【校長のつぶやき】校内研究、着々と…(令和4年6月24日・金)子供のつぶやきを拾いながら、めあてを決めるのは前回のクラスと一緒。今回は「賢治が『やまなし』に込めた思いについて考えよう」です。その後、ノートに自分の考えを書き、意見交流(周囲から全体へ)というのも、ほぼ似ているかもしれません。今日のクラスは、周囲との意見交流が大変活発で、友達の意見を聞きながらその場で自分の考えを修正し、ノートに書いている姿も見られました。全体発表の前に、来客対応で退室したため、その後の展開を見ることができませんでしたが、最後に教室に戻った時には、黒板に多くの意見が書かれていることから、様々な意見が出たことは想像できました。 めあてとともに、子供たちに考えさせるための学習問題や発問をどうするか、子供たちをどのように関わらせるか、どこで立ち止まらせて焦点化させるか、授業者がどのように切り返すか、ノートにどのようなことを書かせるか、…このようなことが課題ではないかと思います。子供の発言やノートの記述から、「深い学び(読み取り)」があったといえるのかということの検証も必要でしょう。そのような視点で、研究を深めることができれば…と思います。 校内研究(授業研:ブロック研)…6年生:国語これで、6年生の3クラスが「賢治の伝えたかったことを考える」という同じような時間の研究授業をしましたが、めあての立て方やめあての内容、活動の流れも三者三様です。当然、子供たちの読み取りも様々です。それぞれの授業の成果と課題を明確にし、高学年ブロックの目指すべき「学び合い」の姿「相手意識をもち、主体的に話したり聞いたりしながら、より深く追及する姿」に向けて、どのような手立てがよかったのかをまとめていくことになります。 6月24日(金)の給食「酢」について 今日の「さわらの甘酢あん」のたれには「酢」が使われています。酢は人間が手をかけ作り出した最初の調味料です。酢は味付けに使うだけでなく、食べ物を洗ったり、殺菌したり、長持ちするようにする働きもあります。 【校長のつぶやき】小田原市パワーアップ研修(令和4年6月23日・木)本校でも、該当しそうな教員に教頭を通して声をかけたところ、「受けます。」とやる気に満ちた回答だったので、私の方から受講者として推薦をしました。 年間5回の研修を受けることになっており、本日がその1回目でした。市教委からは研修相談員さん(元校長先生)が来校され、授業を参観されたうえで、今後の研修の在り方も含めてご指導をいただきます。授業者自身が設定した個人テーマは「『主体的で対話的な深い学び』になるような授業づくり」です。 私も一緒に授業を参観させてもらいました。4年生の国語で「一つの花」の学習です。子供たちが自分たちで解決したいという読みの課題をいくつか設定し、その課題(めあて)に向けて、毎時間、授業を展開しています。今日のめあては、「お父さんはなぜ忘れ去られたコスモスをゆみ子に渡したのか。」でした。子供たちは、意欲的に挙手をし、自分たちの考えを発表をしています。友達の発表にも、うなずいたり、「なるほど」「うーん」「いいと思います。」など、よく反応しています。友達の発言がわかりづらいときは、他の子が「こういうことを言いたいんじゃないかな。」とフォローする場面もありました。「教科書の○ページの何行目に、〜と書いてあるから、〜だと思います。」根拠を物語文の叙述に求める発言も聞かれました。友達の発言に対して、「それってめあてとずれていないかなぁ。」と指摘する子もいました。本当に多くの子が自分から挙手をして発言をしていました。鍛えられていることがよくわかります。 個人テーマになっている「主体的で対話的な」というのは、ある程度できているように感じました。課題は「深い学び」となるためには、子供たちの対話をどのように関わらせ、より深い読みになるようにはどのように授業構成をすればよいかということでしょうか。ベテランの教員でも難しいことです。 授業後、研修相談員さんからもたくさんの助言をいただいたようです。その後、私のところにも尋ねに来たので、私なりに思うことを話してみました。助言を受けて、「そういうこともできそうですね。やってみたいと思います。」という授業者の前向きな言葉が、とても印象的でした。本校には頼もしい若手教員がそろっていることを改めて感じました。 【5年】卵の中に「目」が見えた!【児童会事務局】今年度の児童会のめあて
今年度の児童会のめあては
「全力前進 仲間と共に挑戦 国府津っ子」 です。 みんながこのめあてを意識できるように、階段アートを計画しました。 そして今週、心を込めて作った階段アートが完成しました。 1年間、このめあてを意識して、より良い学校を目指していきたいと思います。 2年生 第2回町探検
6月20日(月)に第2回町探検(白・青コース)に行きました。巡礼街道のたくさんの商店を見ました。そして、田島第一公園(子どもたちの通称「団地公園」)でしっかり遊びました。その後、石塚保育園、国府津中学校と回って探検終了となりました。
町探検を通して、子どもたちの知っている公園マップを作ることで、地域の公園の場所を知り、行動範囲を増やすことができます。 2年生 体育「折り返しリレー」2年生 〜第1回町探検〜
6月10日(金)に生活科の学習で、学区の町探検(赤コース)に行きました。国道1号線を通って国府津海岸に行き、貝や石を拾いました。その後、国府津駅前の様子を見て菅原神社まで足を伸ばしました。
2年生にとっては、かなりの距離を歩いたので「疲れたよ。」と行っている子もいましたが、ほとんどの子が元気いっぱいでした。 探検後、見つけた町の素敵をまとめました。「次の探検も楽しみ。」と口々に言っていました。 6月23日(木)の給食クイズです。私は誰でしょう。 ・海で育ち、見た目は黒いですが、水につかると緑色に変化します。 ・カルシウムが多く含まれているので、骨や歯を丈夫にします。 ・サラダや味噌汁に使われていることが多いです。 ・今日の味噌汁の中に入っています。 答えは「わかめ」です。 【校長のつぶやき】学校運営協議会(令和4年6月22日・水)今日は、今年度の第1回目。教育長から各委員へ委嘱状を手渡される委嘱式からスタートしました。小中学校の校長・教頭も委員のメンバーです。 委嘱式後の協議会では、各校長より「小中学校の現状と本年度の経営方針・教育活動」について説明をし、その後、委員の皆様から、要望や意見、感想等をいただきました。 あらためて、地域とともに学校が存在していることを実感し、様々なお立場から学校を応援していただいたり、支えていただいたりしているということを痛感したところです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 【6年】総合的な学習の時間…テーマは「郷土」と「国際」まずは、「郷土」や「国際」の意味を確認しつつ、どんなことを思い浮かべるかを出し合いました。そして、クロームブックを使って、「郷土」「国際」からイメージしたことをもとに、どのようなことが課題にできそうかを出し合いました。教育を受けられない問題、貧困、地球温暖化、SDGs、自然災害、医療の格差の問題…「国際」だけでもいろいろ。この後、どのように学習を進めていくかを考えていきます。 6月22日(水)の給食「シュウマイ」について シュウマイは、中国料理の点心」と呼ばれる料理の一つです。点心とは、中国料理の中でおまんじゅうなどの軽い食事やお菓子のことをいいます。シュウマイ以外にも、ギョーザ、ちまき、春巻き、肉まんなどがあります。どれも湯気の上がる熱々をいただくとおいしいです。 【校長のつぶやき】学び合いを通して思考を深める児童(令和4年6月21日・火)児童のつぶやきを拾いながら「賢治の伝えたかった幻灯は、(5月と12月の)どちらだろうか」という学習課題が設定されました。まずは、どちらかを選びその理由をノートに書きます。隣同士で意見交流をしたのち、全体で発表。 A児「12月だと思う。理由は、『イーハトーヴの夢』の117ページに苦しい農作業の中に楽しさを見つけるとあるので、賢治は、自然とかの大切さや喜びをみんなに伝えたかったのだと思う。それを伝えられるのは12月だから。」 B児「僕も、12月だと思う。12月のやまなしは木からできる。木は大地からできる。『イーハトーヴの夢』の畑や農作物も大地と関係している。両方とも大地の話。5月は食物連鎖の話だから。」 C児「12月。理由は『帰り道』という作品も、最後、題名に戻っていた。12月に題名の「やまなし」が入っているから。」 授業者「『5月』を選んだ子はどう?」 D児「私は5月。理由は、5月に書かれている、魚の死、食物連鎖、怖さなど、12月より詳しく書かれている。でも、A児君の意見を聞いて、農業の楽しさ、喜びについても『イーハトーヴの夢』に書いてあるので、今、結構迷っている。」 E児「5月だと思う。命を奪われる瞬間、命のはかなさ、死ぬ怖さなど、少ない時間の中でどう考えるかを伝えたいのだと思う。」 子供たち「あ〜、なるほど。」「賢治の妹さんも死んでしまったしね。」 F児「う〜ん、考え、変えようかな。昔は、人間50年くらいしか生きられなかった。教科書にも、怖さについて、細かく書かれている。怖さの方が大事なのかなぁ。」 ここで、一度、授業者は、「12月」だと考える子に「12月派はどう?」と振りながら、「近くの人と話して。」と少し時間をとります。 G児「5月は、怖さがたくさん入っていると言っていたけど、賢治の理想は入っていないから違うと思う。」 H児「5月と12月の両方ともって気がしてきた。苦しさの中での喜びを伝えたい。」 E児「賢治の理想は自然。他の人たちによって、機械などが発達してきて、自然が壊れた。5月は、自然の命を奪っている。周りの人にそういうことをしたんだということを考えてほしかったんじゃないかな。」 I児「昔は50年くらいしか生きられなかった。50年の間にできることは限られている。逆に、その間、自然や生きられる喜びを伝えているので12月だと思う。」 H児「どっちもあるな。」 10人くらいの発言の中で展開されていますが、子供たちは、友達の意見を聞きながら自分の考えを見つめ直し、迷っている子もいれば、考えを強めた子もいます。子供たちの発言を聞いていると、最初に抱いた考えと、意見交流をした後での考えは、明らかに質的に異なります。これこそ、学び合いを通して思考を深める姿と言えるのではないでしょうか。この後、授業者は、「賢治は何を伝えたかったのか」をノートに書かせます。読み取りは、それぞれ異なって構わないと思います。ただ、この授業を通して、一人で読み取った内容が、友達の考えを聞くことで深まりをもつことが大事です。45分の授業で全員が発言できるわけではありません。(全員が発言すると、かえって深まらない傾向があります。)発言できなかった子は、友達のやり取りを聞いて、授業の始まりと終わりでは、どのように考えが変わったかをノートなどに表現することが大事になってきます。 このような授業を積み重ねることが、本校の研究テーマ、目指す児童像につながるのではないかと思います。 校内研究(授業研:ブロック研)…6年生:国語「イーハトーヴの夢」とつなげながら、「やまなし」からこれまで読み取ったことをもとに考える児童たち。研究テーマでもある「学び合いを通して思考を深める児童」の姿を見ることができました。 【PTA】第4回運営委員会本部より「夏休みプール開放」について、成人委員会より今年度の活動について、提案がありました。また、会員委員会から「定期総会準備・設営」について、広報委員会から「こうづっ子第157号発行」について、施設整備委員会から「親子清掃」について、校外委員会から「登校指導」「登校ウォッチング」について、報告がありました。ここまでが審議事項でしたが、特に協議するような内容はありませんでした。 さらに、本部から今年度の「ふれあい広場」に関して現時点での構想について、また、広報委員会からは今後のPTA会報「こうづっ子」の構成についての提案があり、意見交換がなされました。 校長から、運動会の保護者の人数制限のあり方について運営委員の皆さんのお考えを伺いたいという要望を出し、現時点での皆さんのお考えを伺いました。運動会を開催する際の参考にさせていただきます。 6月21日(火)の給食「トック」について トックは、韓国のもちです、日本のもちとの違いは、日本のもちは粘り気の多いもち米で作られるのに対し、韓国のもちは粘り気の少ないうるち米で作られるところです。トックは平たく丸い形をしていますが、韓国には、細長い棒の形をしたトッポギというもちもあります。 【校長のつぶやき】「美しい心」を求めて(令和4年6月20日・月)子供の時、多かれ少なかれ落書き等のいたずらをして怒られた経験は、多くの大人にもあるのではないでしょうか?(「ほとんどない」という方もいるかとは思いますが…。)もちろん私はいろいろとあります。どんなことで怒られたかは、ここでは触れませんが…。 私から子供たちには、「そのようなことを繰り返しながら、大人になっていく。こういうことをするとなぜいいけないのか、相手がいる場合はその相手がどんな思いをするか、そういうことを考えられるようになって、やっていいこと、悪いことを学んでいく。問題は、怒られることを避けて、うそをついたり、ばれないようにごまかしたりすることで、モヤモヤした気持ちをもち続けること、ばれないかなとおびえながら毎日を過ごすこと。そんなモヤモヤした気持ちは、『美しい心』って言えるだろうか?」という話をしました。子供たちは、「『美しい心』とは言えない」と答えてくれました。さらに、「できれば、自分がやったことを素直に認め、これからどうしたらよいか、元に戻せるものであればどうしたら元に戻せるかということを考えられるようになってほしい。」とも話しました。 以前からあった落書きもあるようなので、もしかするとすでに卒業した子たちが書いたものかもしれません。ただ、内容的に、明らかに今年度、書かれたものもあります。できれば、自分から認められるのが理想ですが、犯人探しが目的ではないので、誰も名乗り出てこなければ、それも仕方がないかなとも思っています。でも、今回の件を通して、自分自身を見つめ直し、今後、どうあったらよいのかを考えられる子に育ってほしいと強く願っています。本校の学校教育目標の一つである「美しい心」をもった子に近づくことを信じて…。 【6年】社会科…いよいよ歴史の学習がスタート現代までの間にどんな出来事があったのか、どんな人物がいたのか、その時代の人たちはどんな思いだったのか、いよいよ歴史学習スタートです。今回作った年表は、教室内の壁の周りにぐるっと掲示する予定です。 【1年】平仮名の学習も着々と進んでいます |
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