【校長のつぶやき】令和4年度が終わろうとしています(令和5年3月24日・金)

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 本日、修了式を迎えました。1年間の締めくくり。そして、次の1年間への準備でもあります。
 昨日から最終日の今日にかけて、来年度、使う人のことを考え、自分たちが使っていた教室や玄関などの掃除に取り組んでいる学級が多かったようです。そのような気持ちがうれしいです。

 子供たちは一人一人いろいろな思いで、この1年間を過ごしたことでしょう。楽しいことばかりだったと思える子もいれば、逆の思いを抱いていた子もいるかもしれません。授業・学習のこと、友達関係、クラスの雰囲気…これらが、思いどおりだった子、理想どおりだった子、そうでない子…こちらもいろいろだと思います。
 私たち教職員は、それぞれ自分の役割の中で、子供たちにとって最善だと思える内容・方法を考えながら教育活動を展開してきました。私たちもまた思いどおりに展開できたと思える者もいれば、反省点が多かったと思う者もいるようです。(思いどおりに行くことが、子供たちのとって本当に良かったのかということも顧みる必要もありますが…)
 教育は、人と人との関わりの中で行われることなので、思いどおりにいかないことがあるのは当然でしょう。世の中(社会)もまた、それは同じことが言えます。思いどおりにいかないときに、みんなが「幸せ」と思えるような世の中(社会)をつくるには、どうしたらいいのか…学校というところは、それを学ぶところだと思います。そのときの構成メンバーによって、「幸せ」と思えることも変わってくるので、どれが正解と言えるものはないのかもしれません。だからこそ、「幸せ」を追究する必要があるし、追究することに楽しさを感じてほしいと思います。
 年度の変わり目、私たち教職員も自分たちの実践を振り返り、反省をし、次年度の構想を考えます。もちろん、その構想も、出会った子どもたちによって、修正せざるを得ないことも出てきます。それが教育の楽しさでもあり、大変なところでもあります。

 保護者の皆様、地域の皆様、そして、本校の教育活動に様々なお立場で関わってくださった皆様、1年間、大変お世話になり、ありがとうございました。至らぬ点も多々あったかと思います。どうぞご容赦ください。次年度、さらにパワーアップ・バージョンアップできるよう、教職員一同努力していきたいと思っております。来年度も引き続きよろしくお願いいたします。

【校長のつぶやき】1年生、ありがとうね(令和5年3月23日・木)

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 昨日、6年生が卒業していきました。
 とてもおめでたいことなのですが、6年生がいない小学校はなんだか寂しく感じます。6年生の存在の大きさをあらためて感じた1日でした。

 朝、職員玄関前に立っていた5年生に「今日から最上級生だね。」と話しかけると、「そうなんですよ。」と頼もしい答えが返ってきました。この2か月ほど、5年生は最上級生に向けての心構えが着実にできつつあることも、強く感じます。言い換えれば、「成長」を感じるというところでしょうか。

 先週から今週にかけて、1年生の子たちが感謝の気持ちを表そうとして、Chromebookを使って作成したメッセージをいろいろな先生に届けています。
 私も各クラスの子たちからいただきました。1年前、平仮名を習うところから始まった1年生。今では、Chromebookを使って平仮名入力で文章を作ることもできるようになりました。そして、それぞれお世話になった先生方に、自分たちだけで、自分たちの言葉で感謝の気持ちを届けに行くこともできるようになりました。1年生の気持ち、しっかりと伝わってきましたよ。ありがとう。

 どの学年も、いろいろなところで着実に成長をしているんだということを感じる今日この頃です。
 明日は修了式です。

【校長のつぶやき】卒業式 校長式辞(令和5年3月22日・水)

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。
本日は、ご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜りましたことに、高い所からではございますが、厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。

小学校生活の半分をコロナ禍の中で過ごすことになってしまった皆さん。いろいろな制約がある中での小学校生活でしたが、皆さんは国府津小学校の教育目標であり、合言葉でもある「向上心をもち、美しい心で、強い心と体の子」をめざし、貫いてきました。
授業では、友達同士、互いの考えを出し合いながら、自分自身の考えを深めようとする姿が見られました。まさに向上心をもって学んでいる姿です。
たてわり班の活動や国府津っ子フェスティバルなどの行事、休み時間にも下級生たちに温かいまなざしで優しい言葉をかけている姿…まさに「美しい心」。
そして、くじけそうなときや辛い時もそれを乗り越えようとする「強い心と体」も感じさせてくれました。
そのようなすてきな卒業生の皆さんの門出に際し、はなむけの言葉を贈りたいと思います。

それは、「幸せ」を追究していってほしいということです。
皆さんは、どんなときに「幸せ」だと感じますか?家族団らんの時や休養をしているとき、趣味やスポーツに熱中しているとき、友達と過ごしているとき…人それぞれ「幸せだな」と感じるときは異なるでしょう。
「幸福学」という学問があるそうです。
「幸せ」には長続きしない一瞬の幸せと、ずっと幸せと感じられる長続きする幸せがあるそうです。他人と比べて「お金や物がある」「社会的な地位がある」といったときに得られる幸福感は、そのとき限りのものであって、長続きしないそうです。一方、他人と比べるのではなく愛情や自由、健康など、心と体に関係して得られる幸福感は長続きするそうです。

人が幸せになるために4つの要素があると主張する研究者がいます。

一点目は、「やってみよう」です。自分なりの強みを生かせているか、社会の役に立っているか、目標に向かって努力・勉強しているかなど、自分が成長し続けることを実感することで、幸せを感じるそうです。「向上心」と関係がありそうですね。

二点目は、「ありがとう」です。誰かを喜ばせたり、親切にしたりすること、逆に自分が愛情を受けていると感じる、親切にされるなど、人とのつながりによって幸せを感じることができるそうです。「美しい心」と関係がありそうですね。

三点目は、「なんとかなる」です。常に前向き・ポジティブで楽観的であること。自分や他人を否定するのはなく、受け入れることは、幸せであり続けるために大変重要だそうです。「強い心と体」と関係がありそうです。

最後、四点目は、「ありのままに」です。自分と他人を比べることなく、周りのことを気にし過ぎず、ありのままの自分を受け入れ、自分らしい人生を送ることが、確かな幸せにつながるそうです。二点目のつながりや感謝のために、周囲と合わせることも大切ですが、人に合わせてばかりでは幸せにはなりません。人との関わりを考えながら、自分らしさを大事にするバランス感覚が大事です。

「こ・う・づ」の合言葉と「自分らしさ」を追究することが、「幸せ」につながるのです。すでに、そのことができてきている皆さん、これからも自信と誇りをもって「幸せ」を追究し続けてほしいと思います。

さて、保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。晴れの姿に感無量のものがあろうと思います。これまで、本校の教育活動にご理解とご協力をいただきましたことをこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。これからも子供たちを温かい目で見守っていただけますようお願いいたします。

最後に、卒業生の皆さんが、国府津小学校で学んだことに誇りをもち、幸せを追究し続けるようなたくましい大人に成長することを期待して、校長の言葉といたします。

 令和五年三月二十二日
  小田原市立国府津小学校  浜口 勝己

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【校長のつぶやき】3年2組の皆さん、ありがとうね(令和5年3月13日・月)

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 9月以降、3年2組の担任が育児休業に入り、代替教員が見つからず、教務に担任として入ってもらいました。担任と兼務になった教務の負担を軽減するために、私が3年2組の書写の授業を、教頭が図工の授業を担当することになりました。今年度の書写の授業もすでに終了。3年生にとっては、初めての毛筆の授業…子供たちは大変熱心に、そして、興味深く取り組んでいました。

 本日、昼休み、3年2組の数人の児童が校長室を訪ねに来て、2組全員からのお礼のメッセージを寄せ書きのようにアレンジしたカードを手渡してくれました。図工の時間に「とび出すカード」を作っていたのは知っていましたが、早速、学んだことを活用したようです。(同様に、教頭の手元にも届いたようです。)

 「書写が楽しかったです。」「やさしくわかりやすく教えてくれてありがとうございました。」「おもしろく教えてくれたので覚えやすかったです。」「とてもおもしろくて習字の時間がとても楽しみでした。楽しみでしょうがありませんでした。」などなど、たとえお世辞でも、社交辞令でも、単純な私はとてもうれしく感じています。感動して涙が出そうなくらい…。こちらこそ楽しい時間をありがとうです。そして、すてきな言葉がたくさん詰まったカードもありがとうです。宝物がまた増えました。

 カードを手渡した後、3年2組の子供たちは、昼休みが終わるまで校長室を探検しながら、いろいろなお話をしてくれました。子供たちと関われるときが、「教員になってよかったな」と感じるときです。

【校長のつぶやき】マスク着用をはじめとした新型コロナ対応について(令和5年3月12日・日)

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 報道にありますように、国(厚生労働省)の発表によると、明日3月13日(月)より、「マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる。本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、配慮をお願い。」となっています。
 ただし、学校については、文部科学省が「4月1日(新年度)からの適用」で検討しているということです。
 卒業式については、小田原市の通知により「卒業生にはマスク着用を求めない。在校生、保護者、教職員等については、マスク着用を促す。」となりました。(卒業生の保護者の皆様には、さくら連絡網により、小田原市教育委員会より直接、通知があったことと思います。)本校の卒業式も、この通知に基づき、同様の対応をいたします。卒業生も、歌や呼びかけの際には、マスク着用を促すことになります。マスクの着脱について、学校が強いることはありませんので、ご家庭でお子様とご相談ください。

 4月1日以降の教育活動の在り方(いわゆる『新しい生活様式』に基づく教育活動)について、今後どのようになるのかは、国・県の通知を踏まえた小田原市の通知を待つことになります。現時点では、まだお知らせできることはありません。引き続き、ご理解・ご協力のほど、お願いいたします。

【校長のつぶやき】東日本大震災から12年(令和5年3月11日・土)

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 12年前の2011年(平成23年)3月11日午後2時46分、東日本大震災が起きました。死者、行方不明、災害関連死は約22,000人に上り、今なお約31,000人の方が避難中だといわれています。

 当時、私は真鶴町教育委員会に勤務しており、その日はまなづる小学校の1年教室で、1年担任と話をしていました。午後2時46分、1年生は下校した後でしたが、他の学年もちょうど下校のタイミングでした。当時は下校時刻まで遊んでいてもよいことになっていたので、何人かの児童が校庭で遊んでいました。長い間揺れ続け、1年担任と「結構揺れるね。大きな地震なのかもしれないね。」と話しながら、校庭で遊んでいる子たちの様子を見ていました。すると、自分たちで判断をして校庭の中心に集まり座っている姿が見られました。「まなづる小の子たちは、災害が起きたときにきちんと自分で判断をして行動できるなんて素晴らしい。」と感じたことを覚えています。そして、日頃の避難訓練の成果がこういう時に試されるということも感じました。
 このことは、何年か後に私がまなづる小学校に勤務したときに、先輩たちのすばらしい対応として、折に触れ児童に話をしていました。

 震源地に近い東北地方では、これまで経験したことのない大地震、そして大津波の中で、どのように行動すればよいのか、気が動転しながらも判断・決断をしなければならないという本当に大変な状況であったことでしょう。大人だけでなく、子供たちもまた自分たちで判断・決断をして避難をしたことで、命が助かったという話も聞きます。

 令和4年9月に、小田原市が発行した「小田原市ハザードマップ」によると、相模トラフで巨大地震が起きた場合、国府津地区の津波の最大波の高さの想定は11.9mとされています(このハザードマップは市の広報などとともに各家庭に配付されているかと思います。)。海に面した学区なので、登下校中や近所で遊んでいたときなどに大地震が発生して津波の可能性がある場合、どこまで避難すればよいのか、日頃から意識できるとよいかもしれません。

 「自分の命は自分で守る」…私も子供たちによく言っていることですが、自分たちで考えて行動できるよう、国府津小の子供たちにも期待しています。ご家庭でも、ぜひこの機会に、災害時の行動の仕方について、お子様と話し合いの場をおもちいただきますようお願いします。

【校長のつぶやき】学生ボランティアさんが来てくれています

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 久しぶりの「校長のつぶやき」になってしまいました。年度末を迎え、担任は児童の通知表「のびゆく子」をすでに書き始めています。この1週間、全校児童の通知表を読ませてもらいました。507名、皆さんのがんばりが、一人一人の通知表に詰まっています(すべてを書くことはできないので、一部ではありますが…)。来週は、さらに洗練された文章へと変わっていきます。その後、再度、読ませていただきます。どうぞ、お楽しみに。

 さて、先週から学生ボランティアが来てくれています。本校の卒業生で、教員を目指しているそうです。とりあえず、3月は、火・水・木の3日間、お願いしています。来年度は大学の履修の関係で、何曜日になるかは未定です。(さすがに、大学が始まれば、3日間お願いすることはできないでしょう。)
 今は、算数を中心に3〜6年生に関わってもらっています。個別に教えてもらった子もいることでしょう。TT(ティームティーチング)が配置されていない中で、ボランティアの方の存在は、授業をする側としては、とてもありがたいです。児童の皆さんには、分からないときは、遠慮なく解き方を教えてもらってほしいです。各学年のまとめの時期、進級に向けて、授業の1時間1時間を大事にしていきましょう。

【校長のつぶやき】給食が豪華に感じる…(令和5年3月2日・木)

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 今日の給食は、「セルフ手巻き」でした。のりの上にご飯を乗せ、さらに鮭を乗せて自分で巻いて、食べる…楽しさとともに豪華さも感じます。

 3月の給食の献立を見ると、他にもなんだかワクワクするメニューがあります。昨日の「りんごタルト」をはじめ、「桃ゼリー」「おさつシナモン」「伊予かんゼリー」…そして、最後には「すだちゼリー」とデザートのラインナップがすごい。
 主菜も「ガーリックチキン」「まぐろのフライ」「鉄分たっぷり餃子」「花形ハンバーグ」など。
 主食には「そぼろ丼」「ビビンバ」「ハヤシライス」「ごろごろポークのカレーライス」、そして、最後に「味噌カツ丼」!

 1年の最後(6年生にとっては小学校最後)の給食だからでしょうか?それとも、私の気のせいで、普段からこのくらいのメニューが出ているのか?
 いずれにせよ、今年度のしめくくりの給食、楽しみたいと思います。調理場の皆さんに感謝しながら…。
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