【校長のつぶやき】感謝と決意がいっぱい(令和5年2月17日・金)

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 「6年生ありがとう週間」も今日で終わり。今日は特にいろいろな思いが詰まった1日でした。
 在校生の6年生に対する「感謝」の思い。誰もが6年生のことを「優しい」と言います。下級生の面倒見がよかった6年生。いろいろな個性をもっている下級生を、見事にまとめ、いつも楽しませてくれた、頼りになる6年生。在校生は、そのような6年生に「感謝」の思いでいっぱいだったようです。「送る会」の出し物の中で、6年生への寄せ書きの中で、ミニお別れ会のメッセージの中で、「ありがとう」の思いが表現されていました。さらに、5年生だけでなく、低学年・中学年からも「自分たちもいつか今の6年生のようになりたい。」という憧れを感じられる言葉が聞かれました。

 そして、6年生の在校生に対する「国府津小学校をよろしくね。」という思い。特に自分たちの後を継ぐ5年生には、下級生をまとめて、仲の良い素敵な国府津小学校にしてほしいという気持ちが、言葉の端々にうかがえました。

 その6年生の思いに対して「任せてください。」と力強く答える5年生。「送る会」をはじめとした「ありがとう週間」などの企画・運営に携わる姿を見ていて、頼もしさを感じ、きっと6年生も安心して任せてくれるのではないかと感じています。次の5年生になる4年生もまた、「ミニお別れ会の遊びを自分たちで考えたい」と提案するなど、頼もしさが感じられます。

 国府津小の素敵な伝統のたすきが確実に引き継がれた気がします。6年生、本当にありがとうございました。そして、企画・運営の中心となってがんばってくれた5年生…大成功でしたね。ありがとうございました。

【校長のつぶやき】明日はいよいよ「6年生を送る会」(令和5年2月16日・木)

 今日は、午後から横浜に出張だったため、11時ごろには学校を出ました。
 授業時間でいうと、3校時目の時間。運動場では、6年生が、明日の「送る会」に向けて、在校生にお披露目する合奏の練習をしていました。昨日の6校時目にも外で練習をしていましたが、本番に向けて、着々と仕上がってきているようです。
 在校生も、明日に向けて、最高のパフォーマンスで6年生に感謝の気持ちを伝えようと毎日のように練習に励んでいます。
コロナ禍のため、全校児童が一斉に体育館に集まることはできず、体育館にいる6年生に順番に気持ちを伝えに来ます。その間、在校生は、他の学年の出し物をリモートを利用して各教室で見ます。そして、最後に6年生から運動場で在校生に「お返し」のパフォーマンス。運動場ならば、密にならずに全校児童が目の前で見たり聞いたりすることができるからです。
 幸い、天気予報では、明日はいい天気。すてきな会になることを望んでいます。

(写真は昨日の6校時、校長室から6年生の練習風景を撮影したものです。)
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【校長のつぶやき】マスクどうなる?(令和5年2月13日・月)

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 報道によると、政府は3月13日からマスクの着用は屋内外を問わず、基本的に個人の判断に委ねるということを決めたそうです。文部科学省も10日(金)に、「学校の授業等は4月1日以降、基本的にマスク着用を求めない」とする通知を各地の教育委員会に出したそうです。(学校にはまだ届いていません。)3月までは従来通りマスク着用を求めるそうですが、卒業式では校歌などを歌ったり、児童生徒らが呼びかけをしたりするときを除いて、教職員と児童生徒は着けないことを基本にするとか…。着脱の強制もしないようにすることも求めたということです。
 おそらくこの通知を受けて、県教委や市教委からも各校へ何らかの通知が出ることと思います。その通知を受けて、国府津小学校として、どのような対応をとるのかは、またあらためてご連絡いたします。

 感染者数も全国的に減少しているようです。本校の出席停止の児童数もかなり減り、先週のはじめには0人という日も続きましたが、ずっと0のままというわけではありません。出席停止以外にも、体調不良や風邪の症状等で欠席している子はいます。寒暖差が大きい日が続きます。とりあえずはこの冬を乗り切るよう、今はできるだけの感染対策を継続していきたいと考えています。

【校長のつぶやき】「6年生を送る会」に向けて…(令和5年2月9日・木)

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 今日から、体育館の使用割り当てが通常の「体育の授業」用から、「送る会」の練習用に変わりました。
 さっそく1校時目に1年生が、2校時目には4年生が、体育館を使用して練習に取り組んでいました。一方、5年生は、今回の「送る会」をはじめとする「ありがとう週間」の企画・運営を担っているので、6年生への出し物だけでなく、全学年が気持ちよく参加できるための環境整備など、多岐にわたって準備に取り組んでいます。「出し物」の準備・練習の一環で、担当の子たちがChromebookを通して何やら検討していました。どのような「出し物」が出てくるのか、楽しみです。

 この時期、5年生は全校のリーダーとしての自覚が芽生え始めます。そして、1〜4年生は、自分たちの6年生に対する思いを様々な形で伝えようと、工夫を重ねながら、練習に励みます。「6年生への感謝」が形として表現されていく過程は、見ていてとても気持ちがいいものです。
 6年生もまた、在校生の気持ちにこたえようと、何やら用意をしているようです。3・4校時に体育館で練習をしていました。

 来週はいよいよ「6年生ありがとう週間」…楽しみですね。

【校長のつぶやき】小中連携推進(令和5年2月7日・火)

 今日は、朝、登校時まで学校にいましたが、8時30分には学校を出て、1日中、小田原市役所で過ごしました。教育委員会と校長会との連絡調整会議、市校長会(小中一緒)、市小学校長会の3本立てです。市教委からの次年度事業の説明、校長会として今年度の諸事業の反省や次年度の事業計画等についての検討、各校の現状等の情報交換等を行いました。1年間が終わろうとしていることを痛感する時期です。

 先週の水曜日、国府津中で小中連携推進委員会がありました。今年度3回目。やはり、今年度の振り返りと次年度の確認です。今年度も残り1か月ちょっとなりましたが、まだまだ様々な小中の交流が計画されています。

・小学校児童と中学校生徒の図画・美術作品交流。
・小学校朝会での中学生(2年生)の主張発表。
・中学校新入生の体験授業。(6年生が中学校を訪問します。)
・中学校定期テスト前放課後学習相談への小学校教員の派遣。
・中学校職員の小学校授業(6年生)への参加。

 本日も、本校の職員が中学校の学習相談のお手伝いに出かけているかと思います。
 小学校教員の立場で言えば、中学校の生徒たちがどのような学習をし、どのようなことを苦手としているのか、小学校段階できちんと押さえておくべきことはどういうことなのかなどを再確認する場でもあります。中学生にしてみれば、懐かしい小学校の教員に、つまずいている所をさかのぼって教えてもらえるチャンスになるかもしれません。

 今後、小学6年生が中学校教員に授業をしてもらう場も計画されています。中学校教員の立場で言えば、これから入って来る小学校の卒業生はどういう子たちなのか、雰囲気をつかみつつ、子供たちの特徴を肌で感じ取る機会になるでしょう。6年生にしてみれば、これから入学する中学校の先生がどういう方たちなのか(不安が期待に変わるかもしれません)、中学校の授業の雰囲気はどのようなものなのかを感じるチャンスになるかと思います。

 1小1中ならではのメリットを生かしていきたいと、先日の小中連携推進委員会で確認をしてきたところです。
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【校長のつぶやき】楽しいこと・幸せのおすそ分け(令和5年2月6日・月)

 先週の木曜日に、LR2組で「節分イベント」が開催されたことを、ホームページで紹介しました。このイベントが企画され始めた頃から、LR2組の子に「校長先生、よかったら来てもいいよ。」と誘われていました。この子は、ずっと熱心に準備に取り組んでいました。家でも、イベントに関係するものを作っていたようです。会うたびに、「校長先生、来てね。」と誘われ、当日は、イベント直前に校長室まで誘いに来てくれました。
 誘われるがままに教室へ出向くと、いすも用意してくれました。自分たちで進行をしながら、次から次へと面白い企画が用意され、私も一緒に楽しませてもらいました。準備や練習の成果が、十分にうかがえます。特に「鬼のパンツ」を歌って踊るときに衣装は、すばらしかったです。
 今朝の登校時に、この子が「校長先生、『鬼のパンツ』のダンス、どうだった?」と尋ねてきたので、「とても面白かったよ。」と答えました。
 自分たちが頑張っていることを見てほしいという気持ちもあったのでしょうが、自分たちが楽しいと思えることを一緒に楽しもうという気持ちの方が強かったように感じます。「自分たちだけで楽しむ」と思うのはありがちだと思いますが、その楽しみをおすそ分けしてくれるという気持ちが、なんだかすごくうれしいです。そのような心の持ち主は、みんなからも愛されるのでしょうね。

 今日もう一つ。5校時の家庭科の時間、5年生のお味噌汁の「出し」の「あり・なし」の味比べの授業が面白そうだったので、忍び込みました。私の姿を見つけた5年生が、「校長先生、紙コップが余分にあるので、校長先生もぜひ味わってみてください。」と声をかけてくれます。いくつかの班から声がかかり、お言葉に甘え、味比べに参加し、またまた楽しませてもらいました。これも、楽しいことのおすそ分けですよね。まあ、学習の一環ではありますが…。

 国府津小の子たちは、本当に幸せな気分にさせてくれます。
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【校長のつぶやき】ポスターセッションで学ぶ3年生(令和5年2月3日・金)

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 本日、5校時目、総合的な学習の時間に調べたことの発表会がありました。「総合的な学習の時間」は3年生から始まります。課題を見つけ、調べ方やまとめ方などの学び方を学びます。本校の3年生は、小田原について、もっと知りたいと思うことを学びました。小田原城や中央図書館、かまぼこ、梅干し、小田原ちょうちんなど、いろいろなことに興味をもったようです。

 今日の発表会に向けて、子供たちはどのようにまとめ、どのように発表したら、聞いている人に分かりやすいかを一生懸命考えながら、作業や練習に取り組んでいました。

 模造紙へのまとめ方もただ調べたことを書き写すだけでは、分かりやすさに欠けます。図を入れたり、クイズ形式を取り入れて聞いている人が興味をもってもらえるような工夫をしたり、模造紙とは別に拡大写真や補足説明を書いた画用紙を用意したり…。
 このような「表現力」と会場の参加者に分かりやすく説明する「説明力」が、培われます。

 参加者も興味をもったテーマの発表を選んで聞くことができ、発表者との距離も近いため、気軽に質問や感想を述べることができるというメリットもあります。今日は、保護者の方にも多数ご参加いただき、保護者の方からも質問や感想を頂きました。緊張していた子もいたようですが、友達や保護者の皆様に興味をもっていただけたこと、反応もいただけたことは、大きな励みになったことと思います。子供たちは達成感や充足感も得たのではないでしょうか。

 ご参観いただいた保護者の皆様、本日はありがとうございました。

【校長のつぶやき】初任者研修の授業研究・全日程終了(令和5年2月1日・水)

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 ほぼ毎週のように行われていた初任者の研究授業。初任者研修の一環として、本校では水曜日に設けられていました。本日が、今年度の初任者研修として行う研究授業の最終日です。2年生担任・4年生担任と2人の授業が、同じ3校時目に行われたので、私は、行ったり来たりで2つの授業を少しずつ参観しました。それでも、放課後、「今日の授業についてご指導をお願いします。」と謙虚な姿勢で校長室に来る初任者2人。「こうするとさらにいいかも…」などと少し偉そうに話をしましたが、十分、教材研究もなされていて、子供たちの発言を引き出しながら、本時のめあてに近づく、「いい授業」だったと思います。

 この1年間で、「教師らしい顔つきに変わった」とまでは言いませんが(顔つきはフレッシュなままです)、「立ち居振る舞いが教師らしくなった」と言えます。授業中の言葉がけも、4月当初に比べ、だいぶ落ち着いた態度で、子供たちの思いや考えをしっかりと受け止めながら授業を進められるような心のゆとりも感じられます。何といっても、2人とも、笑顔・スマイルで授業を進められることが素晴らしい。いざというときは、厳しい指導もあり、そんなメリハリのある指導ができることは2人の「良さ」です。

 拠点校指導員の先生方をはじめ、同学年の担任、諸先輩方の指導・助言のおかげでもあるでしょう。一番感謝すべきは目の前の子供たちではないでしょうか。教師は子供たちを教えてはいますが、教師もまた子供たちからいろいろなことを教わります。幸い、それぞれの初任者は、学級の子供たちともいい関係を築くことができました。そのような相互の関係のありがたさに感謝の気持ちをもてることが、教師の成長につながります。さらに、担任を信頼し支えてくださった保護者の皆様の存在も大きいものです。保護者の皆様の中には、「初任者が担任」ということで、内心、不安に思われた方もいらっしゃったことでしょう。至らぬところもったあったかと思います。でも、本校の保護者の方々は、初任者の担任を信頼し、温かく見守ってくださいました。担任にとっては、どれほど心強い存在であったことでしょう。私からもお礼申し上げます。ありがとうございました。

 初任者研修の授業研究はこれで終わりますが、今年度の日々の授業はまだ2か月続きます。国府津小の学校教育目標である「向上心を持って」のとおり、初任者2人ともさらに精進していくことと信じています。さらに、今後、1年経験者研修、2年経験者研修…と研修は生涯続きます。来年度、誰がどの学年の担任になるかはまだ白紙状態ですが、どの学年を担任しても、「いい授業」「いい教師」を目指していくことでしょう。保護者の皆様、地域の皆様、引き続き、よろしくお願いいたします。

【校長のつぶやき】学校運営協議会に6年生も参加(令和5年1月31日・火)

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 今年度3回目の学校運営協議会が、小学校で開かれました。
 今回は、6年生も参加。各クラスから代表2名ずつ、計6名の6年生が出席しました。昼休みと清掃の時間を活用し、学校運営協議会委員の皆さんと児童との懇談の場が設定されたのです。その後、5校時目の本校の授業の様子を参観していただきました。

 6年生からは、「国府津小学校の思い出」「国府津小のよいところ」「自分たちが生活している国府津地区のよいところ 問題点」「後輩のためにこれからも残してほしい学校や地域の取組み」について、思いや考えが語られました。
 「国府津小のよいところ」では、「あいさつ」や「1〜6年生の仲の良さ」「みんなで学校のことを考え、実行できる」など、6年生が最上級生として一生懸命取り組んできたことで培われてきた国府津小のよさを挙げていました。そして、後輩たちのために、「あいさつ運動」や「たてわり班活動」「国府津っ子フェスティバル」「物を大切にすること」などを残してほしいという思いも述べていました。
 さらに学校運営協議会委員の皆さんからの質問にも、自分の思いや考えを堂々と話す6年生。国府津小のリーダーとして、ここまで頑張ってきたからこそ、委員の皆様に対しても自分の思いや考えを表現できるのだと思います。あらためて、6年生に素晴らしさ、たくましさを感じました。この6年生の思いを5年生にも受け継いでほしいと強く感じています。

 本日、夜18時より、国府津地区青少年健全育成協議会がありましたが、その場でも、今日の学校運営協議会での6年生の雄姿、先日行われた6年生から5年生への引き継ぎ会の様子などを、出席者の皆さんに私から自慢げにお話しさせてもらいました。

【校長のつぶやき】子供たちが学び合い高め合う授業を求めて(令和5年1月30日・月)

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 今日の校内研究では、早稲田大学の小林宏己先生をお招きして、ご指導ご助言を頂きました。小林先生は、大学の先生になられる前は小学校の教員をされていました。私がまだ20代の頃、東京学芸大学附属世田谷小学校で、小林先生の授業を見たとき、子供たちだけで授業を進める姿に衝撃を受けたことを今でも覚えています。「自分もこういう授業をしてみたい。」と思ったのが、小林先生の授業でした。小林先生の授業をビデオに撮り、自分のクラスに持ち帰って、「みんなもこういう授業を目指してみないか。」と語りかけたこともありました。
 教師は、たまにしか口出しをせず、ほとんど子供たちの相互指名で話し合いが展開する…。もちろん、毎回このような授業を展開することはできませんが、学習問題が自分たちにとって本当に学びたいもので、解決したいと思うからこそできる授業であり、今でこそ「主体的・対話的で深い学び」という言葉が叫ばれていますが、その理念を具現化した授業であると言えます。大学時代の恩師も同じような立場で、小林先生とも同じ教育団体で授業研究をされていたことから、私もそのような授業を追究したいと、その研究会に関わっていました。
 教え子たちには、「先生が話すより、みんながたくさん話す方がいい授業だよ。」などという学年のはじめに話していたこともありました。子供たちも「いい授業」を目指し、自分たちで進めようとします。授業だけでなく、日頃の学級経営に関すること(係の仕事やクラス集会など)も、自分たちで考え、自分たちの力で実行するという機会を大事にしてきたつもりです。子供たちは、「自分たちは先生に信頼されて、任されている。」という自負や自信をもち、意欲的になり、たくましくもなります。
 しかし、子供たちに任せっぱなしでは、高まったり深まったりすることが難しいことも多々あります。教師が、どのタイミングでどの程度働きかけるかも重要です。授業でも、日頃の学級経営でも、私はこの「教師の出」について、反省の連続でした。正解はないのかもしれませんが、常に「どうすればよかったのだろう」ということを追究し続けることは忘れずにいたいと思います。この気持ちを忘れると、きっと成長は止まります。

 もう一つ、小林先生や大学の恩師から影響を受けていることに、「子供一人一人の思いに寄り添う」ということがあります。「この子の発言は、どういう思いから出たことなのだろう?」「この子は、どうしてこのような行動をとるのだろう?」…授業時はもちろんのこと、児童指導時(例えば児童相互のトラブルや問題行動と思われるようなことが起きたときなど)にも、教師として必要不可欠な視点だと考えています。他人の思いを分かりきることはできません。でも、人の思いを分かろうとする気持ちをもち続けたいと思っています。

 さて、本校の職員は、今日の小林先生のお話を聞いて、どう考えるでしょうか?

【校長のつぶやき】OJT…体育で何を学ぶのか(令和5年1月27日・金)

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 今日も放課後にOJT(職場内研修)がもたれました。今日は、他に会議や打ち合わせが入っていなかったので、私も様子をのぞかせてもらいました。
 若手の教員が何人か参加しています。「体育とは何を教える(教師)、何を学ぶ(児童)教科なのか」という問いに、一瞬考えさせられました。「スポーツを教材として、運動の文化や自分自身の身体について教える、学ぶ教科」と聞いて、「なるほど」と思いました。
 体育の評価についても、話がありました。「スポーツテストの50m走でタイムが速いからといって、いい評価にしていないか。」「下の学年で、すでに100m泳げるからといって、いい評価にしていないか。」…この評価の話については、若手だけでなく、ベテランも聞くべきかなという気がしています。
 後半は、運動の系統性、技の系統性を踏まえることの大切さを確認したうえで、器械運動を行う際の基礎感覚となる「ねこちゃん体操」を実際に体験しました。

 約30分という短い時間でしたが、体育の在り方を見つめ直す中身の濃い研修だったと思います。私も勉強になりました。講師役の先生、ありがとうございました。参加された先生方、お疲れ様でした。そして、研修に自主的に参加し、教員としての資質向上を図ろうとする皆さんに、校長として感謝です。

【校長のつぶやき】リーダー役の2年生

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 今日の梅見ハイキングは、出発式から、2年生がリーダー役として活躍していました。
 この日だけでなく、準備の段階から2年生ははりきっていました。準備している2年生の教室を訪ねたときに「何を作っているの?」と聞くと、「バッジだよ。1年生のために作っているんだ。」「1年生が喜んでくれそうなことを考えているんだよ。」という頼もしい返事が返ってきました。1年生を引っぱっていく、まとめていく…という気持ち、何より、1年生に喜んでもらいたい、楽しんでもらいたいという気持ちがよく伝わってきます。
 私は、今回引率はしませんでしたが、引率した職員の報告を聞くと、2年生のその思いが十分表れるような活動ができたようです。

 2年生は、学校全体の中では下学年・上学年と分けると年下の方に位置し、上級生にリードしてもらうことが多い学年。でも、低学年・中学年・高学年と2年ずつで分けると、低学年の中では1年生をリードする立場になります。学校によってですが、コロナ禍の前にいろいろな行事が行われていた頃は、低・中・高学年別に活動する機会が設けられ、偶数学年が奇数学年をリードするチャンスがありました。今回の1年生のように、奇数学年はそんな1つ上の偶数学年の立場や気持ちを見たり感じたりしながら、「来年は自分たちの番だ」と自覚をし、成長へとつながっていきます。今日は、まさにそのようなことを感じられる絶好の機会だったと言えます。このようなことを繰り返しながら、6年生になったら最上級生として、学校全体をリードするような心構えや資質が身に付くといいんだけどな…と、ふと思います。そのための行事ですから。

 今日は、2年生、よくがんばりました!

【校長のつぶやき】5年生のリーダーデビュー、立派でした!(令和5年1月25日・水)

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 たてわり班活動のリーダーが6年生から5年生に引き継がれた後の、最初の集まり。5年生にとってリーダーデビューです。
 6年生から引き継いだ「リーダーとしてみんなをまとめるこつ」を、早速、実践していました。下級生に分かりやすい言葉で説明をする。困っていそうな子がいたら、積極的に声をかける。そして、笑顔(スマイル)。

 いくつかの班の様子を見て回りましたが、中には、黒板に説明を書いて、分かりやすく示している班もありました。座っている下級生たちの間を歩きながら、戸惑っている子がいたらすぐに声をかけている場面もあちらこちらで見かけました。そして、1年生の子たちを自分たちの教室から活動場所まで、迷子にならないように送迎する優しい姿も…。

 途中、私の姿を見つけて、「校長先生、今日は僕たちがリーダーになって初めてだから、なんだか緊張しています。」と話しかけてくる5年生がいました。でも、その班の子たちは皆順調にメッセージを書き上げています。「ちゃんとみんな書けているから、説明が良かったんじゃない?」と返しました。他の班では、すでにほぼ書き終わっているようだったので、「早いね。もう終わっているんだ。5年生、頑張ったね。」と声をかけると、「そうでしょ!」とちょっと自慢げに答える5年生も…。

 いろいろな思いで、デビュー戦に臨んでいたのでしょうね。5年生、立派にデビューを飾ることができたと思いますよ。この調子でよろしく!

【校長のつぶやき】地域の方々とのふれあい(令和5年1月23日・月)

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 本日、1校時目から3校時目にかけて、1年生が地域の方々に「昔の遊び」を教わりました。朝早くから、このような寒い気候にもかかわらず、約20名の方にご協力いただきました。遊びの種類は10種類。3クラス同時に体験をするので、参加児童は約90名。十分な体験の時間を保障するためにも、約20名もの地域の方々にご協力いただけるということは、本当にありがたいことです。
 現代の遊びと異なる昔の遊びに魅力を感じつつ、こつを教えていただくことで、最初はできなかったことができるようになったこともあったようです。できたときの子供たちの喜びようは、何とも言えません。克服型の遊びは、本当にうれしそうでした。福笑いのようなユニークさを伴う遊びも、思う存分楽しめたようです。人生の先輩、遊びの大先輩のすごさに驚嘆したり、やさしくご指導いただく姿に安心して甘えさせていただいたり、日常の学校生活ではなかなか経験できない貴重な場となりました。

 ここ2〜3年ほど、コロナ禍のため、このような機会も控えがちになっていました。このような機会を頂けたことに感謝の思いでいっぱいです。
 ご協力いただいた関係者の皆様、本日は本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

(「昔の遊び」の学習の様子は、後程、あらためてこのホームページにアップします。)

【校長のつぶやき】引き継がれていく最上級生の思い(令和5年1月20日・金)

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 本日、昼休みに6年生から5年生へ「引き継ぎ会」がありました。たてわり班の活動がうまくいくためのアドバイスが引き継がれます。
 引き継ぎ会を行うに当たり、あらかじめ6年生がメモを用意していたので、いくつか見させてもらいました。

「6年生と下学年、どちらも仲良く楽しく遊べる遊びを考える。」
「名前を覚えてもらう。」「みんなができる遊びを考える。」
「他学年とも絆を深められるように、楽しい遊びにすること。」
「1年生や2年生でも楽しめる遊びにする。」
「説明を詳しく話す。」「困っている子にアドバイス。」
「困ったときは、話題を変えて楽しくする。」
「状況によってルールを変えてみるのもよい。」
「毎回、名前を言う。」
「遊びを考えたり、1年生とか大変だと思うけど、やってみると楽しいこととかいっぱいあるから、めげずにがんばって。」
「自分たちが笑顔でいれば、みんな笑顔になると思うので、笑顔を忘れずにがんばってください。」
「準備するのは大変だけど、6年生が楽しまないと下学年も楽しめないから、笑顔で自信をもって楽しくやろう!」
「6年生は忙しいから、自分のことばかりになってしまうけど、みんなのことを考えて楽しいたてわり班を作ってほしい。」

 下級生の立場に立った気配り、そして、自分たちも楽しむことや笑顔でいることの大切さ…国府津小の6年生のすばらしさをあらためて感じました。このすばらしい最上級生の思いが、これからも引き継がれていくことを期待しています。

【校長のつぶやき】気持ちのいい挨拶(令和5年1月19日・木)

 今日は、4年生を対象とした音楽鑑賞会に私も同行しました。
 三の丸ホールまでは貸し切りバスです。バスの運転手の方に「おはようございます。」「よろしくお願いします。」などと挨拶をする4年生。バスを降りるときも、「ありがとうございました。」
 三の丸ホールに着いてからも、係の方にやはり「おはようございます。」「よろしくお願いします。」
 もちろん、帰りのバスも同様です。

 気持ちのいい挨拶は、その場にいる人みんなの気持ちを和ませ、心地よい雰囲気を作ります。今日の4年生の挨拶が、まさにそのような挨拶でした。午前中、4年生の皆さんと一緒に過ごせて、気持ちが和んだのは、すてきな音楽と皆さんの挨拶のおかげだと思っています。
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【校長のつぶやき】防災を考える(令和5年1月17日・火)

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 28年前の今日、1995年(平成7年)1月17日早朝の5時46分、阪神・淡路大震災が起きました。
 28年前、早起きができずにいつも朝ぎりぎりに出勤していた私は、学校に着いて、職員室のテレビのニュースで初めてその悲惨な光景を目にしたことを覚えています。その後、何日間かは火災も収まることなく、高速道路が倒れていたり、ビルが倒壊したりしている様子がニュース映像で流れ、日が経つにつれて、これまで見たこともない大きな災害であるということに恐怖感を抱いていました。私たちが住んでいる神奈川県西部もいつこのような大きな地震が起きても不思議ではないと言われていた頃です。
 当時、6年生を担任していた私は、ちょうどこの時期に社会科で政治に関する学習をすることから、災害にあった場合、国や県・市などの地方自治体はどのようなことをするのだろうということを新聞やニュースなどをもとに、何時間かにわたって授業をした覚えがあります。現実の災害と学習が同時並行であったため、十分な教材も集められず、教材研究も不十分でしたが、目の前の教え子たちは切実感をもって学習に取り組んでいました。

 時が経つにつれて、災害に対する人の記憶は薄れていき、対策も緩みがちになります。いつ、自分の身の回りに起きても不思議ではないという覚悟をもって、今一度、備えや心構えについて、見直しができれば…と思います。
「天災は忘れた頃にやってくる」「備えあれば憂いなし」「自分の命は自分で守る」

【校長のつぶやき】学んだこと、調べたことをまとめる(令和5年1月16日・月)

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 3年生は、ここのところ、総合的な学習の時間で、学んだこと・調べたことを模造紙などにまとめています。小田原市に関することをいろいろな視点で調べてきましたが、これまで民俗資料館の学芸員さんや図書館の方などをお招きして、いろいろなお話も伺ってきました。本やパンフレット、インターネットなど、いろいろな所からも情報を得ています。
 たくさんの情報から、自分たちが重要だと思ったことを絞り、要点とともに、視覚的にも分かりやすく絵やグラフ、表などを入れていきます。前提として、伝える相手を意識して、どうしたら興味をもって聞いてくれるかということも考えて、「まとめ」を作っています。
 限られた紙面に、どうレイアウトをするか、どのようにすればインパクトのある構成にできるか…ということも3年生なりに考えているようです。
 このような作業を通して、自分たちの学んだことを見直し、再構築していきます。この後、発表の練習を行い、最終的には、互いのクラスと保護者の皆様に発表をするようです。子供たちがいろいろと考えながら「まとめ」を作っているということを意識していただいたうえで、発表をお聞きいただければ…と思います。どうぞお楽しみに…。

【校長のつぶやき】「駅伝」の起こりと土岐善麿(令和5年1月15日・日)

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 NHKの「チコちゃんに〜」の年始拡大版スペシャルをビデオで何気なく見ていたら、「駅伝ってそもそも何?」のところで、本校の校歌の作詞家:土岐善麿氏が出てきたので、びっくりしました。土岐氏が読売新聞社に勤務していた際に、駅伝を企画し、その時、初めて「駅伝」という言葉が使用されたとのこと。ただ、この企画が大赤字だったので、責任を問われて読売新聞社を退社し、翌年、朝日新聞社に入社したことも扱われていました。このことは、2019年の大河ドラマ「いだてん」でも取り上げられていたそうです。(「鎌倉殿の13人」は見ていましたが、「いだてん」は見ていなかったので、初めて知りました。もし見ていたとしても、その時は「土岐善麿」という名前を意識していなかったので、スルーしていたとは思いますが…。)
 あらためて、ウィキペディアなどで「土岐善麿」を調べてみると、そのことがしっかり掲載されていました。
 昨年末に「土岐善麿」氏のことを調べて、このホームページに掲載したばかりだったので、「駅伝」のこともホームページに追記しておきました。
 「国府津小の校歌の作詞家は、駅伝を始めた人なんだよ。」って、自慢できそうではないですか?

【校長のつぶやき】1年生、午後の授業も元気!(令和5年1月11日・水)

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 冬休み明け2日目。今日から給食も始まり、1〜4年生は5時間授業、5・6年生は6時間授業でした。
 2週間以上の休み明け2日目にして1年生も5時間授業なんて、学校生活に慣れていない体だと疲れを感じ、だらけてしまっていないだろうか…とちょっと心配しながら、校内を回りましたが、そのような心配は全く必要ありませんでした。
 道徳の時間でしたが、一生懸命、挙手をして発言している姿がたくさん。発言している子を見たり、前にいる教師の方ではなく友達の方を見て発言していたり…という姿に、成長も感じました。

 保育園だったら午睡(お昼寝)をしている時間。読んだり書いたり、話したり聞いたり、そして、考えたりする姿を見て、頼もしささえ感じます。後50日ほど、学校に来れば、2年生に進級。かわいい新1年生を迎えます。上級生としての自覚も育ってきているのでしょうか。
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