【校長のつぶやき】急に寒くなりました…病欠の子も増えつつあります(令和6年1月26日・金)

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 国府津小学校から見える富士山も、雪でだいぶ白くなりました。比較的暖かい1月でしたが、ここにきて、急に温度が下がり平年並みの気温に…。

 年明けは、発熱や体調不良などを理由にした病欠6名(内、出席停止2名)でスタートしましたが、今週は、全校で病欠30名弱(内、出席停止6〜7名)と増えてきました。
 児童だけでなく、職員もまた入れ替わりで体調を崩し、休む者が続いています。
 学級閉鎖の心配はまだありませんが、コロナ禍前ならば、これからの時期がインフルエンザなどの感染症が増える時期です。手洗い、うがい、規則的な生活、適度な運動や栄養バランスの良い食事で体力・抵抗力をつけるなど、お互い健康管理に気を付けていければ…と思います。
 お休み中の子は、どうぞお大事にしてください。しっかり療養して、元気になって学校に戻ってきてくださいね。

【校長のつぶやき】5年生、「協力してやり遂げる姿」に頼もしさを感じました(令和6年1月25日・木)

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 先週、5年生が、みそ汁の出汁「あり」、出汁「なし」の比較をしていたという話をしましたが、今週はいよいよ調理実習ということで、5年生は大はりきり。
 私も「実習の様子を見に行こう、あわよくば少し味見をさせてもらおう」と、今週の時間割をチェックしていたのですが、なかなか行けませんでした。今日の1・2校時目が3クラス目、「最後のチャンス!」と思い、行く気満々でした。すると、私の気持ちが届いたのか、朝1番に授業者の方から「今日、校長先生、1・2時間目、空いてますか?」とお誘いを受けました。「もちろん。最初から行くつもりでした。」と二つ返事で行かせてもらいました。

 1校時目、少し遅れていくと、すでにお米は研ぎ終わっていて鍋の中に…。大根などを切っているところでした。
 5年生がみんな笑顔で楽しそうに取り組んでいます。互いに教え合う姿も見られました。「もう少し小さく切った方がいいんじゃない?」「包丁で切るとき、野菜を押さえる側の指を切らないように押さえ方を考えて…。」「それが終わったら、次はこうだよ…」手際よく男女関係なく皆で協力しながら次から次へと進めています。
 「校長先生の分は、僕たちが作るからね。」と、私の分もしっかり用意してくれていました。頂いたおにぎりは、しっかり握られていましたが、ほんわかして柔らかく、理想的な握り方です。塩味がきいていて、とてもおいしかったです。(お世辞ではなく!)
 どうやらお世話になった先生方に、いくつかおにぎりを作っているグループもあったようでした。
 みそ汁は、すべてのグループを回り、少しずつ頂いて、味見をさせてもらいました。みその濃さは、グループによって微妙に違いましたが、どのグループもおいしかったです。大根やネギ、油揚げもいい感じでした。

 調理中から試食まで、みんなずっと笑顔で楽しそう。片付けもできるところから進んで行っていました。
 調理法の習得もばっちりでしたが、何より、クラスの雰囲気がとてもいい感じでした。みんなで協力する姿、教え合ったり、助け合ったりする姿、そして、最後までやり遂げる姿…きっと調理実習以外の場でも、そのような姿勢で力を発揮しているのだろうなと思っていました。
 さすが、国府津小の次のリーダー…という思いを強くしたところです。
 5年生、ありがとうね。これからもいろいろなところで仲間とともに力を発揮してくれることと期待しています。

【校長のつぶやき】グローブに込めた大谷選手の思いを受けて…(令和6年1月23日・火)

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 年末から「学校に届きました」などと、報道が続いていた大谷翔平選手からの贈り物。ついに国府津小学校にも届きました。今日の朝の時間は、もともと給食週間に合わせて給食集会が開けるように空けてあったのですが、今年度は集会を開かないということなので、臨時朝会を設定し、お披露目式としました。
 子供たちも楽しみにしていた大谷選手からのグローブ。代表で誰が受け取るかを、5・6年生で決めてもらいましたが、最初に手にしたいという子も少なくなかったようです。特に6年生は、各クラスから候補者が1人ずつ最終的に残り、グルーブに対する思いを述べながら決めたそうです。6年生代表は、残念ながら代表になれなかった子の思いも含めながら、キャッチボール後の感想・言葉を述べていました。大谷選手の人柄・人間性にも触れていました。
 1年生から6年生まで誰もが知っている大谷翔平選手。その大谷選手の思いは、子のグローブを手にすることで、野球に興味をもってほしい、野球をやってほしいというところにあるようです。子供たちもその思いをしっかり受け止めていました。

 先週、小田原市の小学校長会があり、大谷選手からのグローブの取り扱いについて、情報交換をしました。学校によって様々でしたが、多くの学校が単に展示だけで終わることなく、なるべく子供たちに使わせたいという思いをもっていました。
 国府津小では、まず6年生から順番に全クラスに回し、たくさん見て、たくさん触ってもらうようにします。その後、体育の授業か、休み時間かは未定ですが、とにかくキャッチボールができるようにしてほしいと考えています。詳細は、本校の体育部の教職員に考えてもらうようお願いしています。さらに、休み時間に使う場合は、他の遊びをしている児童の安全性も考えながら、そして、子供同士の争いごとが起きないようなルール作りを運動委員会を中心に考えてもらうことになりそうです。使用するボールについては、軟球ではなく、軟球と同じような大きさ・形態のゴム製のやや柔らかいボールを使用するようになる方向で検討しています。(今日のステージ上のキャッチボールも、そのボールで行いました。)

 使用しない間は、職員玄関を入ってすぐのところにショーケースを置き、その中に展示をします。(ショーケースは、校務用員さんが、コロナ禍の時に使用していたアクリル板の余りを再利用して製作してくださいました。)

 できるだけ、使ってもらえることを願っています。
 大谷選手の思いを受けて「野球しようぜ!」。(学校では、なかなか野球はできませんが、せめてキャッチボールから…)

【校長のつぶやき】次のリーダー(令和6年1月18日・木)

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 代表委員会で5年生がリーダーデビューをしました。昨日だけでは話し合いが終わらず、本日も引き続き開催。実は、昨日、今日と2日間とも午後から出張が入っていたため、代表委員会の様子を見ることができませんでした。そこで、担当から、どんな様子だったかを聞きました。
 今回の提案を作成したのは5年生です。5年生以下の児童は、その提案について各学級で話し合いをし、各学級の代表者は話し合いの内容を受けて、代表委員会に参加します。どのような話し合いがなされていたかを事前に把握し、各学級で話し合われた内容をどのように展開していくかを考えながら、事前に進行の仕方を練習しています。もちろん、実際の代表委員会では、その場で考えたことも新たに発言されますから、練習どおりにいくとは限りません。臨機応変に展開していく力も求められます。
 担当の話では、練習の成果もあって、各学年からの意見も受けながらもスムーズに代表委員会は進行したそうです。そして、自分たちが考えた提案(原案)のほとんどを受け入れてもらえたことにも、自信をもったようです。

 代表委員会は、リーダーへの道の第1歩。毎年この時期、6年生の卒業前にリーダー役が5年生へと引き継がれていきます。代表委員会の後、さらにリーダーとして活躍する場面が増えていくことでしょう。代表委員会での活躍ぶりを聞いていると、6年生も安心してリーダーの引き継ぎを見届けることができそうです。
 5年生、応援していますよ!この後もよろしくお願いします。

【校長のつぶやき】能登半島地震募金(令和6年1月17日・水)

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 能登半島地震から2週間以上がたちました。断水や停電は現在もあちらこちらであり、避難者は17,000人を超え、住宅被害も20,000棟を超えているそうです。報道の映像等では建築物や道路などの悲惨な状態が映し出されます。さらに、北陸地方は雪も降り、気候的にも厳しい環境にあります。

 そんな中、昨日の朝委員会の時間に、6年生の児童会事務局での話し合い(5年生は「6年生を送る週間」に関する代表委員会の準備でした。)で、能登半島地震募金をしたいという話になったそうです。例年、この時期、児童会事務局では、ユニセフ募金を行っているのですが、今回は、子供たちの思いからユニセフ募金に加え能登半島地震募金も…ということになったそうです。日時等は次のとおりです。
・日時…1月30日(火)・31日(水)
     8:00〜8:10
・場所…東西の各昇降口
 子供たちの思いをくんでいただき、ご協力をお願いいたします。

 折しも、今日:1月17日は阪神淡路大震災から29年目の日。冬の震災は寒さとの戦いでもあります。避難所やボランティア活動の在り方についても、この阪神淡路大震災から大きく見直されました。本日、午後から小田原市小学校長会定例会が開催されましたが、そこでも校長会長の挨拶の中で、能登半島地震を踏まえ、避難所(多くの学校が避難所になります。)の運営について、市とともに再確認していくことが大事ではないかという話がありました。津波に関するハザードマップも市から出ていますが、海を抱える国府津学区としては、ハザードマップの想定を超えた(いわゆる「想定外」の)被害状況も考えなければいけないのでは…という気もしています。
 放課後や休日、外出先で過ごしていた時に大地震に見舞われたり、津波警報が出たりしたときには、どこに行けば(避難すれば)よいのか(場所によっては帰宅しない方がよい所もあるかと思います。)、ご家庭でもご確認いただければ幸いです。

【校長のつぶやき】味覚を使う授業って、やっぱり楽しい!(令和5年1月15日・月)

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 視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚…諸感覚を使う授業は、いろいろありますが、昔から子供たちが楽しみに感じているのは味覚を使う授業。特に、生活科や家庭科は、自分たちで調理をして試食するという授業がしばしばあるので、人気の教科でもあります。しかし、ここ3年ばかりコロナ禍の影響で、そのような機会もだいぶ制限されていました。味覚を使う授業も昨年度から少しずつ復活しつつあります。

 今日、校内を回っていた時に、家庭科室でにぎやかな歓声が聞こえたので立ち寄ってみると、5年生が出汁入りと出汁なしの味噌汁を味見して、その違いを確かめていました。「校長先生も、飲んでみてくださいよ。」という5年生の声に誘われ、私も味見。授業者から紙コップに注がれた味噌汁を片手に、5年生が「乾杯!」の発声。いいノリですね!私が家庭科室に行ったときは、すでに出汁なしを飲んでいたようで、出汁入りが注がれているときでした。味見をしてみると、ちょっとの量でもそのおいしさを感じます。授業者にお願いして、私も出汁なしを注いでもらい、そちらも味見してみると、その違いは明白でした。
 びっくりしたのは、子供たちは、味の違いだけでなく見た目や香りの違いもチェックし、ワークシートに記録しています。味覚だけでなく、視覚や嗅覚もフル活動。私はついつい味覚だけにつられがちなので、子供たちがしっかりと押さえるべきことを押さえているので、感心しました。味覚をはじめとした諸感覚を使って、子供たちは出汁の良さを実感したようです。このような授業は、きっと思い出として記憶に残ることでしょう。出汁は、和食文化の基本・原点ですからね。
 来週は、味噌汁作りに挑戦するそうです。いい出汁を取って、おいしいみそ汁を作ってください。来週も校内を回っていて調理実習の場に出会えるかなぁ。

【校長のつぶやき】地域で育つ児童、地域に貢献できる児童(令和6年1月11日・木)

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 昨日の5校時目に地域防災訓練がありました。国府津小学校が避難所になったとき、避難所ではどのような仕事があるのかを知り、自分たちでもお手伝いができるようになることをねらいとして、5・6年生を対象に地域の方のご協力のもと行っています。コロナ禍前も行っていましたが、コロナ禍ということで3年間は実施を見送り、4年ぶりの実施となります。
 実は昨日、私は午後から出張が入っていたので、その様子を見ることはできませんでした。そこで、教頭に写真を撮ってもらい、どんな様子だったのかをその写真からうかがうことにしました。小田原市の「いっせい防災訓練」でも体験できないことも、内容には含まれていました。
 真剣な表情で説明を聞いている児童、防災関係器具を笑顔で扱っている児童…児童の表情からは、楽しみながらも真剣に取り組んでいる様子が感じられます。自治会長さんや防災リーダーの方などの地域の方に教えていただき、「こんな防災器具があるんだ。」「こんなふうに使うんだ。」と初めて知ったこと、初めて体験したこともあったことでしょう。自分たちにもできることがあるんだということを知るとともに、自信も得られたかもしれません。地域の方々にも、小学校の高学年児童の頼もしさを知っていただくいい機会になったのではないでしょうか。
 能登半島地震の直後だけに、大人も児童も互いに切実感をもって臨んでいたことと思います。南関東にも大きな地震がいつ起きるかわからない、今すぐ起きても不思議ではないといわれています。参加した児童には、いざというときの心構えもできているのでは…と期待しています。

 このように5・6年生と地域の方が一緒になって避難時の訓練を行っている学校は少ないと思います。国府津ならでは…ではないでしょうか。地域で育つ児童、地域に貢献できる児童。コロナ禍のために3年間実施できなかったのは残念ですが、国府津の子たちは、地域の方に育てられ、いざというときは地域のために…という意識も育っていることでしょう。ありがたいことです。
 久しぶりの実施ということで、担当職員も戸惑うことが多々あったようですが、自治会長さんとの打ち合わせで、細かなところまで丁寧な実施計画案を作ることができました。担当職員、お疲れさまでした。
 そして、何よりもご協力いただいた地域の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

【校長のつぶやき】2024(令和6)年、スタート(令和6年1月5日・金)

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 2024(令和6)年が始まりました。元日から、能登半島では大きな地震が起き、津波も発生、翌2日には羽田空港でその能登へ支援物資を送ろうとしていた海上保安庁機と日本航空機が衝突するという悲しい出来事が続いてしまいました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方にお見舞いを申し上げます。

 仕事始めは昨日:4日(木)ですが、昨日は学校閉庁日だったため、学校の仕事始めは本日:5日(金)となります。本校では、多くの職員が出勤し、来週からの準備を始めていました。新年を迎え、進級までの残り3か月間をどのように過ごすか、それぞれいろいろな思いをもっていることでしょう。

 私が毎月購読している教育雑誌の1月号の特集の1つに「『子どもの声』で学校をつくる!」という記事がありました。子どもの声や思いを聴く、子どもが意見を言える・参画できるような学校にする…など、いろいろな意味が込められています。今年度(令和5年度)の本校の重点に「子どもの主体性を重視する」ということをグランドデザインに位置付けて、職員とともに実践に移してきました。
 運動会や遠足・宿泊学習などの行事、国府津っ子フェスティバル・たてわり班遊びなどの児童会活動などで、子どもたちは、自分たちの思いで動き出し、自分たちで考え、判断し、実践するという活動に取り組み、着実に力を付けつつあります。学級の仲間が楽しめるような活動を自分たちで企画・運営している学級も増えてきました。総合的な学習の時間でも、自分たちの学びを地域社会に何らかの形で生かしていこうとする姿が見られる学年もありました。普段の授業でも、毎時間の学習のめあてを子どもたちとともに考え、決めていくという試みがなされています。ペアやグループ等で学び合い、教え合いをしている姿も、授業者に「やらされている」から、自分たちで「やりたい」に変化しつつある学級も見られます。
 確かにそのような学級・児童の姿も多く見られるようになってきましたが、まだまだ担任や授業者の指示や思いを受けて動いてる姿も見られるかなというのが、私個人の感覚・感想です。グランドデザインでは「主体的に取り組みたくなるような学習問題・学習活動」を設定することを職員で共通理解したい事柄として掲げています。学習のめあては形式上、子どもたちの声を聴きながら決めていますが、本当に子どもたちが「取り組んでみたい、解決したい、学びたい」と思えるような動機付けがなされているのか、学び合いや教え合いも「友達とともにみんなが分かるようになりたい、互いの考えを聴いて追究したい」と思いながらなされているのか、職員には今一度自身の実践を振り返ってほしいと思っています。
 11月に参観したある学級の授業では、子どもたちが「取り組んでみたい、解決したい、学びたい」という意欲をもって、「友達とともにみんなが分かるようになりたい、互いの考えを聴いて追究したい」という姿勢で学び合っていました。あまりのすばらしさに、「どうしたら、そのような学級に育つの?」と思わず担任に尋ねたほどです。
 2024(令和6)年、そのような学級や学びの姿がますます増えていくことを願っています。
 本年もよろしくお願いいたします。

 写真は、酒匂海岸から見た「初日の出」と、元日に国府津小学校の3階の渡り廊下から見た「富士山」です。「初日の出」も「富士山」も、本校の教育目標「向上心」「美しい心」「強い心と体」をイメージしているように感じませんか?
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