【校長のつぶやき】職員のボランティア精神に感謝(令和4年10月11日・火)

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 朝7時30分、私が学校に着くと、何人かの職員が校庭でラインを引いていました。週末から連休にかけて、雨で消えてしまったラインを引き直していたのです。私が着いたときには、ほぼ完成に近い状態だったので、朝早くから取り組んでいたのでしょう。

 コロナ禍の現在、児童の健康チェックなどの時間を確保するため、私たち職員の勤務時間は8時〜16時30分に設定しています。今日はB日課。健康チェックをして児童を教室に迎えた後、放送朝会。8時30分には、1校時が始まります。今週末には運動会本番を控え、本番と同じグラウンド環境で練習をしたいところです。勤務時間より前にラインを引き終わっていなければ、そのような環境で練習することはできなかったことでしょう。

 職員の自主的な準備行動に感謝です。職員にも様々な家庭事情等があるため、誰もが朝早く来られるわけではありません。できる人が、できる時間、できるところで、やれることをやる。自分のためだけでなく、児童のために、仲間のために…。そのような思いが集まって、本校の教育活動は成り立っています。

 朝からそのような思いをもった職員の姿を見て、気持ちよく後期を迎えました。

【校長のつぶやき】小中連携推進(令和4年10月8日・土)

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 昨日:7日(金)の15時より、国府津中学校にて「小中連携推進委員会」を開きました。出席者は、国府津小・国府津中の校長・教頭・教務の6名です。
 小田原市内には、小学校が25校、中学校が11校ありますが、小学校区と中学校区が1校ずつ(1小1中)で重なるのは国府津のみです。他の中学校区は、複数の小学校区から成ります。そのような状況から、最も連携をしやすい学区と言えるでしょう。

 小中連携の目的は次のように考えられています。
 「小学校から中学校への進学において、新しい環境での学習や生活へ移行する段階で、不登校等の生徒指導上の諸問題につながっていく事態等(いわゆる中1ギャップ)を減らすために、小学校から中学校への接続を円滑化する。」「児童生徒が多様な教職員、児童生徒と関わる機会を増やすことで、小学生の中学校進学に対する不安感を軽減することができる。」「小・中学校教職員間の違いを教職員同士が認めた上で互いに学び合い、義務教育9年間で児童生徒を育てる発想をもてるようになる。」「小・中学校教職員が義務教育9年間の教育活動を理解した上で、全体の教育活動において自分の果たすべき役割をしっかりと認識することで、9年間の系統性を確保し、義務教育の目的、目標に掲げる資質、能力、態度等をよりよく養えることができる。」など…(文部科学省の資料より)

 今年度は、10月27日(木)に国府津中学校へ国府津小学校の教員が訪問し、中学校の授業を参観、その後、情報交換会を行うことになりました。その情報交換会で、「どのような連携が考えられるか」を検討する予定です。
 国府津っ子のよりよい成長のため、国府津小・中の教職員が手を取り合いながら、小中の連携を推進していきたいと考えています。

【校長のつぶやき】前期終了!(令和4年10月7日・金)

 今日で、前期が終わります。前期終業式ともいえる放送朝会で、通知表「のびゆく子」のことに触れました。

 ◎○△の数を気にしている子もいるでしょうが、まずは、自分のどういうところができていて、どういうところをもう少しがんばったらいいのかを確認してほしいということを話しました。○ならば、その学年で身に付けてほしいことができているということだから、自信をもってほしい。◎は、本当にすごいことでなかなか取れるものでないのだから、もっと自信をもっていい。残念ながら△になってしまったところは、「どうせ自分なんかできないから。」などとあきらめることなく、どうしたら△から○になるのか、その項目に合わせてめあてを立て、そのためにどのようなことをすればいいのかを計画・手立てを考えることが大切だということを話しました。

 ここで、「校長先生の秘密」ということで、昨日、あらためて確認した私の小学校時代の成績の一部を皆さんに教えました。今まで誰にも言っていないことを国府津小の皆さんに特別に披露。ちょっと恥ずかしいので、ここでは詳細に触れませんが、気になる方はお子さんに聞いてみてください。私の話をきちんと聞いていれば、分かっているかと思います。
 そういう成績をとっていても、努力次第で成績は上がります。6年生の時まで上がらなくても、中学校で上がることもあります。小学校のときにそういう成績をとっていても、私みたいに学校の先生になることもあり得ます。大事なのは、国府津小の目標の一つでもある「向上心」をもって取り組むこと。そんな話をしました。
 何人かの職員から「校長先生、その話、本当ですか?」「信じられない」といった感じで尋ねられましたが、本当です。厳密にいうと、当時は「△」ではなく、「×」とつきましたが…。(私の出身地、藤沢だけかもしれません。)
 国府津っ子、向上心をもってがんばれ!応援しています。
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【校長のつぶやき】懇談会、ありがとうございました(令和4年10月5日・水)

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 本日は懇談会にご出席いただきありがとうございました。
私は、午後から出張のため、懇談会の様子を拝見することはできませんでしたが、担任から前期の児童や学級の様子、そして、通知表「のびゆく子」について、話があったことと思います。
 明後日には、通知表が手渡されます。担任からも話があったかと思いますが、通知表は、励ましの材料としてご活用ください。◎や○、△の数だけで一喜一憂するのではなく、まずは○(または◎)の部分を認めてあげてください。○(または◎)は「評価がよいところ、(場合によっては昨年度よりアップしたところ)であり、子どもが頑張ったところでもありますから、よいところ、伸びたところとして、具体的な言葉でその努力を認めてあげてほしいと思います。子どもに自信と意欲が出てきます。
 △があったり、昨年度より下がってしまったりとしても、否定的な言葉を使わないよう気を付けていただきたいと思います。たとえ関心がないように見えても、評価が低いことに一番ショックを受けているのは子ども自身です。そこに「よくないね」「もっとできなかったの」など追い打ちをかけると、子どもの自己否定感を強め、やる気を奪ってしまいます。また、努力がすぐには評価に結びつかないこともありますが、そういった時に子どもを叱ってしまうと「自分はやってもダメなんだ」と思い込み、無気力になりかねません。△など評価が低い点は、まだまだ変わっていけるところ、成長の伸びしろととらえること。どうして評価が低いのか、どうやってよくしていこうかをぜひ一緒に考えていただきたいと思います。
 どうやってよくしていけばよいのか、悩まれる場合は、ぜひ担任にご相談ください。学習の仕方を助言することも教員の仕事ですから…。

【校長のつぶやき】パワーアップ研修…『主体的で対話的な深い学び』をめざして(令和4年10月3日・月)

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 運動会に向けて、全学年、練習が盛り上がっている中、4年生のある学級が小田原市のパワーアップ研修の一環として研究授業を行いました。教科は国語。おそらく誰もが1回は読んだことがあるのではないかと思われるほど有名な「ごんぎつね」の学習です。市教委の研修相談員さんに授業を参観していただき、授業後、指導助言をいただきます。
 兵十のうなぎを盗んだ「ごん」が、兵十のおっかあが死んだことを知って、うなぎを盗んだことを後悔し、償いを始めるという場面の学習でした。この時の「ごん」の気持ちを考えるというのが本時のめあてです。
 「○ページの○行目を見てください。ここに、〜と書いてあるから、〜だと思います。」と叙述をもとに、自分の考えを発表していきます。発表の前に、自分の考えをノートに書く時間が設けられ、自分の考えを明確にした上で発表に臨みました。ノートに書いていることを見させてもらいましたが、自分の考えがよく書けています。友達の発言に対する反応も「なるほど。」「そうか。」「もう少し詳しく言ってくれたら、言いたいことが分かるかも…」などと、よく聴いていることが分かる反応をしていました。
 個人的に気になったこととして、自ら挙手をして発言をしようとする子は、半数弱ほどだったこと。全員が挙手をすることが理想かもしれませんが、そこまでは求めないにしても、正直なところ、少し物足りなさを感じました。もう少し、勢いというか、前のめりになって発言しようとしたり、友達の意見に対して「つぶやき」でもいいので反応したりするような姿勢が見られてもいいかなという気がします。以前、このクラスの授業を見たときは、そのような雰囲気がありました。(運動会の練習続きで疲れているのか、午後の授業なので疲れているのか…?)
 主体的に学びに向かわせることの難しさが、授業にはあります。若手の授業であっても、ベテランの授業であっても、その難しさは常に付きまといます。どうすれば、多くの児童を主体的に学びに向かわせることができるのか、授業をする者にとって永遠の課題です。研修をきっかけに、さらにパワーアップをしてほしいと思っています。

【校長のつぶやき】全校一斉に端末を活用しての宿題(令和4年9月30日・金)

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 先週は、端末の接続確認にご協力いただき、ありがとうございました。
 本日、全校一斉に端末を活用しての宿題を出すことになりました。Chromebookが必要なお子さんは持ち帰っていることと思います。宿題の内容は、学年によって異なりますが、ミライシード(ドリルパーク)を利用しての宿題が多いのではないでしょうか。すでに学校でも扱っているので、慣れている子も多いことと思います。
 今週初めに、職員内で端末の家庭学習での活用について、検討をしました。今週は金曜日に持ち帰りましたが、金曜に持ち帰り、月曜日に持ってくるとなると、ただでさえ荷物が多いのに負担になるのではないかという意見もあり、来週以降は、各学年の実態に応じて、持ち帰る日を設定することになりました。宿題の内容も、学年によってですが、週に1回程度を目安に端末を使った家庭学習ができる日をできるようにしていこうということになりました。
 今後、見直すこともあるかもしれませんが、まずは慣れることを意識して、端末の活用を図っていきたいと考えています。ご協力よろしくお願いいたします。

【校長のつぶやき】ねんりんピックを応援しています!(令和4年9月28日・水)

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 今年の11月12日(土)〜15日(火)、神奈川県で「ねんりんピック」(全国健康福祉祭)が開かれます。60歳以上の方々を中心として、あらゆる世代の人たちが楽しみ、交流を深めることができる健康と福祉の祭典です。小田原市では、ソフトテニス(小田原テニスガーデン・南足柄市運動公園テニスコート)とソフトボール(酒匂川スポーツ広場・県立西湘スポーツセンター)の大会が実施されます。
 各会場に設置する「応援のぼり旗」の作成依頼が、市内の小学校にありました。のぼり旗に応援メッセージやイラスト等を描きます。強制ではなく、もしご協力いただけるならばというものです。本校では、5・6年生が協力したいということで受けることになりました。
 応援するチームの指定があり、本校は6枚が割り当てられ、5・6年生各クラス1枚ずつ、有志の児童たちで作成しました。今週の初めに全クラス分、完成。応援する県のゆるキャラなどを調べて、旗に描いているクラスもありました。皆さんの気持ちが選手の皆さんに届くといいですね。

【校長のつぶやき】家庭学習いろいろ(令和4年9月27日・火)

 6年生のあるクラスの担任が本日不在だったので、少し入らせてもらいました。
 国語のテストをしている間、教卓の上に乗っている家庭学習ノートを拝見。漢字練習や計算練習などに取り組んでいる子もいますが、自主学習の一環として、いろいろなことを調べて、ノートにまとめている子がたくさんいました。まさに多種多彩。面白くて、思わずのめり込みました。

 いくつか紹介したいと思います。

・「空はどうして青いのだろうか。」…科学的に調べています。
・「花札の種類と遊び方」「トランプの歴史」
・「打ち上げ花火の仕組み」
・「SDGsの目標について」
・「生物同士の関わり」
・「なんて読む?読めたらすごい漢字」
・「画数が多い漢字ランキング」
・「生物の体が必要とする水」

 …といった感じです。いやぁ、「実に面白い!」(福山雅治の「ガリレオ」風に)
 正直なところ、初めて知ったことばかりでした。6年生の知的好奇心に敬服です。

 5校時目にみんなが外で体育をしている間に、家庭学習カードにコメントを入れさせてもらいました。こんな家庭学習に毎日出会える担任がうらやましいです。
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【校長のつぶやき】運動会の練習、本格的に…(令和4年9月26日・月)

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 シルバーウィークも終わり、運動会まであと3週間。
 各学年、運動会の練習も徐々に本格的になってきました。やはり、最も時間がかかるのは「表現」の練習です。低・中・高学年と2学年ずつで取り組みます。
 今日は、5・6年生は各学年ごとに練習をしていました。そのうち、2学年そろえることになるのでしょう。3・4年生は合同で練習をしていました。体育館のステージ上の教員の振り付けを見ながら、一生懸命覚えようとしている姿が健気(けなげ)です。

 応援団の取組もいよいよ昼休みから始まりました。応援グッズの確認をしたようです。3色ともペットボトルの用意でしょうか…?コロナ対策を意識した応援になるとのことでした。後ほど、連絡があるかと思います。

 9月は終わろうとしていますが、まだ暑い日が続きます。「くれぐれも熱中症には気を付けて」と、放課後の打ち合わせで全職員に伝えました。体育の時間が多くなりがちですが、無理のない中で練習を重ね、楽しく運動会を迎えることができれば…と願っています。

【校長のつぶやき】接続確認のご協力、ありがとうございます(令和4年9月24日・土)

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 この週末、各ご家庭に、端末のログイン確認作業をお願いしています。学校から端末(Chromebook)を持ち帰っている子、ご自宅の端末を使用される子と、ご家庭の状況によって様々かと思いますが、皆様、ログインは順調にできたでしょうか。もし、支障がございましたら、週明けにでも学校へご連絡をいただきますようお願いいたします。
 端末の持ち帰りを含め、どのようなときにご家庭で端末を利用していただくかということについては、校内で今後検討してまいります。すでに、学校は欠席しながらも授業を受けられる状況であるということで、ご家庭の端末を使って、学校の授業をリモートで受けている児童もいます。学級閉鎖や休校等の措置を取ったときにも、リモートで授業をすることもありえます。また、日常的に、家庭学習の一環として端末を利用することもあるかもしれません。学校によっては、すでに定期的にそのような日を設定している所もあるようです。
 一方、端末を持ち帰ることが負担になることも考えられます。持ち運びができるとは言え、それなりの重さがある端末を低学年が登下校時に運ぶことに不安を抱く保護者の方もいらっしゃるでしょう。精密機械であることから、破損してしまうことの心配もあります。
 そのような不安や心配も含め、今後、どのような活用の仕方があるかを検討していきたいと考えています。
 低学年においては、ランドセルに端末を入れ、教科書等を手提げ袋に入れて持ち帰った学年もあるようです。高学年は、手提げ袋に端末を入れて持ち帰ったようです。金曜日に、5年生の児童が端末にピッタリ合った手提げを持っていました。中はクッション性になっていて、多少の衝撃にも対応できるものです。「いいもの、持っているね。」と尋ねると、「百均で買いました。」とのこと。百均でも売っているんですね。
 今後も、いろいろとご配慮、ご協力をいただくことがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

【校長のつぶやき】5年生と一緒に森林で癒されてきました(令和4年9月23日・金)

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 また、台風を気にしながらの三連休。先週に引き続き、モヤモヤされている方もいるかと思います。
 私は、昨日、5年生と一緒に森林学習として小田原市「いこいの森」に行ってきました。昨日の本欄で触れた職員研修の研究授業(2校時目)を見た後、3校時目に出発し、お弁当の時間から午後にかけて森林の中で過ごしました。(教育事務所の教育指導員さん〈元校長先生です〉とは、下郡三町の教育委員会の指導主事仲間というご縁をきっかけに親しくさせていただいていますが、授業者へのご指導を控えたところで、「森林学習という校外学習引率のため、最後にご挨拶ができず申し訳ありませんが、これで失礼します。」とお話ししたところ、「ずいぶん楽しそうだね。」と言われてしまいました。)いくつになっても、校外学習は楽しさが付きまといます。もちろん、「事故がないように…。」という緊張感もありますが…。

 少し雨が降り始めてきましたが、見学には支障がありませんでした。背の高い木を伐採するところを目の前で見ることができました。木が倒れた瞬間、子供たちからは思わず歓声と拍手が沸き起こっていましたが、私も目の前で直接見るのは初めてで、子供たちと同じような反応をしていました。林業の話に加え、森林を散策しながら、森林に関する話や特徴のある葉や木の実などの話も伺いました。ヒノキなどの木の香りをかがせていただいたり、安全な木の実や枝などの味を確かめさせていただいたりと、五感をフルに使っての森林体験です。

 森林は、本当に心が癒されます。5年生の子たちも感じ取っていたことでしょう。「積極的に木を使うことは、森を守ることにつながる!」という言葉を再認識しながら、森林の良さを実感することができました。引率ができてラッキーでした。

【校長のつぶやき】1年生の読み取り(令和4年9月22日・木)

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 経験年数等により受ける研修の一環として、授業研究を行いました。県西教育事務所から教育指導員さんが来校され、授業を参観後、約1時間、授業者が教育指導員さんより指導助言を受けるというものです。その授業を、私も参観しました。1年生の国語の授業で、「うみのかくれんぼ」という説明文の学習です。
 1年生にとって、教科書に出てくるいろいろな言葉(単語・語句)は、初めて出会うものが結構多く、まさに「未知との遭遇」です。私も、一昨日、昨日と1年生の教室に入り、国語や算数の授業を行いましたが、2年生以上の子、特に高学年の子が普通に使っている言葉も、1年生にとっては「それ、どういう意味?」「何のこと?」といった言葉が結構あるということをあらためて実感しました。知的好奇心にあふれる1年生は、その言葉の吸収率も高く、入学してからこの半年の間に、一気にボキャブラリー(語彙)も増えたことと思います。
 今日、参観した1年生の子供たちも、まさにその渦中。「うみのかくれんぼ」では、「はまぐり」「たこ」「もくずしょい」の3種類の生き物が「海の中のどこに隠れるか」「隠れるための体の特徴はどうなっているか」「どのように隠れるか」ということについて、同じような構成パターンで表現されています。今日は、「たこ」についての学習。前時の「はまぐり」についての学習で学んだことをもとに、授業が進みます。わずか3つの文ですが、この3つの文から、「何の生き物についてか」「どこに隠れているか」「どんな特徴があるか」などが分かる語句を見つけます。簡単そうで、実は難しい。1年生の子たちが指摘する部分も分かれました。
 授業者は、丁寧に児童の間を回り、個々に指導したり、友達同士を関わらせたりします。ワークシートも用意し、子供たちが分かりやすくまとめられるような工夫もなされていました。子供たちも、積極的に反応し、挙手をして答える姿もたくさん見られました。本時では、時間の関係で見られませんでしたが、文章に対応した動画も用意されていたようです。
 説明文では、抽象的な言葉も出てきますが、実体験や動作化などの疑似体験、動画や画像などによる視覚的なとらえなどを通して、具体とともに理解・習得することが大切になってきます。問いに対する答え方を丁寧に扱うことも、この時期だからこそ大切になってくるかと思います。
 今日のような授業を、さらに丁寧に、具体を通して行うことの大切さをあらためて感じました。この時期に、読書などを通して、多くの言葉に出会わせたいものです。

【校長のつぶやき】ピンチの時こそチームの真価が問われる!(令和4年9月20日・火)

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 3連休明けの本日、心配していた台風の影響もそれほどでもなく、通常通りの授業を行うことができました。
 ただ、本日、諸事情により4人の担任が不在ということに…。校長、教頭、専科も含め、誰がどの時間にどの学級を担当するか、朝から検討に入りました。途中、PTA運営委員会もある中、教頭が中心になって調整をし、割り振りを決めました。
 私は、朝の時間から1校時、5校時と帰りの会に1年生の教室に入り、授業も行うことに…。私が入った学級は、「いつもこうしているよ。」と子供たちが朝からの段取り手順を丁寧に教えてくれました。担任がいなくても、自分たちで動ける子供たち。普段から鍛えられているのがよく分かります。私が話しているときに、反応して話し始める子に対しても、「今、校長先生が話しているよ。」とおしゃべりを止めに入る子供たち。1年生とは思えないほどの頼もしさを感じます。1校時目は国語。初めての片仮名の学習です。「カタカナ練習帳」の使い方も含め、丁寧に教えると、子供たちも丁寧に書こうとします。5校時目の書写の時間も同様。「書写ノート」に丁寧に字を書く子供たち。一生懸命さに心が打たれます。やっぱり子供たちと授業の時間を過ごすっていいですね。
 他の学年も、担任不在と同学年の教員を中心に、級外の教員も入りながら、それぞれの対応を考えていました。担任4人不在というピンチに、チームとしてどうカバーし合えるか、教頭を中心に全職員が一丸となって知恵を出し合い、自分のできることを考えています。授業だけでなく、給食、清掃の時間も、指導の穴が開かないようにするにはどうしたらよいか…「ここは、学年で何とかできます。」「ここは私が入りますよ。」…目途が立つと、本当にいいチームだなと痛感します。そして、担任がいなくても、自分たちだけでもなんとかしようと頑張っている子供たち。先週、4年生の教室に入ったときにも感じましたが、国府津の子たちは本当に頼もしいです。

 職員の皆さん、安心して静養してください。休んでいる職員は、皆さん決まって「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。」と言いますが、皆さんの日頃の指導のおかげで子供たちはよく育っているし、我々職員もお互い様ですし…。まずは、元気な姿を子供たちに見せられるよう、とにかくしっかりと静養してほしいと思います。
 私は、むしろ、教室に行って子供たちと一緒にいられる時間をもらえて、ラッキーです(不謹慎かもしれませんが…)。明日も1年生の教室に行きます。(楽しみ!)

【校長のつぶやき】小田原市児童生徒科学展覧会、行ってきました(令和4年9月18日・日)

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 雨が上がったので、小田原市生涯学習センターけやきで開催されている「科学展」を見に行ってきました。夏休みに取り組んだ自由研究の中から選ばれた作品です。市内の小学校からは金賞の作品が、中学校からは金賞・銀賞の作品が展示されています。本校からは、6年生の作品が展示されていました。
 どの作品も身近な事象をテーマに、観察・実験したものです。調べようとした動機、予想、観察・実験方法、結果、考察などが分かりやすくまとめられていました。テーマも、「そういうところに目を付けたのか」と感心するものが多かったです。また、「Part2」「Part3」など、昨年度や一昨年度のテーマをさらに深めたような「続編」といったものもいくつかありました。本校からの出展者のテーマも「サビの発生 Part2」です。(空気のある・なしによって、また、液体によって、サビの発生がどのように違うのかを調べたものでした。)
 すべての作品を一つ一つ丁寧に読んだわけではありませんが、いくつか読ませてもらい、この歳になって初めて知ったこともたくさんありました。子供たちの知的探究心、すばらしいですね。まさに「研究者の卵」たちの作品ばかりでした。

【校長のつぶやき】校務用員さん、お世話になりました。(令和4年9月15日・木)

 本日、お二人いるうちのお一人の校務用員さんが、本校最後の勤務でした。本校に6年間、お勤めになられたそうです。毎日の掃除、特にトイレ掃除、コロナ禍になってからは消毒等も、さらに給食の準備や片付け等にも携わってました。まさに「縁の下の力持ち」…校務用員さんのおかげで、快適な学校生活を送ることができています。
 「まだまだ国府津小で働きたかったのだけど、いろいろな事情があって…」とのことで、残念ではありますが、仕方がありません。中休みに、職員に対してご挨拶をいただきました。私たち職員も感謝の思いでいっぱいです。本当にお世話になりました。この場を借りて、感謝申し上げます。ありがとうございました。今後のご健勝とご活躍をお祈りしたいと思います。

【校長のつぶやき】初任者…さらに授業に磨きをかけて健闘中!(令和4年9月14日・水)

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 夏休み明けも、初任者研修は続きます。(1年間、研修ですから…)
 毎週水曜の第3校時は、授業研究。いつもいつも指導案を作成して、職員に配付しています。今日は、2年生と4年生の教室を行ったり来たりしながら、少しずつ見させてもらいました。2年生・4年生ともに算数の授業でした。
 2年生は、「水のかさ」の学習で、ペットボトルに入っている水のかさの予想を立て、1Lますと1dLマスを使って、確かめていました。(そういえば、自分も30数年前、教育実習で2年生のこの「かさ」の学習を研究授業でやったなあと、ふと懐かしく思い出しました。)今日の授業では、実際にペットボトルと水を用意して、子供たちが実感できるように実演をしていました。しっかりと予想を立て、興味を高め、実感できるように具体物で確かめる…。教材研究の成果がうかがえます。
 4年生は、「垂直・平行と四角形」の学習で、平行四辺形の性質について、向かい合う辺と角と大きさの関係を学んでいました。(ここのところは、昨日、隣のクラスの担任が休んでいたので、私が代わりに授業をしたところだなあと思いながら、見ていました。)子供たちが定規やコンパス、分度器などを使いながら、実際に計測をして確かめます。自分たちで実際に計測して確かめるということが大事なプロセス。やはり実感を伴うので、理解が深まります。
 二人とも、しっかり教材研究をして、子供たちが実感を伴いながら理解できるような手立てを取っていました。掲示物や具体物の準備もよくしていました。夏休みを過ぎて、授業に一段と磨きがかかってきているようです。

【校長のつぶやき】高学年教科担任制(令和4年9月13日・火)

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 学校だより7月号でも触れましたように、今年度、本校は「神奈川県小学校高学年教科担任制推進協力校」として、小学校高学年における教科担任制の推進に努めています。昨日は、神奈川県教育委員会子ども教育支援課の指導主事お二人と、県西教育事務所、小田原市教育委員会の指導主事それぞれお一人ずつの計4人の指導主事の方々が、視察のため来校されました(左上の写真)。夏休み前には、授業の様子をご覧いただきましたが、今回は、高学年の担任と専科教員の打ち合わせの様子をご覧いただきました。
 そして、今日は、校内で「高学年教科担任制推進委員会」を開きました(右上の写真)。夏休み前に関係職員と高学年児童を対象にアンケートを取っているので、その結果についての検討と今後の実践の在り方についての検討を行いました。
 教科担任制のメリットとしては、教科指導面では、「自分の担当教科の教材研究に時間をかけられるため、指導の質が上がり、授業改善が図りやすいということ」、「一人の教員の担当教科数が減るため、教材研究等の準備や評価等の負担が減り、時間的なゆとりができるということ」などが挙げられます。児童指導面では、「自分の担任している学級の児童だけでなく、学年全体の児童を指導するので、複数の目で子供の様子を見ることができ、子供のつまずきや変化にも気付きやすく対応しやすいということ」、「子供たちにとっても、担任だけでなく、いろいろな先生に見守ってもらっているということが実感でき、担任だけに限定せず、いろいろな先生に相談しやすくなるということ」などが挙げられます。教員間の情報交換や連携もこれまで以上に密になり、担任一人で抱え込んで悩むということがないような体制もできています。
 一方、デメリットとして、「時間割編成がパズルのように難しく、行事等が合間に入ってくると、臨機応変に変更することが難しいということ」、「専科教員は、高学年の学級担任に比べ担当時数が多く、ややゆとりが失われがちだということ」、「これまでのTT(ティーム・ティーチング)・少人数指導の教員の枠がなくなり、今回の高学年専科教員の枠が新たに設けられてことから、授業内において複数の指導者で支援することができなくなり、算数など学習の習熟差が大きくなりがちな教科において学力を定着させるという点では、厳しくなったのではないかと思われること」などが挙げられます。
 「教員の働き方改革の一環としても、効果が期待される」として始まった事業です。新たなことへの取り組みは、誰しも最初は戸惑いがちですが、成果と課題を整理し、改善の方向につながるよう、検討を重ねていきたいと思います。

【校長のつぶやき】自分の頭で考え、自分たちの力で作り上げる(令和4年9月12日・月)

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 12日(月)より「Chromebook誓約書」を持ち帰り、ご家庭のサインをいただき、16日(金)までに学校へ持ってくることになっています。
 先日、代表委員会で「Chromebook」の使い方などについて話し合いがなされ、自分たちでルールを確定していました。代表委員会の最後に「校長から」という場面でも話しましたが、多くの学校がタブレット端末に関するルールなどを学校(職員)で決めて、「これを守るように」というような指導がなされることが多く、本校のように児童自ら各学級で話し合ったことをもとに決めるということは珍しいことだと思います。大人に言われたからただ単にその通りに従うというのではなく、自分たちの頭で、何が大事なことか、そのためにはどのようなことに気をつければいいかなどを考え、話し合いを通してルールを作り上げるということは、とても大事な過程であり、その過程で身に付く力は社会の中で生きていく上で大切な力だと言えます。
 本校の児童は、そのような力が身に付きつつあると感じています。朝会の講話でも話題にしましたが、今回のChromebookの件だけでなく、担任が不在の時の自習体制でも自分たちで授業を進められる学級もあるなど、感心することもたくさん。たてわり班遊びの内容について、高学年の児童が考える姿も同様です。1か月後に迫っている運動会でも、そのような姿を見せてくれることを期待しています。
 朝会のあったその日、何人かの担任から学年の発達段階に応じてですが、「『自分で考え、自分の力でやり遂げる』ということを意識して、子供たちが頑張っていました。」といううれしい報告を受けました。
 指示を待って動くのではなく、主体的に動ける子が増えてほしいと思っています。

【校長のつぶやき】運動会に向けて…(令和4年9月9日・金)

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 運動会まであと1か月ちょっとなりました。少しずつ運動会に向けて、準備が始まっています。
 各学級では、運動会のスローガンについて、話し合いをしていました。皆さんの思いをもとに、運動委員会がスローガンを決めるそうです。
 プログラムに掲載されるイラストの募集も始まりました。ぜひ奮ってご応募を…

 学年によっては、職員もダンスの練習に入っています。子供たちとともにどのように作り上げていくのか、楽しみです。

【校長のつぶやき】小田原市ドッジボール大会:低学年の部「準優勝」おめでとう!(令和4年9月7日・水)

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 夏休み中の8月26日、小田原市ドッジボール大会(小田原市体育協会主催)が開かれ、低学年の部(1〜3年生)で、本校の2年生6人が所属するチームがなんと準優勝に輝きました。11人で1チームなので、保育園時代の仲間も誘い、現在、酒匂小学校、千代小学校、矢作小学校に在籍している友達とともにチームを編成し、参加したそうです。
 本日、本校の2年生6人が校長室を訪ねに来てくれました。低学年の部といっても、1〜3年生が対戦相手なので、2年生にとってみると年上の3年生とも対戦することもあり、その3年生にも勝つという経験もできたとか…。最後の決勝戦では、あと少しというところで負けてしまったようで、本人たちも大変悔しがっていました。「来年こそは!」と今から意気込み十分でした。
 確かに、準優勝…惜しい結果だったかもしれませんが、3年生もいる中で、そのような成績を収められることは大変すばらしいことです。自信をもってほしいです。
 準優勝、おめでとう!誇りに思っていいですよ!
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学校行事
3/27 1〜5年通知表相談日

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