校内研究(授業研:全体研)…5年生:国語

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 5校時目、5年3組で授業研究がありました。今回は、早稲田大学 教育・総合科学学術院 大学院教育学研究科の教授:小林宏己先生をお招きし、授業を参観していただいたうえで指導助言をいただきました。教科は国語。「大造じいさんとガン」の第3場面の学習です。

 最初に読んだときの感想をもとに、子供たちはこれから学習を進めるに当たり、「皆で読みを深めたい課題」をいくつか立てました。その課題から、本時の課題は「あんなにうちとりたかった残雪なのに、なぜじゅうを下ろしてしまったのだろう?」としました。
 学習課題について、まず自分の考えをノートに書き、ペアで交流、そして、全体で話し合います。「233ページの9行目に『残雪の目には、人間もはやぶさもありません。ただ救わねばならない仲間のすがたがあるだけでした。』というところから、大造じいさんは強く心を打たれたからだと思います。」「ふつうの鳥だったら、襲われているときにあまり助けに行かないのに、残雪は助けに行ったので、それに心を動かされたのだと思います。」「残雪は正々堂々と戦っていて、それに対し大造じいさんは卑怯な手で捕まえようとしていたことに気付いて、銃を下ろしたのだと思います。」…、子供たちは次々と発言をしていきます。
 授業者は、大造じいさんが最初は「たかが鳥」と言っていたことに気付かせ、それに対し、今は残雪のことはどう思っているのだろうと投げかけます。子供たちは「いかにも頭領らしい」という叙述に着目し、やがて、「ライバル」のような存在と発言。「ライバルってわかる?」という授業者の問いに、「ライバル」に対する考えを子供たちは述べていきました。
 ここで、最後に大造じいさんの立場になって残雪に手紙を書きます。最後に何人かが手紙の内容を発表し、終わりとなりました。

 子供たちの学び合おうとする雰囲気は、とてもすてきでした。友達の発言に対する子供たちの反応もよく、国府津小学校としての「学びの基本的な育ち」をうかがうことができると、小林先生からもお褒めの言葉を頂きました。研究協議中の教員たちの姿勢についても、前のめりになって授業の成果と課題を検討し合う姿もまたいい雰囲気であるというありがたいお言葉を頂きました。
 今年度の授業研究はこれで終わりますが、講師の小林先生から、今日の授業の反省をもとに、次年度の研究でどのようなことに力を注げばよいかということについて、ご助言がありました。
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