学校での子どもたちの様子をお伝えします。

「時」にまつわるお話 その2

「夏至」

22日は24節季の夏至ですね。
梅雨まっただ中ですが、一年中で一番昼が長く夜が短い日ということです。
なお、一年で日の出の時刻が最も早い日および日の入りの時刻が最も遅い日のそれぞれと、夏至の日は一致しません。日本では、日の出が最も早い日は夏至の1週間前ごろであり、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後ごろです。本日(6月16日)の小田原(市役所)の日の出は4:27、日の入りは19:00で、昼の長さは14時間33分。夏至当日の22日は、日の出4:28、日の入りは19:02で1分長くなります。ちなみに日の出の早いのは6月13日で4:26、日の入りの遅いのは6月30日で19:03です。

春分から秋分までの間、北半球では太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、真西からやや北寄りの方角に沈む。夏至の日にはこの日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も北寄りになります。また、北回帰線上の観測者から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過します。

夏至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で白夜となり、南緯66.6度以南の南極圏全域で極夜となるんだそうです。白夜とか極夜というのも体験してみたいですね。

天体(天文学)に関してはいろいろな不思議がいっぱいです。
古代より星と人の生活とは大きな関わりがあります。星の動きや星座の移り変わりで季節を知り、日常生活に役立つものとなっていきます。

僕が小学生の頃には今のようなゲームなどは当然無く、当時の多くの小学生の興味は、昆虫、星座、ラジオ、無線でした。
僕も昆虫採集に夢中になったり、高学年になると「ラジオの製作」や「初歩のラジオ」を夢中で読んでたりしてました。回路図をもとに部品を入手し、高一中二スーパー(高周波増幅1段、中間周波増幅2段のラジオ)の製作や電離層反射を利用した無線通信に興味を持ってました。また、天文小僧ではありませんでしたが夜空に輝く星をよく見つめてました。

星座のはじまりは5000年ほど前のメソポタミアのカルディアの人々が名付けたといわれてます。2世紀頃ギリシアのプトレマイオスが48の星座にまとめ、1930年になって88星座にまとめられました。これ以降星座絵というよりも天体の区画図といった意味合いが強くなります。

昨日のニュースで、群馬では突風が吹き車が横転したり屋根が飛ばされたり、太陽光パネルをはじめ多くの被害が出たと報じてました。梅雨前線の活動や湿舌との関係もあるのでしょうか。
梅雨もまだまだ序盤ですが、太陽の光が恋しいです。

僕が中学生の頃、エンゲルベルト・フンパーディンクの「太陽は燃えている」という曲がはやってました。(知ってる人は同世代!)
♪Love me with all of your heart  That's all I want, love
  Love me with all of your heart   Or not at all・・・・

その太陽活動はほぼ11年の周期で変動しており、周期的な変動をサイクルとして1755年から数えていて、2008年1月からは第24太陽活動サイクルが開始したと考えられています。

黒点活動も一時に比べ衰退傾向にあるようですが、太陽フレアによる電波の異常伝搬(デリンジャー現象やスポラディックE層など)やオーロラ爆発との関係も大きいようです。

太陽の黒点活動につきましては、宇宙天気情報センターのホームページや宇宙天気ニュースが詳細に扱ってますので参考にされてください。

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