Jアラート情報伝達訓練
11月15日(水)は、全国一斉情報伝達訓練(今年度3回目)があるということで、本校でもJアラートの呼びかけがあった時の避難行動についての訓練をしました。
校舎内では窓からなるべく離れて床に伏せて頭部を守ることや、校舎外ではすぐに校舎に避難すること、その時間がなかったときは、遮るもののない校庭の真ん中ではなく、物陰に身を隠すか、その場で地面に伏せて頭を守るようにすることなどを、事前に指導しました。 11時にサイレンが鳴りました。音はあまり大きくなく、やっと聞こえるほどでしたが、2年生は廊下側の大きな机の下などに身を寄せて、頭を守っていました。 学校にいないときはどうするか、電車やバスに乗っているときはどうするか、それぞれが考えて行動できるようにしたいです。 「ありがとう」をいっぱいに。提案の内容とは少し離れてしまうのですが、こんなことを思いながら、話し合いを聞いていました。 例えば、友達が「いっしょにやろう!」(6つの心がけその5、助け合いの心)と声をかけて来たけれども、今、宿題をしなくてはならない、とか、委員会の仕事がある、とか、どうしても断らざるを得ない状況で、どう答えるか。「ダメ。無理」と答えるのか、それとも「(誘ってくれて)ありがとう。でも、委員会の仕事があるからできないんだ。また誘ってね。」と答えるのか。できれば後者であってほしいですよね。しかしながら、子ども達の表現力はまだ十分ではなく、上手に言うことはまだまだ難しい子が多いでしょう。日々の生活の中で、学んでいるところです。そんな子ども達に向けて、「ありがとう」を意識して声に出してみようと、話し合いの後に伝えました。まず「ありがとう」と言うことから始めたらどうだろうか、と思います。「ありがとう」から続く言葉はきっと優しい言葉になると思うのです。一方で「無理」という言葉は寂しさを感じます。たった2文字ですがとても強く響きます。ネガティブな言葉ほど強く相手に届くということを意識したいです。個人的に気になる言葉です。 さて、今日の話し合いでは、楽しい学校委員会の提案に対して「こうすれば、もっと楽しくなるかと思うので・・」という言い方で、意見を言っている学年があり、嬉しくなりました。そして、それを聞いた提案者の6年生が、「それはとってもいい意見なので、取り入れたいです」と答えていました。この対応も嬉しかったです。このように受け止めてくれれば、意見を言った“かい”があるというものです。 私からはもう一つ、子ども達に「楽しい学校は自分たちでつくる」ということを伝えました(何度も繰り返し伝えています)。誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分でできることを考え、行動する。それが「楽しい」につながっていくと思っています。 3年生へ「ほしじいたけ ほしばあたけ」「アーダじいさんとコーダじいさん」「ネコヅメのよる」「アーダじいさんとコーダじいさん」作:たたら なおき(佼成出版社) 「ネコヅメのよる」作・絵:町田尚子(岩崎書店) 時間の許す限り・・と3冊用意していくと、全部読むことに(笑)。3年生は反応が良くて「ほしじいたけ ほしばあたけ」と「アーダじいさんとコーダじいさん」は、笑い声や「えーっ!」という“ツッコミ”もありました。 「ネコヅメのよる」は、絵を楽しんでもらおうと、ゆっくりページをめくりました。私も初見でしたので、一緒に何が起こるのだろうとワクワクしながら読みました。 11月13日の給食
牛乳 ソフトめん ミートソース 小松菜と卵の炒め物
11月10日の給食11月9日の給食11月8日の給食11月7日の給食11月6日の給食11月2日の給食11月1日の給食10月31日の給食10月30日の給食児童代表委員会を開催しました。楽しい学校委員会の提案は3つありました。 1つ目は「ありがとう運動」です。例えば「黒板をきれいに使ってくれてありがとう」「椅子をきちんと片付けてくれてありがとう」などを、皆が目につくところに掲示をしていこうという提案です。 2つ目は「片浦駅伝」です。昨年度好評だった「片浦駅伝」を今年もやってみよう」という提案です。 3つ目は「みんなで星が山に散歩に行こう」です。もっと他の学年との絆を深めたり、日ごろのストレスを解消するために、星が山に散歩に行こうという提案です。 話し合いの後は情報交換の時間をとり、今年度の児童会のスローガン「笑顔いっぱい、思いやりいっぱい」の達成に向けて、各学年の取組状況を報告しあいました。こうして振り返る時間を定期的にとることは大切ですね。 各学年の取り組みを、楽しい学校委員会さんからの提案もこれからどうなるのか、楽しみにしています。 人権週間
今日から1週間、人権週間となります。1日目の今日は人権朝会を行いました。
「人権」ってなに?ということから考えていきました。人権とは、「自由に考え、自由に行動し、幸せに暮らせる権利」です。全ての人が生まれながらにして持っている権利です。 子ども達に「人権」という言葉そのものの意味を伝えるのは難しく、様々なアプローチがあると思いますが、今日の朝会では、一人ひとりがそれぞれ違う考えを持っていることを知ってほしいということについて、教頭から話をしました。 先日公演を行っていただいた式町さんにも最後に「自分を大切にしてほしい」とお話がありました。人権を考えるときも同じです。自分を大切にすることが、結果として相手を大切にすることにもつながるというお話がありました。 今週は人権週間。普段より様々なことを考えていけるとよいです。 1年生生活科 ヒルトンホテルでどんぐり拾い
11月6日(月)、天候にも恵まれ、ヒルトンホテルさんでドングリ拾いを実施することができました。
11月という時期に関わらずこの日はとても暑かったのですが、子どもたちは最後まで頑張って歩きました。 オレンジ橋でヒルトンホテルのスタッフさんが出迎えてくれ、なんと先がちょこんととがった「どんぐり帽子」をプレゼントしてくださいました。みんなでかぶると、どんぐりのきょうだいのようで可愛らしかったです。 ホテルに着くと、ロビーに案内していただき、ジュースと間伐材を使用したはがきをいただきました。もうすぐクリスマスシーズンということもあり、「クリスマストレイン」が展示されているところも見ることができて、ラッキーでした。 ヒルトンホテルは片浦小学校にとって身近な場所であり、様々な学習活動への協力やICT機器の寄贈、給食のない平日の下校時のバス運行など、様々な面で学校を支援してくださっています。大変ありがたいです。これからもよろしくお願いいたします。 遠足に行きました
1〜3年生は、11月2日にわんぱくランドに遠足に行きました。わんぱくランドでは、5〜6人のなかよし班グループ(縦割り班)で行動しました。日頃は、農園グループの関わりが多いので、いつもとは違う集団で協力して行動することができるだろうかと心配でしたが、3年生が中心になって、上手にグループで活動できました。事前に1〜3年生合同で公共施設の過ごし方や安全について確認し、さらに、3年生が中心となってグループでの遠足の目標や集合の仕方などのルールを決めたことも効果があったようでした。どのグループも集合が早く、公共施設でのマナーもしっかりと守ることができました。
子どもたちが楽しく仲良く遊ぶことができたのは、繰り返しになりますが、事前にグループでしっかり話し合ったからだろうと思っています。事前の準備の大切さを感じるとともに、子どもたちが楽しく、みんなが気持ちよく遠足へ行くことができて本当によかったです。 最後になりますが、箱根登山バス会社が片浦小学校のために臨時の増発便を当日用意していただいたので、安心してバスに乗ることができました。ありがとうございました。 ようこそ先輩!力石さんは昭和30年代に小学生だったとのことですが、当時は1学年2クラスで、1クラス40〜45人ぐらいの子ども達が学んでいたようです。授業参観の時などは、参観の方が教室に入りきらず、教室と廊下を隔てている窓を取り外して、ほとんどの方は廊下から学習の様子を参観していたとのことでした。 写真の校舎は昭和10年ごろのものですが、力石さんもこの校舎で学ばれていたとのことでした。力石さんのお話とは離れますが、学校の資料によれば、108年前の学校創立時は、根府川に本校舎があり、石橋と江之浦にも「分教場」として別の校舎があったそうです。分教場では1〜4年生が学んでいて、5年生以上の小学生や高等科の生徒は根府川の本校舎で学んでいたそうです。 力石さんに当時の給食の様子もお話ししていただきましたが、当時は今のような給食という仕組みはなく、保護者の方が輪番で、子ども達の食事を作ってくれていたとのことでした。ぶり、あじ、いわしなどの魚が出ることが多く、11月頃からは毎日のようにミカンが出されたそうです。しかしながら片浦地区では、どこのご家庭でもだいたいミカンを育てていたので、あまり有難くなかったとお話しされていました。片浦地区の漁業とミカン栽培の歴史を垣間見たように思いました。鯨の肉も多かったというお話に子ども達は驚いていました。私が小学生の頃も、鯨肉を使った料理が給食で提供されていましたので、世代間ギャップを実感しました・・。 最後に後輩たちに向けて「6年間は短い。楽しんでほしい。」「嫌なことがあるかもしれないけれど、ゆっくり寝て気持ちを切り替るといいのでは。そして、窓から相模湾を眺めれば、気持ちもすっきりすると思うよ」とメッセージがありました。何も考えずに、頭の中を空っぽにして、ぼーっと海を眺める時間があっていいですよね・・・学校ではなかなか難しいことでしょうか。現代社会は、音や文字や映像、頭の中を刺激する情報が多すぎるかもしれません。 「学校の7不思議はありましたか」と質問した子がいました。力石さんの答えは「なかったなぁ」でした。その子はちょっと残念そうに見えました。 6年生算数 拡大と縮小
6年生では、算数の学習で「拡大と縮小」について考えていました。
様々な台形が提示される中で、拡大した台形や縮小した台形を探すことから始まりました。 同じといえる理由として ・辺の長さが何倍かになっているか。 ・辺の長さ、高さの長さの比は同じか。 ・角度が同じであるか。 などの視点で考えていました。 すでに学んでいる「比」の学習を使うと、子どもたちが悩んだ台形の比がすべて1:2になりました。 「すごい、魔法だ!」という声があがり、新しい発見に授業が盛り上がりました。 角がすべて同じで、対応する辺の長さの比がすべて等しくなるとき、拡大、縮小といえることを学びました。 またヒルトンホテルから寄贈していただいた電子黒板は、この授業でも大活躍。書き込んだ図形を動かしたり、ことばをつけ足したりできます。また新しいページを出したり、前のページに戻ったりと、皆の学びが大きなノートのように積み重なっていきます。 深まる秋の図書室
図書ボランティアさんたちは、子どもたちが読書に親しめるよう、すてきな環境づくりにいつも尽力してくださっています。ありがたいことです。
11月は、担任を入れ替えて読み聞かせをする「読み聞かせシャッフル」の感想や、紅葉や落ち葉などの秋らしい飾りつけがすてきです。 18日にはバザーがあります。 図書ボランティアさんもバザーに向けて、一生懸命準備をされていました。 どんなお店になるのか、楽しみです。 |
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