【校長のつぶやき】初任者研修(令和4年4月13日・水)

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 今年度、本校には初任者が2年担任・4年担任と2名います。教員の場合、大学時代に教育実習はしていますが、就職後すぐに、研修と並行して担任をもったり授業を行ったりなどの実務があります。研修の内容としては、指導員に授業を見てもらい授業後に指導を受ける時間は毎週ほぼ1回、さらに、先輩の授業を見てやはりその授業後に指導を受ける時間が毎週ほぼ1回、他に授業以外の教員の仕事について指導を受ける時間なども毎週あります。これらは校内での研修ですが、時折、教育事務所や総合教育センターなどの校外で研修を受けることもあります。

 今日は、初任者が授業を行い、指導員に指導を仰ぐ第1回目でした。同じタイミングで2人の初任者が授業を行うので、私は2年生の方の授業(国語)を見させてもらいました。事前の授業準備もしっかりされており、写真や絵を黒板に掲示し、児童が具体的にとらえられやすくなるような工夫がなされていました。発言するときのルールや友達が発言しているときの聞き方、友達の発言への反応の仕方など、いわゆる授業規律もできており、児童の発言を中心にして授業が進んでいました。児童は、授業者の問いかけにしっかりと反応していたように思います。もちろん、細かい課題はあります。しかし、授業者(担任)と児童が一体となって学びを進めている雰囲気を感じることができました。

 放課後、担任と話していると、「子供たちに助けられました。」という声が…。その感覚、これからも忘れずにいてほしいです。特に若い教師は、授業を進めていく中で「子供に助けられた。」と思う瞬間が多々あります。それは、同時に教師と児童の関係が良好であることの証です。いわゆる「いい授業」の前提は、授業者と授業を受ける児童の人間関係・信頼関係が良好であることが必要不可欠。そういう意味で、今日の2年生の初任者の授業は安心して見ていられました。

 子供たちのためにも、今後の更なる初任者の学びに期待しています。
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