【校長のつぶやき】初任者研修の授業研究・全日程終了(令和5年2月1日・水)この1年間で、「教師らしい顔つきに変わった」とまでは言いませんが(顔つきはフレッシュなままです)、「立ち居振る舞いが教師らしくなった」と言えます。授業中の言葉がけも、4月当初に比べ、だいぶ落ち着いた態度で、子供たちの思いや考えをしっかりと受け止めながら授業を進められるような心のゆとりも感じられます。何といっても、2人とも、笑顔・スマイルで授業を進められることが素晴らしい。いざというときは、厳しい指導もあり、そんなメリハリのある指導ができることは2人の「良さ」です。 拠点校指導員の先生方をはじめ、同学年の担任、諸先輩方の指導・助言のおかげでもあるでしょう。一番感謝すべきは目の前の子供たちではないでしょうか。教師は子供たちを教えてはいますが、教師もまた子供たちからいろいろなことを教わります。幸い、それぞれの初任者は、学級の子供たちともいい関係を築くことができました。そのような相互の関係のありがたさに感謝の気持ちをもてることが、教師の成長につながります。さらに、担任を信頼し支えてくださった保護者の皆様の存在も大きいものです。保護者の皆様の中には、「初任者が担任」ということで、内心、不安に思われた方もいらっしゃったことでしょう。至らぬところもったあったかと思います。でも、本校の保護者の方々は、初任者の担任を信頼し、温かく見守ってくださいました。担任にとっては、どれほど心強い存在であったことでしょう。私からもお礼申し上げます。ありがとうございました。 初任者研修の授業研究はこれで終わりますが、今年度の日々の授業はまだ2か月続きます。国府津小の学校教育目標である「向上心を持って」のとおり、初任者2人ともさらに精進していくことと信じています。さらに、今後、1年経験者研修、2年経験者研修…と研修は生涯続きます。来年度、誰がどの学年の担任になるかはまだ白紙状態ですが、どの学年を担任しても、「いい授業」「いい教師」を目指していくことでしょう。保護者の皆様、地域の皆様、引き続き、よろしくお願いいたします。 【1年】ことばをみつけよう「かばんの中には、かばがいる。」 「かばんの中に、かばがいるなんておかしい。」 「『かばん』という言葉の中に『かば』という言葉が入っているんだよ。」 「はちまきの中には、…」 「『はち』がいる。」「『まき』がいる。」 「『まき』ってなんだか知っている?」「火を燃やすときに使う木。」 では、「ぶたいの中には、…」 「わかった。『たい』がいる。」 「まだあります。『ぶた』がいる。」 「ひっくり返すと、『いる』じゃないけど、『いた』が『ある』。」 「えっ、じゃあ、さっきの『まき』も『いる』じゃなくて、『まき』が『ある』だよ。」 「『いる』と『ある』の違いがあるみたいだね。」 子供たちは頭が柔らかく、発想も豊かです。 言葉遊びをしながら、どのようなときに「いる」を使い、どのようなときに「ある」を使うのかということを学んでいきました。 2月1日(水)の給食「ししゃも」について 卵を持った、メスのししゃもを子持ちししゃもといいます。 ししゃもは、頭からしっぽまで丸ごと中にある骨も一緒に食べられます。ししゃもには、骨や歯を丈夫にするカルシウムが多く含まれています。ししゃもをよくかんで食べると、あごも丈夫になり、頭の働きもよくなります。 |
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