【校長のつぶやき】1年生の読み取り(令和4年9月22日・木)

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 経験年数等により受ける研修の一環として、授業研究を行いました。県西教育事務所から教育指導員さんが来校され、授業を参観後、約1時間、授業者が教育指導員さんより指導助言を受けるというものです。その授業を、私も参観しました。1年生の国語の授業で、「うみのかくれんぼ」という説明文の学習です。
 1年生にとって、教科書に出てくるいろいろな言葉(単語・語句)は、初めて出会うものが結構多く、まさに「未知との遭遇」です。私も、一昨日、昨日と1年生の教室に入り、国語や算数の授業を行いましたが、2年生以上の子、特に高学年の子が普通に使っている言葉も、1年生にとっては「それ、どういう意味?」「何のこと?」といった言葉が結構あるということをあらためて実感しました。知的好奇心にあふれる1年生は、その言葉の吸収率も高く、入学してからこの半年の間に、一気にボキャブラリー(語彙)も増えたことと思います。
 今日、参観した1年生の子供たちも、まさにその渦中。「うみのかくれんぼ」では、「はまぐり」「たこ」「もくずしょい」の3種類の生き物が「海の中のどこに隠れるか」「隠れるための体の特徴はどうなっているか」「どのように隠れるか」ということについて、同じような構成パターンで表現されています。今日は、「たこ」についての学習。前時の「はまぐり」についての学習で学んだことをもとに、授業が進みます。わずか3つの文ですが、この3つの文から、「何の生き物についてか」「どこに隠れているか」「どんな特徴があるか」などが分かる語句を見つけます。簡単そうで、実は難しい。1年生の子たちが指摘する部分も分かれました。
 授業者は、丁寧に児童の間を回り、個々に指導したり、友達同士を関わらせたりします。ワークシートも用意し、子供たちが分かりやすくまとめられるような工夫もなされていました。子供たちも、積極的に反応し、挙手をして答える姿もたくさん見られました。本時では、時間の関係で見られませんでしたが、文章に対応した動画も用意されていたようです。
 説明文では、抽象的な言葉も出てきますが、実体験や動作化などの疑似体験、動画や画像などによる視覚的なとらえなどを通して、具体とともに理解・習得することが大切になってきます。問いに対する答え方を丁寧に扱うことも、この時期だからこそ大切になってくるかと思います。
 今日のような授業を、さらに丁寧に、具体を通して行うことの大切さをあらためて感じました。この時期に、読書などを通して、多くの言葉に出会わせたいものです。
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