【校長のつぶやき】一人はみんなのために、みんなは一人のために(令和5年5月16日・火)

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 今日の朝会で、「ONE for ALL, ALL for ONE」(一人はみんなのために、みんなは一人のために)を話題にしました。高校時代、ラグビー部に所属していたこともあり、この言葉にかなり影響を受けています。担任をしているときは、この言葉をもとに学級経営をし、校長になってからは、この言葉を意識して学校経営をしています。今年度の「国府津小学校グランドデザイン」にも、明示しています。職員にも「児童の指導と学級づくりをしていく際に意識してほしい。我々同僚もそういう関係でありたい。」という話を4月当初にしました。

 先日、何年かぶりに初任校で教えた子たちがクラス会を開いてくれました。30年ちょっと前に教えた子たちですが、「先生、『ONE for ALL, ALL for ONE』という言葉、好きでしたよね。」と話題に…。ちょうど、朝会で話そうと思っていた矢先だったので、びっくりしました。担任をした最後の学校を出るときに離任式でも、代表の子が、「浜口先生の好きな『ONE for ALL, ALL for ONE』という言葉、大事にしたい。」というようなことを言ってくれたのを覚えています。ずっと言い続けていたのです。

 特に大事なのは、「ALL for ONE」(みんなは一人のために)だと思っています。そこには、本校の重点目標の一つでもある「学び合い」にもつながる要素が含まれています。仲間の失敗を責めたり、仲間の至らなさを嘲笑したりすることなく、互いにカバー、フォローし合いながら、高め合っていく。仲間に認められることで、自己有用感や自己肯定感も高まっていく。この仲間と一緒でよかったなと思える瞬間も出てくるでしょう。喜びや達成感も得られるかもしれません。その結果、一人一人が幸福感を得られ、輝けるような…そういう仲間と出会ってほしいと思います。また、そのような集団をつくっていくのも、私たち教員の仕事だと思っています。

 先程、1年生の担任が「私が子供たちに返却しなくていけないプリントをためてしまったら、子供たちがみんなで協力・分担して配ってくれたんです。すると、ある子が、『だって、今日、朝会で校長先生が言ってたでしょう。みんなは一人のために…って』と言ってたんです。1年生なりの解釈もしれませんが、『ちゃんと校長先生のお話、聞いていたんだ』と思いました。」と私に話してくれました。うれしいですね。

 実は、廊下や玄関で会った1年生や2年生の子たちが、何人か私に直接「今日の校長先生のお話、とても分かりやすかったです。」「校長先生のお話、とてもよかったです。」などと、評価してくれました。朝会で話をして、子供たちにこんなことを言われたのは初めてです。国府津の子たち、素敵ですね。

 今日の話、心のどこかに留めておいてもらえたらうれしいです。
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