【校長のつぶやき】春は学級づくりの季節(令和5年4月20日・木)

 本日は、今年度初の学級(学年)懇談会にご出席いただき、ありがとうございました。6年生は、懇談会に先立ち、修学旅行説明会も開催しました。説明会が終わった頃に少しのぞかせてもらいましたが、多くの方々にご出席いただいたようで、感謝申し上げます。14時頃には、出張のため、学校を出てしまったので、懇談会の様子をうかがうことはできませんでしたが、PTAの常置委員決めもあり、多くの方にご出席いただいたのではないかと思います。国府津中学校と調整がしきれずに、同日開催になってしまい、中学校に兄姉が在籍されている保護者の皆様にはご迷惑をおかけすることになってしまいました。申し訳ありませんでした。

 新年度が始まって約2週間。子供たちも新しい学年・学級の生活に慣れてきた頃ではないでしょうか。新しい学級、新しい担任、新しい仲間に出会うと、子供たちはしばらく様子を見ます。このクラスは、どんなクラスになるだろう?クラスの仲間は、どんな子たちだろう?優しい子ばかりだろうか?意地悪そうな子はいないだろうか?担任はどんな人だろう?どこまで気を緩めても平気だろう?どこまで許してくれるだろう?…いろいろと試している時期だとも言えます。
 担任も、どのような学級をどのような雰囲気にしていくか、必死になっている時期でもあります。約30人いる子たち一人一人の個性を把握し、人間関係に気を配りながら、よりよい集団づくりを目指します。
 子供たちにとっても、担任にとっても、お互いに適度な緊張感をもちながら、より良い方向を目指そうとしている時期…「最初が肝心」とも言える時期なのです。

 昨日、2つの学級の授業を丸々1時間(45分間)ずつ、見させてもらいました。子供たちにとって、学校生活の大部分を占める授業時間。安心して学び合える仲間たちでありたいと思っているはずです。2つの学級とも、多くの子が挙手をして発言をしようとしたり、発言をしなくても自分の考えをノートなどに書いたり…と意欲的に学習に取り組んでいました。そして、分からないことを「分からない」と堂々と表明することができ、それを嘲笑することなく、みんなが分かるまで互いに助け合おうとする雰囲気も見受けられました。このような学級集団を育てていくことが、この時期にまず大切なことだと思います。安心して、2つの学級を見ていられました。

 また、いくつかの学級を少しずつのぞきながら、校内を回っていると、係の仕事や学級の決まりごとを、子供たちの力で決めている場面に出会うことがありました。教師からの押しつけでなく、子供たちの思いを大事にし、子供たちの力で作り上げていく。そのような中で、「誰も嫌な思いにならないように決めていこうね。」と声かけをしている担任の姿にも出会えました。年度初めに「子供たちの主体性を大事にした教育活動を考えてほしい。」と全職員にお願いしましたが、まさにその表れの一つだと言えるでしょう。

 一方、子供同士のトラブル・いさかいも出てくる頃でしょう。それをどのように解決していくか、子供だけで解決できれば理想ですが、時には大人の力が必要な場合もあります。早速、丁寧に対応している担任の姿にも出会いました。

 子供たちも、担任も一生懸命、毎日の学校生活を送っています。保護者の皆様方のご理解、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

(校庭の藤の花がきれいだったので、撮影しました。)
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