【校長のつぶやき】「みかんの花咲く丘」コンサートの復活(令和4年7月6日・水)そこで、本日から3回に分けて、プレコンサートを昼休みに開催し、ファミリーコンサートにも出演されるプロのオペラ歌手とピアニスト(いずれも国府津在住)の方が来校し、その素敵な歌声を披露してくださることになりました。本日6日(水)は1・6年生、14日(木)は2・5年生、そして、9月になってしまいますが(日程は未定)、そこで3・4年生を対象に、プレコンサートを開催します。暑い気候の中での体育館での開催ということもあり、約10分間、3曲の披露というミニコンサートですが、ライブで聴く歌声は重厚で体育館内に響きわたり、その声量にも子供たちは圧倒されていました。 このような機会が与えられ、国府津の子たちは本当に恵まれています。地域の方の熱い思いも感じます。ファミリーコンサートに何人くらいの児童が出演するのか、どんな歌声を披露してくれるのか、楽しみです。 【校長のつぶやき】小田原愛にあふれる6年生(令和4年7月5日・火)今回、この小田原ちょうちんを作るにあたり、6年生は、「小田原を象徴するもの」を和紙に描きました。シンプルに「小田原」という字だけの児童もいましたが、キャラクターの「梅丸」や小田原城、みかん、かまぼこ、アジなどの魚、海などを描いている児童もいました。小田原のことをよく知っているからこそ、自慢できるものを知っているからこそ、いろいろな図案が思い浮かんだのだと思います。 その小田原愛は、これまた自慢できる「小田原ちょうちん」を自ら製作することで、一段と高まったことでしょう。作り終えた子たちの満足そうな顔が印象的でした。 今回作った「小田原ちょうちん」は、以前は「小田原ちょうちん夏まつり」でお堀端に飾られていましたが、コロナ禍のため、ここのところまつりは中止。その代わり、昨年度は「小田原ちょうちん光アートフェア」が秋に行われました。今年度も、形を変えた状態で行われ、その際、みんなの製作したちょうちんが飾られるそうです。 このような素敵な機会を提供してくださった小田原箱根商工会議所青年部、小田原ちょうちん製作ボランティアの会の皆様、ありがとうございました。 【校長のつぶやき】「いい授業」を求めて…(令和4年7月4日・月)授業研究で行う授業を「研究授業」といいますが(「授業」と「研究」をひっくり返しただけ)、多くの教員にとって研究授業は負担に感じることが多いようです。普段の授業以上に教材研究に時間をかけ、指導案も書き、他の教員に見てもらい(場合によっては教育委員会の指導主事や教育指導員に見てもらい)、その授業に対して成果や課題などいろいろ意見を言われるといった一連の流れが、そのような負担感をもたらすのでしょう。一方で、研究授業が教員としてのスキルアップ・授業力向上につながるというメリットもあります。自分なりに工夫をしてきた授業に対して、同僚や指導主事などから助言をいただくことで、自信をもったり、課題が明確になることで次のめあてをもてたり…とプラスに感じることができれば、授業力もアップしていきます。 私は若い時に、先輩から「進んで研究授業を引き受けた方がいい。」と言われました。その言葉を信じて、比較的、自分から研究授業を行う機会を受けていた方かもしれません。授業力がアップしたかどうかは、何とも言えませんが、負担感はありつつも、やりがいを感じていたように思います。(以前にもお話ししたかと思いますが、「思うようにいった!いい授業だったかも!…」と思える授業はなかなかないのですが…。) そもそも「いい授業」ってどのような授業なのでしょうか?教育学者にもいろいろな教育観・授業観があるように、教員一人一人イメージしている「いい授業」も異なるでしょう。私が思う「いい授業」は…いつか機会があれば、この欄でお話ししたいと思います。 本日参観した2つの授業。(4校時目は検食があったので、途中抜けましたが、その前の時間にあたるところを1校時目に行っていたので、少し参観しました。)いずれも、子供たちが「分からないこと」を堂々と表明し、「その分からないことを分かるようになりたい」という思いのもと、学級全体が学習に取り組む、しかも、友達同士の関わりの中で解決しようとする姿が見られる授業、友達の考えを聞いて、「なるほど」「そうか、分かった」「そういうことか」などが出てくる授業。私は「いい授業」だと感じました。子供たちは本当に素晴らしいです。そして、そのような授業ができる学級の雰囲気を作っている授業者も…。 【校長のつぶやき】熱中症予防のため、運動や体を動かす遊びを制限することがあります(令和4年7月1日・金)環境省と気象庁は、熱中症予防対策に資する効果的な情報発信として、 令和2年7月から関東甲信地方で「熱中症警戒アラート(試行)」の発表を実施し、令和3年4月下旬からは全国を対象に運用を開始しました。熱中症リスクの極めて高い気象条件が予測された場合に、予防行動を促すための広く情報発信を行うため、 発表には熱中症との相関が高い「暑さ指数」を用います。 暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、単位は気温と同じ摂氏度で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい 「湿度」「日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境」「気温」の3つを取り入れた指標です。暑さ指数の値が33以上と予測された場合、「熱中症警戒アラート」が発令されます。(今年度、神奈川県はまだ発令されていません。)本欄に「運動に関する指針」と「日常生活に関する指針」を掲載しました(いずれも環境省の「熱中症予防情報サイト」から転載しています)。本校では、この指針に基づき、暑さ指数(WBGT)が31を超えた場合、原則運動を禁止しています。(体育も休み時間の外遊びも…) 今週に入ってしばらくは中休みも昼休みも運動中止の基準を超えてしまいました。久しぶりに31未満となったため、「熱中症に気をつけて、水分補給をしながら遊ぶように…」という放送が流れた瞬間、教室によっては「やったぁ。」という歓喜の声が聞こえました。ずっと遊べなかったので、気持ちはわかります。しかし、昨日、今日は、同様の状況でも、外遊びをする児童は少なかったようです。子供たちなりに気をつけているのか、この暑さで外で遊ぼうという気持ちも萎えているのか…。 毎日のように熱中症のニュースが流れる中、十分に気をつけて過ごしてほしいと思います。 |
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