日のように新年度の提案文書に目を通しています。職員の意識は、新年度をどのように迎えるかということに向かっているようです。 年度末、いろいろな学年の子から、「校長先生、私たちを同じクラスにしてください。」とか「○○先生を担任にしてほしいです。」などの要望(?)の声が届きました。「さあ、どうなっているかな?お楽しみだね。」と答えるしかありません。子供たちにとっては、一番の関心事でしょう。すべての要望を受け入れるわけにはいかず、たまたま要望どおりになっているかもしれません。実はもう今の段階で決まっています。さて、どうなっているでしょう。4月5日をお楽しみに! 【校長のつぶやき】卒業式 校長式辞(令和6年3月21日・木)本日は、ご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜りましたことに、高い所からではございますが、厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。 さて、卒業生の皆さんが最高学年として過ごした2023年度は女子サッカー、バスケットボール、バレーボール、ラグビーと、多くのスポーツでワールドカップが開催されました。中でも、ラグビーは多様性を重んじるスポーツだと言われています。 「多様性」とは、ある集団の中に年齢や性別、人種、経験、趣味や性格、考え方などが異なるいろいろな人が存在している状態において、その個性が認められるという考え方です。 ラグビーの日本代表は、体の特徴や足の速さ、力強さなどがポジションによって異なるだけでなく、チームのメンバーの出身国や背景も異なります。各自の出身国の考え方や文化の違いを踏まえつつ、日本のスタイルをしっかりと話し合って、自分たちらしいチームを作り上げていました。何度もメンバーやコーチ陣と議論を重ねながら、激しいトレーニングを続けてきたのです。お互いの違いをしっかりと認め、理解し合うことで、より強いチームを作ることができたそうです。 この「多様性」という言葉は「ダイバーシティ」とも呼ばれ、これからの社会で大事にしたい考え方だと言われています。自分たちの考えだけが正しい、自分たちの思いだけで突き進めばいいという考えだけで過ごしていると、より良いものを創り出すことは難しいです。なぜなら、世の中、社会は、いろいろな考え方や価値観をもっている人たちが集まって成立しているからです。 自分の考え方だけが正しいと思っていると、争いごとが生じます。互いの違いを受け入れ、自分と異なる考えも尊重し、認め合うことで、いい関係が築け、より良いものが作れるのです。 皆さんは、国府津小学校の授業で、学び合うことの大切さを感じ取っていました。友達の意見を聞いて、自分の考えを見つめ直している場面もありました。 たてわり班での遊びやこうづっ子フェスティバルを通して、下級生の思いを想像しながら、みんなが楽しめる活動を考え出すこともできました。 運動会での表現は、自分たちで意見を出し合いながら振り付けを考え、伝え合い、練習を重ねることで素敵なダンスを見せてくれました。 大事なことは、自分さえよければいいという思いではなく、仲間の思いや考えを理解し合おうとする姿勢です。完全に分かりきることはできません。分かろうとすることが大事なのです。 これからの生活の中で、いろいろな出会いがあるでしょう。 「自分とは合わなそうだな、苦手だな。」というだけで距離をおくのではなく、見方を変えることで、新しい価値観を手に入れて人生が豊かになるかも…というお話が、先日、皆さんの先輩である国府津中学校の生徒さんが朝会で話してくれましたね。 「みんな仲良く」とまでは言いませんが、「相手はなぜそのようなことを言うのだろう、どういう思いなんだろう」ということを想像しながら、互いの違いを受け入れ、場合によっては話し合いながら、より良い関係、より良い世の中を築いていってほしいと思います。 それが、「多様性」を大事にした社会をつくることになると信じています。 そして、皆さんにはそれができると信じています。 さて、保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。晴れの姿に感無量のものがあろうと思います。これまで、本校の教育活動にご理解とご協力をいただきましたことをこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。これからも子供たちを温かい目で見守っていただけますようお願いいたします。 最後に、卒業生の皆さんが、国府津小学校で学んだことに誇りをもち、より良い生き方を追究し続けるようなたくましい大人に成長することを期待して、校長の言葉といたします。 令和6年3月21日 小田原市立国府津小学校 浜口 勝己 【校長のつぶやき】感謝の思いでいっぱいです(令和6年3月16日・土)お休みの中、多くの方にご協力をいただき、ありがとうございました。このように皆様にご協力いただくことで、普段なかなか手の行き届かないところまできれいにすることができるのは、本当にありがたいことです。 PTAの事業なので、保護者の方だけかなと思っていましたが、多くの子供たちも参加してくれました。一生懸命、そして、楽しそうに草むしりをしている姿を見て、「美しい心」が育っているんだなと思い、うれしくなりました。途中、いろいろな生き物や思わぬ落とし物を見つけて喜んでいる子たちもいましたが、それも草むしりの楽しさの一つと言えます。なかなか抜けない木の根っこも「絶対に抜くんだ」と気合を入れて、何人かで取り組んでいる子もいました。「こんな太い根っこがかなり伸びているから無理しなくていいよ。」などと声をかけましたが、粘り強く取り組んでいる姿も見て、こちらも思わず応援したくなり、ちょっとお手伝い。最後に抜けたときには、一緒に達成感を味わうことができました。 参加してくれた子供たちにとっては、楽しみながらも「学校をきれいにした!」という充実感や達成感を感じてもらえるような貴重な機会になったかと思います。 学校としては、無償の奉仕作業にご協力いただいた皆様に、ただただひたすら感謝の思いでいっぱいです。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。 【校長のつぶやき】4年生、総合的な学習で学んだことをみんなに伝えたい!(令和6年3月14日・木)本日、中休み、3つのグループ(手話、盲導犬、車いす)の代表が校長室を訪ねに来て、「作成した動画を全校のみんなに見てもらいたいのでそのことを放送させてほしい」「作成したポスターを貼らせてほしい」などのお願いをしてきました。 もちろん、OKです。どんどんしてほしいですし、私に許可を求めることなどいらないよ…という思いです。 やらなければいけないことはいろいろとある中、本当によく頑張っています。4年生の思いが、全校児童の皆さんに届くことを祈っています。 【校長のつぶやき】(遅くなりましたが…)小田原市ドッジボール大会:高学年の部「準優勝」おめでとう!(令和6年3月10日・日)「えっ?今頃、夏休みのお話?」…と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は12月に6年生数名が校長室を訪ねに来て、「校長先生、僕たちのこともぜひホームページに載せてください。」と賞状とともに、準優勝であったことの報告がありました。実は、9月に本校の3年生のチームが上記の大会で「低学年の部3位」であったことをホームページにアップしていたことを受けて、「それなら、僕たちも…」という思いで、12月になってからですが、報告に来てくれたのです。私は、その報告を聞くまで準優勝という素晴らしい成績であったことを知りませんでした。 「すごいね。もちろんホームページに載せますよ。メンバーはここにいる子で全員?」と尋ねると、「他にもまだいます。」という返事だったので、「とりあえず賞状は預かるから、せっかくだから全員でおいでよ。」とその場は1回、戻りました。 その後、ホームページに掲載しても構わないかという了承とともに、全員がそろうことを待っていたところ、3月8日(金)に全員がそろって、記念撮影となったのです。 卒業まであとわずかというところで、間に合ってよかったです。 準優勝という輝かしい栄誉は、本校のホームページにもしっかり刻み込まれました。進学する中学校は必ずしもみんな一緒というわけではありませんが、みんなで力を合わせ勝ち取った素晴らしい思い出を忘れずに、それぞれ進む道でも力を発揮してほしいと思います。あらためて、おめでとうございます。今後も、皆さんのこと、応援しています! 【校長のつぶやき】英語が通じ合う喜び(令和6年3月9日・土)台湾との交流では、6年生の子たちがこれまで習ってきた英語とプレゼンテーションソフトの技術を駆使して、素晴らしい発表をしていました。 遠く離れた台湾の子たちとリアルタイムで交流ができるオンライン授業が自然に行われていることにも感動ものですが、相手のことを理解しようと集中して英語を聞こうとしたり、こちらのことを分かってもらおうと工夫を加えながら英語で話したり…という姿にも、感動しました。お互い、母国語は英語ではないので、英語を使いこなすというまでには至っていないかもしれません。すべての内容を理解できたかというと、きっとそうではないでしょう。でも、互いに理解し合うツール(道具)として、知っている英語を使おうとしている子供たちの姿に、けなげさを感じつつ、たくましささえも感じました。 日本のアニメを紹介しているグループがありましたが、質問タイムの中で、好きなアニメを台湾の子に尋ねると、日本のアニメが次から次へと挙がってきたことに、親しみを感じたり、改めて日本のアニメってすごいなと感じたりしたようです。 また、こちらのことを紹介するときに、ちょっとしたギャグのような要素を英語で入れてみて、あちらが笑ってくれた時には、通じたという実感が得られたようです。 このような瞬間が増えていくことで、さらに英語を使いこなせるようになりたいという意欲も高まっていくのではないでしょうか。素敵な機会をいただけたことに感謝です。6年生、素晴らしかったです。 【校長のつぶやき】学習参観・懇談会へのご出席、ありがとうございました(令和6年2月28日・水)学習参観では、子供たちの学びの成果や活躍ぶり、そして、この1年間の成長などもご覧いただけたのではないでしょうか。ご覧いただいた感想も含め、ぜひ、励ましの言葉、お褒めの言葉をお子さんにかけていただきたいと思います。 懇談会でも、担任から、学校での日ごろの様子について、話があったことと思います。教育相談と異なり、個々の様子についての話ではなく、全体的な傾向の話であったかと思いますが、そのような中でも、お子さんへの励ましのヒントとなるようなことをぜひ見つけていただき、「担任の先生がこういうことをほめていたよ。」などと話題にしていただければ幸いです。 修了式まで、残り1か月を切りました。今年度のまとめの月でもある3月を迎えようとしています。この1年間の成長が自覚できるよう、教職員も様々な教育活動や授業を考えています。ご家庭におかれましても、お子さんの頑張りを認めていただければ…と思います。どうぞよろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】6年生に教えてもらいました(令和6年2月20日・火)テーマは「国府津小学校の思い出」「国府津小のよいところ」「自分たちが生活している国府津地区のよいところ 問題点」「後輩のためにこれからも残してほしい学校や地域の取組」についての4つ。 まずは、「国府津小学校の思い出」です。 修学旅行を挙げている児童が2人。他に梅見ハイキング(2年生として1年生をリードした)、宿泊学習、運動会のダンス(自分たちで最初から振り付けを考えたこと)、こうづっ子フェスティバルなどが挙がりました。 続いて、「国府津小のよいところ」です。 挨拶が進んでできること、仲間と一緒に元気に遊んでいること。自然いっぱいの中庭やメダカがいる池。学年関係なく、たてわり班でみんなと遊べること。代表委員会で、仲間と協力して学校のルールをみんなで作るなど、自分たちの意見を取り入れてもらえるのがうれしい。1年生のときの「昔遊び」に地域の方が来校されて触れ合えること。 3点目は、「自分たちが生活している国府津地区のよいところ 問題点」です。 山や海など自然に囲まれているところ。笑顔で挨拶を返してくれること、西湘バイパスや国府津駅があって交通の便がいい。地域防災訓練を通して、児童にも防災意識が芽生えること。 一方、海や道路などにごみが落ちていることがある、スマホを見ながら自転車を運転している人がいる、天神祭でちょっとしたもめ事があったなどが課題として挙げられました。 最後に、「後輩のためにこれからも残してほしい学校や地域の取組」についてです。 今回のように、児童の意見を取り入れてくれる学校運営協議会。昔の伝統的な遊びに触れ合える機会。お祭り。交通安全教室や薬物乱用防止教室など、危険を知らせてくれる授業。たてわり班遊びやこうづっ子フェスティバル(全学年と絆を深めるため)。地域の方の挨拶があることで一日いい気持ちになれる。子供会。PTAの「ふれあい広場」を復活させてほしい。 今回の発表を聞いていて、「6年生ってそこまで考えているんだ」ということを知って、思わず感心しました。1年生から6年生までの異学年交流に価値を見いだしている子もいました。何か問題が生じたら、「自分たちの力で解決する」ということも学んだようです。短い時間でしたが、とても有意義な時間でした。 【校長のつぶやき】心温まるメッセージがいっぱい(令和6年2月17日・土)在校生の6年生に対する「感謝」の思い。お昼の放送で各学年から「6年生の素敵なところ」が発表されましたが、どの学年も6年生のことを「優しい」と言います。そして、金曜日に行われた「6年生を送る会」でも…。私も下級生の面倒見がよかった6年生の姿をよく見かけました。昨年度の6年生もそうでしたが、今年度の6年生もまたいろいろな個性をもっている下級生を見事にまとめ、いつも楽しませてくれた、頼りになる6年生と言えます。在校生は、そのような6年生に「感謝」の思いでいっぱいだったようです。そのような6年生に対して、在校生からは「自分たちもいつか今の6年生のようになりたい。」という憧れを感じられる言葉が聞かれました。在校生のみんなの思い、きっと6年生に伝わったと思います。 6年生からもまた在校生へメッセージが伝えられました。6年生からのメッセージを受けて、どのような小学校生活を送るか、在校生の皆さんもぜひ考えてみてください。 今回、「送る会」をはじめとした「ありがとう週間」などの企画・運営・準備に携わっていた5年生。その5年生の姿を見ていて、頼もしさを感じました。次の5年生になる4年生もまた、「ミニお別れ会」の遊びを提案するなど、頼もしさが感じられます。 今年もまた、国府津小の素敵な伝統のたすきが確実に引き継がれた気がします。6年生、本当にありがとうございました。あと1か月ちょっとの小学校生活、素敵な思い出として残るような過ごし方をしてほしいと思います。体育館の後ろに掲示された在校生からのメッセージ「仲間を信じて自分らしく道を切り開こう」の意味をかみしめながら、卒業後も充実した生活を送ってくれることを期待しています。 企画・運営・準備の中心となってがんばってくれた5年生…大成功でしたね。ありがとうございました。 【校長のつぶやき】昭和21年3月卒業生同窓会の皆様から…(令和6年2月15日・木)お言葉に甘えて、故障しがちであった冷蔵庫を新調できればと思い、お願いをしました。早速手配をしていただき、今週、その冷蔵庫が納品されました。当初は、職員室で使用するつもりでしたが、冷凍室の容量が思いのほか大きいので、実験で氷をたくさん使用する理科室用として使用させていただくことにしました。 さらに、いくらかまだ購入できるということでしたので、大谷翔平選手からのグローブに合わせ、キャッチボール用に柔らかいティーボール6個(半ダース)を頂くことにしました。 国府津小学校のために…といろいろとご配慮いただき、心より感謝申し上げます。いずれも大事に使わせていただきます。ありがとうございました。 卒業後も、ずっと集まれる仲間って素敵ですね。90歳になられてもつながっていられるなんて、憧れます。卒業後も、小学校のことを思い続けていただいていることに、学校を預かるものとしては感謝の思いでいっぱいです。在校生の皆さんも、そのように同級生や学校のことを思い続けてくれたら…などと思います。 【校長のつぶやき】見守りボランティアの方が、明日、テレビに…(令和6年2月14日・水)○2月15日(木) 15:40〜16:54 ○テレビ東京「よじごじDays」内 「小田井涼平が早春の小田原でご長寿さがしの旅」 小田原城の90歳ガイド&98歳の長寿も登場 国府津小学校の正門前の横断歩道で見守りをしてくださっている様子も映る予定です。(児童については、個人が特定されないように配慮されています。) 1年生の生活科の「昔遊び」の授業でもお世話になりました。 毎朝、子供たちに「おはよう」と元気にお声かけされている姿に、私も元気に声かけをしようと励まされます。児童の安全をいつも気にかけてくださり、感謝の思いでいっぱいです。 ご都合が付きましたら、ぜひご覧ください。 【校長のつぶやき】梅見ハイキングを通して、育つ力(令和6年2月10日・土)梅見ハイキングは、いろいろなことが楽しめたようです。でも、「楽しい」だけではありません。子供たちは、この梅見ハイキングを通して、いろいろなことを学んできています。 2年生は、1年生に楽しんでもらうためにいろいろな企画を事前にしてきました。自分だけでなく誰かに楽しんでもらうために企画をする…企画力とともに、相手の気持ちを想像する力も養われます。集団で生活する中で大事なことです。 1年生もまた、自分たちのために楽しい遊びを考えてくれた2年生の思いにこたえ、同級生(1年生)、上級生(2年生)とともに楽しい時間を過ごしました。楽しい遊びを考えてくれた2年生に対する感謝の気持ちや憧れの気持ちを抱いた子もいるでしょう。もしかすると、「自分だったらこういうことを考えるのに…」という思いを抱いた子もいるかもしれません。次年度、自分が企画する側になったときに生かされることでしょう。1年生は、12月、保育園の年長園児を招待し、一緒に秋遊びをする中で、すでに下級生を迎える上級生としての立場を経験しています。このような経験を積み重ねることで、相手の気持ちを考えたうえでのよりよい活動を企画する力が培われていくのでしょう。 その他、梅見ハイキングを通して、別所梅林という公共の場を利用する場合のルールやマナー、2月の梅という自然の様子や梅見という季節や地域の行事に触れるなど、生活科で育てたい力も身に付くと考えられます。2年生は、下級生のことを考えた活動を考え、実行できたことで、自分自身の成長に気付き、自信へとつながっているかもしれません。 ハイキングそのものは、体を鍛えることにもなります。 このように考えると、「梅見ハイキング」は、本校の教育目標である「(こ)向上心・(う)美しい心・(づ)強い心と体の育成」のための最適な活動ともいえるのではないでしょうか。 【校長のつぶやき】6年生、ありがとう(令和6年2月1日・木)就学児童保護者説明会を開催するにあたり、いすを設置するなどの準備があります。これまでの、そのような行事があるたびに、6年生の力を借りてきました。今年も、多くの6年生が活躍してくれました。就学児童は80人ほどですが、余裕を見て100席ほど用意をします。いすを並べたのちに、雑巾でいすを拭き、きれいに…。さらに、通学路方面別に座っていただくために、方面(コース)を表す色と同じ色の色画用紙を背もたれ部分に貼ってもらいました。「どこからどこまでが何色ですか?」「どこに貼ればいいですか?」…と積極的に取り組む6年生。ありがたいです。 会場設営を担当していた教務から「6年生にお願いするのは、おそらく今日が最後です。本当にありがとう。」とお礼の言葉が6年生に向けられました。大変な仕事も嫌がらずに、むしろ意欲的に取り組んでくれた6年生、私からも感謝の思いを伝えたいと思います。今日だけでなく、これまでも表舞台、裏の力仕事、いろいろな場所で助けてもらいました。本当にありがとうございました。 片付けは、参加していただいた保護者の皆様やPTA役員の皆様にお手伝いをいただきました。おかげさまで、片付けも速くできました。この場をお借りして感謝申し上げます。 【校長のつぶやき】急に寒くなりました…病欠の子も増えつつあります(令和6年1月26日・金)年明けは、発熱や体調不良などを理由にした病欠6名(内、出席停止2名)でスタートしましたが、今週は、全校で病欠30名弱(内、出席停止6〜7名)と増えてきました。 児童だけでなく、職員もまた入れ替わりで体調を崩し、休む者が続いています。 学級閉鎖の心配はまだありませんが、コロナ禍前ならば、これからの時期がインフルエンザなどの感染症が増える時期です。手洗い、うがい、規則的な生活、適度な運動や栄養バランスの良い食事で体力・抵抗力をつけるなど、お互い健康管理に気を付けていければ…と思います。 お休み中の子は、どうぞお大事にしてください。しっかり療養して、元気になって学校に戻ってきてくださいね。 【校長のつぶやき】5年生、「協力してやり遂げる姿」に頼もしさを感じました(令和6年1月25日・木)私も「実習の様子を見に行こう、あわよくば少し味見をさせてもらおう」と、今週の時間割をチェックしていたのですが、なかなか行けませんでした。今日の1・2校時目が3クラス目、「最後のチャンス!」と思い、行く気満々でした。すると、私の気持ちが届いたのか、朝1番に授業者の方から「今日、校長先生、1・2時間目、空いてますか?」とお誘いを受けました。「もちろん。最初から行くつもりでした。」と二つ返事で行かせてもらいました。 1校時目、少し遅れていくと、すでにお米は研ぎ終わっていて鍋の中に…。大根などを切っているところでした。 5年生がみんな笑顔で楽しそうに取り組んでいます。互いに教え合う姿も見られました。「もう少し小さく切った方がいいんじゃない?」「包丁で切るとき、野菜を押さえる側の指を切らないように押さえ方を考えて…。」「それが終わったら、次はこうだよ…」手際よく男女関係なく皆で協力しながら次から次へと進めています。 「校長先生の分は、僕たちが作るからね。」と、私の分もしっかり用意してくれていました。頂いたおにぎりは、しっかり握られていましたが、ほんわかして柔らかく、理想的な握り方です。塩味がきいていて、とてもおいしかったです。(お世辞ではなく!) どうやらお世話になった先生方に、いくつかおにぎりを作っているグループもあったようでした。 みそ汁は、すべてのグループを回り、少しずつ頂いて、味見をさせてもらいました。みその濃さは、グループによって微妙に違いましたが、どのグループもおいしかったです。大根やネギ、油揚げもいい感じでした。 調理中から試食まで、みんなずっと笑顔で楽しそう。片付けもできるところから進んで行っていました。 調理法の習得もばっちりでしたが、何より、クラスの雰囲気がとてもいい感じでした。みんなで協力する姿、教え合ったり、助け合ったりする姿、そして、最後までやり遂げる姿…きっと調理実習以外の場でも、そのような姿勢で力を発揮しているのだろうなと思っていました。 さすが、国府津小の次のリーダー…という思いを強くしたところです。 5年生、ありがとうね。これからもいろいろなところで仲間とともに力を発揮してくれることと期待しています。 【校長のつぶやき】グローブに込めた大谷選手の思いを受けて…(令和6年1月23日・火)子供たちも楽しみにしていた大谷選手からのグローブ。代表で誰が受け取るかを、5・6年生で決めてもらいましたが、最初に手にしたいという子も少なくなかったようです。特に6年生は、各クラスから候補者が1人ずつ最終的に残り、グルーブに対する思いを述べながら決めたそうです。6年生代表は、残念ながら代表になれなかった子の思いも含めながら、キャッチボール後の感想・言葉を述べていました。大谷選手の人柄・人間性にも触れていました。 1年生から6年生まで誰もが知っている大谷翔平選手。その大谷選手の思いは、子のグローブを手にすることで、野球に興味をもってほしい、野球をやってほしいというところにあるようです。子供たちもその思いをしっかり受け止めていました。 先週、小田原市の小学校長会があり、大谷選手からのグローブの取り扱いについて、情報交換をしました。学校によって様々でしたが、多くの学校が単に展示だけで終わることなく、なるべく子供たちに使わせたいという思いをもっていました。 国府津小では、まず6年生から順番に全クラスに回し、たくさん見て、たくさん触ってもらうようにします。その後、体育の授業か、休み時間かは未定ですが、とにかくキャッチボールができるようにしてほしいと考えています。詳細は、本校の体育部の教職員に考えてもらうようお願いしています。さらに、休み時間に使う場合は、他の遊びをしている児童の安全性も考えながら、そして、子供同士の争いごとが起きないようなルール作りを運動委員会を中心に考えてもらうことになりそうです。使用するボールについては、軟球ではなく、軟球と同じような大きさ・形態のゴム製のやや柔らかいボールを使用するようになる方向で検討しています。(今日のステージ上のキャッチボールも、そのボールで行いました。) 使用しない間は、職員玄関を入ってすぐのところにショーケースを置き、その中に展示をします。(ショーケースは、校務用員さんが、コロナ禍の時に使用していたアクリル板の余りを再利用して製作してくださいました。) できるだけ、使ってもらえることを願っています。 大谷選手の思いを受けて「野球しようぜ!」。(学校では、なかなか野球はできませんが、せめてキャッチボールから…) 【校長のつぶやき】次のリーダー(令和6年1月18日・木)今回の提案を作成したのは5年生です。5年生以下の児童は、その提案について各学級で話し合いをし、各学級の代表者は話し合いの内容を受けて、代表委員会に参加します。どのような話し合いがなされていたかを事前に把握し、各学級で話し合われた内容をどのように展開していくかを考えながら、事前に進行の仕方を練習しています。もちろん、実際の代表委員会では、その場で考えたことも新たに発言されますから、練習どおりにいくとは限りません。臨機応変に展開していく力も求められます。 担当の話では、練習の成果もあって、各学年からの意見も受けながらもスムーズに代表委員会は進行したそうです。そして、自分たちが考えた提案(原案)のほとんどを受け入れてもらえたことにも、自信をもったようです。 代表委員会は、リーダーへの道の第1歩。毎年この時期、6年生の卒業前にリーダー役が5年生へと引き継がれていきます。代表委員会の後、さらにリーダーとして活躍する場面が増えていくことでしょう。代表委員会での活躍ぶりを聞いていると、6年生も安心してリーダーの引き継ぎを見届けることができそうです。 5年生、応援していますよ!この後もよろしくお願いします。 【校長のつぶやき】能登半島地震募金(令和6年1月17日・水)そんな中、昨日の朝委員会の時間に、6年生の児童会事務局での話し合い(5年生は「6年生を送る週間」に関する代表委員会の準備でした。)で、能登半島地震募金をしたいという話になったそうです。例年、この時期、児童会事務局では、ユニセフ募金を行っているのですが、今回は、子供たちの思いからユニセフ募金に加え能登半島地震募金も…ということになったそうです。日時等は次のとおりです。 ・日時…1月30日(火)・31日(水) 8:00〜8:10 ・場所…東西の各昇降口 子供たちの思いをくんでいただき、ご協力をお願いいたします。 折しも、今日:1月17日は阪神淡路大震災から29年目の日。冬の震災は寒さとの戦いでもあります。避難所やボランティア活動の在り方についても、この阪神淡路大震災から大きく見直されました。本日、午後から小田原市小学校長会定例会が開催されましたが、そこでも校長会長の挨拶の中で、能登半島地震を踏まえ、避難所(多くの学校が避難所になります。)の運営について、市とともに再確認していくことが大事ではないかという話がありました。津波に関するハザードマップも市から出ていますが、海を抱える国府津学区としては、ハザードマップの想定を超えた(いわゆる「想定外」の)被害状況も考えなければいけないのでは…という気もしています。 放課後や休日、外出先で過ごしていた時に大地震に見舞われたり、津波警報が出たりしたときには、どこに行けば(避難すれば)よいのか(場所によっては帰宅しない方がよい所もあるかと思います。)、ご家庭でもご確認いただければ幸いです。 【校長のつぶやき】味覚を使う授業って、やっぱり楽しい!(令和5年1月15日・月)今日、校内を回っていた時に、家庭科室でにぎやかな歓声が聞こえたので立ち寄ってみると、5年生が出汁入りと出汁なしの味噌汁を味見して、その違いを確かめていました。「校長先生も、飲んでみてくださいよ。」という5年生の声に誘われ、私も味見。授業者から紙コップに注がれた味噌汁を片手に、5年生が「乾杯!」の発声。いいノリですね!私が家庭科室に行ったときは、すでに出汁なしを飲んでいたようで、出汁入りが注がれているときでした。味見をしてみると、ちょっとの量でもそのおいしさを感じます。授業者にお願いして、私も出汁なしを注いでもらい、そちらも味見してみると、その違いは明白でした。 びっくりしたのは、子供たちは、味の違いだけでなく見た目や香りの違いもチェックし、ワークシートに記録しています。味覚だけでなく、視覚や嗅覚もフル活動。私はついつい味覚だけにつられがちなので、子供たちがしっかりと押さえるべきことを押さえているので、感心しました。味覚をはじめとした諸感覚を使って、子供たちは出汁の良さを実感したようです。このような授業は、きっと思い出として記憶に残ることでしょう。出汁は、和食文化の基本・原点ですからね。 来週は、味噌汁作りに挑戦するそうです。いい出汁を取って、おいしいみそ汁を作ってください。来週も校内を回っていて調理実習の場に出会えるかなぁ。 |
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