第47回 国府津健民祭参加した小学生は、およそ80人といったところでしょうか。 小学生だけの種目もあれば、大人に混じって参加する種目もあります。 いずれも参加賞付き。 いくつもの種目に参加している児童も結構いました。 ボランティアとして、仕事をしている小・中学生もいました。 お昼休みには、国府津中学校吹奏楽部の演奏と小田原北條太鼓の会による北條太鼓の演奏があり、いずれもアンコールの声が出るなど、盛り上がりました。 国府津小学校の子供たちは、地域の方々に見守られながら、スポーツの秋を楽しんだようです。 【校内研究・全体会】授業研究「2年」国語全体会としては今年度3回目の授業研究です。 今回は、早稲田大学 教育・総合科学学術院 大学院教育学研究科の教授:小林宏己先生をお招きし、授業を参観していただいたうえで指導助言をいただきました。 教科は国語。「お手紙」の学習です。 夏休み中から9月にかけて、研究推進委員会でこれまでの協議の仕方を見直しました。 まずは、子供の姿(発言や記述内容、表情など)のみを付箋に書き、手立てや教師の出所について成果と課題をグループで話し合います。 そのうえで「これからの授業づくりで意識すること」をまとめ、今後の研究へつなげていくことを意識するようにしました。 各グループの発表時も、各グループの「これからの授業づくりで意識すること」が一目で分かるように、その部分だけが見えるように重ねて模造紙を掲示していきます。 すべてのグループの発表後に、再度、「今日の授業研究で分かったこと」や「次の授業研究につなげていくこと」を全体で共有できるような場を作りました。 最後に、講師の小林先生から指導助言をいただきました。 「教師対子供」から「子供相互」「子供同士」のコミュニケーションをもとに、授業展開を図るために、今回授業実践を行ったクラスならば、「話します」「いいですか?」「いいと思います」などの話型はなくしていってもいいのではないだろうか。 かえるくんの「ああ」に焦点を当てることで、読みの深まりができたのでは?そのためには教師が出ることも必要。「より少なく出る」ことを意識したい。 教科書では『お手紙』という教材・文学作品を「音読劇をしよう」という活動を中心に扱っているが、この文学作品の良さを味わうためには、どのような展開・扱いをすればよいか、私たち教師が主体的に考えることも必要。「音読劇をしよう」ということで扱うならば、「音読の工夫」という「活動の目的」の実現を通じて、この子が何を学ぶかという「真正な目的」をどう実現するのかを意識したい。 …などのお話をいただきました。 【2年】国語…お手紙をもらえるとわかったがまくんの気持ちを考え、音読の工夫をしよう本時は、その7時間目。 これまでの場面のがまくんの気持ちを確認。 お手紙をもらったことがないがまくんは、「悲しい」「不幸せ」「イライラしている」といった気持ちなのではないかと、考えてきました。 がまくんのそんな思いを知った親友のかえるくんは、密かにがまくん宛てに手紙を書きます。 郵便配達のかたつむりくんに手紙を託し、がまくんの家で、がまくんと一緒に手紙が来るのを待っていたかえるくん。 最初は黙っていたかえるくんですが、ついに手紙を書いたことを打ち明けます。 それを知ったがまくんの気持ちを考えます。 まずは、音読劇のための台本に、がまくんの気持ちや、どのように音読したいかを書き込みました。 特に「きみが」「ああ」「とてもいいお手紙だ」などの会話文に注目。 書き込んだ後に、発表し合いました。 各自が書き込んだこと、発表し合ったことをもとに、3人組で音読練習をします。 音読を楽しむ子供たち。 役割を交代しながら、意欲的に音読に取り組んでいました。 【2年】さつまいも、大きくなってね!さつまいもが大きくなりますように…という願いを込めながら。 作業中、虫の発見もあって、大騒ぎ。 「カブトムシの幼虫かな?」 「バッタがいたよ!」 虫の発見も生活科の学習ですね。 第5回PTA運営委員会施設整備委員会の皆様にご協力いただきました国府津小クリーンdayの事業報告、さらに、PTA会費の集金についての報告がありました。 また、校外委員会からは業務改善案の提案、横断旗設置場所についての提案があり、本部からはPTA慶弔内規の改定について提案がありました。 さらに、10月4日(水)に行われる常置委員会の進め方の確認、14日(土)の運動会での誘導等のお手伝いについての確認がありました。 9月22日(金)の給食「『秋の香りご飯』に入っているくり」について くりは、アメリカ、ヨーロッパ、北アフリカ、そしてアジアの国々でとれます。日本でとれるくりはニホングリという種類です。くりは、焼いたり蒸したりして食べるほか、皮をむいて日に干して「カチグリ」にします。このことから、昔はさむらいが戦いに出かけるときは、勝つようにと必ずくりを食べました。栗には、「猿蟹合戦」の民話にでてきたり、「桃栗三年、柿八年」ということわざや、「大きな栗の木の下で」という童謡があり昔から親しまれてきました。 【5年】運動会のダンス…ダンスマネージャーが大活躍!高学年の素晴らしいところは、振り付けを5・6年生のダンスマネージャーが中心になって考えたこと。 そして、さらに素晴らしいところは、その振り付けをダンスマネージャーの子が全員に教えるということです。 先生の出番は「ほとんどなし」と言ってもいいくらい! 教え方も上手です。 運動会応援団・団結式!5・6年生から立候補のあった応援団が集まります。 まず最初は、全体で応援の仕方など共通ルールの確認。 その後、赤・青・黄の3色に分かれ、すでに決まっている各色の応援団長を中心に、話し合いです。 自己紹介の後、どんな応援が考えられるかなど、5・6年生が力を合わせ、知恵を出し合いました。 運動会、盛り上げていくぞ! 【6年】家庭科…今年もミシンで縫います!昨年度はエプロンを作りましたが、今年度はきんちゃく袋を作ります。 本番の前に、試しに簡単な袋を作りました。 ミシン縫いの感覚が戻ってきた!? 【1年】1年生も運動会のダンス、体育館で練習!最初は、教室で練習をしていましたが、今週はいよいよ体育館で2クラス一緒。 いずれ、1・2年生一緒になります。 【2年】運動会のダンス…練習、始まっています1・2年生は一緒に踊りますが、まずは学年別。 体育館で一つ一つ動きを確認していきます。 9月21日(木)の給食クイズです。 1 皮は銀色、身はピンク色をしています。 2 この魚の卵は「いくら」や「すじこ」とよばれています。 3 お弁当のおかずによく使われます。 答え・・・鮭 です。 【4年】わり算…正しい筆算の仕方を確認!いずれも間違いがあります。 1つの筆算につき、2枚のカード。 1枚のカードには、間違えている個所に丸を付けます。 もう1枚のカードに、正しい筆算の仕方を書き込みます。 Chromebookに書き込むことが難しい子はノートでもOK。 できたところで、オクリンクを使って提出しました。 最後に、みんなで確認です。 【5年】国語「新聞を読もう」授業で扱った記事は、高校野球決勝戦の記事です。 ChromebookのJamboard(ジャムボード)機能を使って、気付いた違いなどを付箋の形で貼り付けていく子もいれば、プリントに直接記入をしていく子もいます。 最後に全体の場で気付いた違いなどを発表をし、見出しや記事の書き方によって、新聞記事の印象の違いを考えました。 【4年】下水道出張教室社会科で、飲み水がどこから来て、どのようにきれいになるのかということを学習してきましたが、この日は、使った後の水がどのように処理されるのかということの学習です。 水の循環、下水処理場のしくみについて教えていただきました。 下水処理場で活躍しているのは「活性汚泥生物」という微生物でした。 この微生物が水をきれいにしてくれるのです。顕微鏡でのぞいた微生物をスクリーンに拡大して見せてくださいました。時々動く微生物を見つけて子供たちは、興味津々。 下水道公社の皆さんからお願いもありました。 「水洗トイレにはトイレットペーパーなど水に溶けるもの以外は流さないでほしい。」などです。ご家庭でも、今一度ご確認ください。 自分たちが快適に生活できるために、努力し続けてくださる職員の皆さんから貴重なお話を聞くことができました。 9月20日(水)の給食「ミートソース」について ミートソースは給食でも大人気のメニューです。にんじんと玉ねぎをみじん切りにして、ひき肉と炒め、トマトピューレやケチャップで味付けをしました。小麦粉とバターでルウを作るので、まろやかな仕上がりです。ぺろりと食べられますが、野菜もたっぷり入っています。上手に麺をほぐして、からめて食べてください。 【校長のつぶやき】子供たちの思いを…(令和5年9月19日・火)今年度は、「より良い国府津小学校にするために」をキーワードに、児童会事務局が、今の国府津小の課題を考えながら、その課題克服・解決のためにできることは何だろうということで、提案を考えたのです。その提案について、各学級で話し合うことで、全校児童が自分たちで考え、決めたということになります。写真の「廊下標識」も、1年生が自分たちで形や図案を考えてつくりあげました。 大人に言われたからやる、大人の言う通りに動く…といった受け身の姿勢ではなく、自分たちの頭で考え、自分たちの力でやり遂げる…といった主体的な姿勢の表れとも言えるのではないでしょうか。普段の生活で今何が問題なのかに気付く、その問題解決のためにどうすればいいのかを考える、その際、自分の思いや考えだけで突き進むのではなく、周囲の仲間の思いや考えにも耳を傾け、より良いと思うことを目指して話し合う、そして、実行する…このような流れは、大人になってからも、社会で生きていくうえで、絶対に必要なプロセスです。 今年度の運動会は、学年によって、そのようなプロセスを取り入れています。 実は、日頃の授業でも、なるべくそのような過程を取り入れようとしているのが、今の教育です。時折、このホームページでも、校内研究について紹介をしていますが、その校内研究で目指していることは、今、ここで私が話していることにも通じています。 今から45年ほど前の私の中学時代の話ですが、中1のときの美術の先生が、よく授業中に「ロボタンになるな。」と言っていました。なんでもかんでも大人(教師や親)の言いなりになるな、おかしいと思ったこと、感じたことをきちんと表現して伝えること、考えることが大事という意味だととらえていました。みんな同じ詰襟の黒い制服でしたが、「君たちは、本当にそれでいいと思っているのか。」とおっしゃるような先生でした。校内暴力全盛期でまさに管理教育と言われるような状況でしたので、私にとって新鮮で異質にも思えました。管理教育に反抗していた私が、自分が教師になろうと思ったきっかけの一つでもあります。 教員になってからも、私は教え子たちに「ロボットになるな。」とよく言っていました。何年かして集まった時にも、教え子たちは、この言葉もよく覚えていました。(保護者から、「先生は、『親の言うことを聞かなくてもいい』とおっしゃっているようですが、どういうことですか?」と怒られることもありました。そういうわけではないのですが…。) 一時期よく「指示待ち人間」も批判の対象になっていました。私は、そういう人もいてもいいと思うし、そういうときもあるだろうとも思います。 でも、やはり「言われるがまま」ではなく、自分たちの生活は、自分たちでつくりあげる、切り開く、より良いものにしていくというような気持ちをもってほしいと思います。 秋は、学校行事も授業もそのような機会に恵まれる充実した季節だとも言えるでしょう。皆さんの活躍を楽しみにしています。 【児童会】「より良い国府津小学校にするための取り組み」スタート(その2)各学年の割り当てにしたがって作成した「廊下標識」も掲示されています。 各学年・学級で、どんなデザインにするかを話し合って決定し、作成しました。 (写真は、北校舎3階:3・4年生の廊下、南校舎3階:5・6年生の廊下に掲示されている「廊下標識」です。) 今日から、「ルールの木を育てようプロジェクト」も始まりました。 【児童会】「より良い国府津小学校にするための取り組み」スタート(その1)各学年の割り当てにしたがって作成した「廊下標識」も掲示されています。 各学年・学級で、どんなデザインにするかを話し合って決定し、作成しました。 (写真は、北校舎1・2階:1・2年生の廊下に掲示されている「廊下標識」です。) 【3年】総合「小田原の〇〇」…ただ今、まとめ中小田原といえば…かまぼこ、小田原城、みかん、魚、梅、小田原漆器、二宮尊徳… いろいろなものが浮かんできますね。 2組は現在、調べて分かったことを、紹介するためにまとめているところです。chromebookを使ってスライドを作っているグループもあります。クイズを取り入れて、友達に楽しんでもらおうと工夫しているグループもいました。紙芝居にまとめているグループもあります。小田原の魅力、みんなに伝わるかな? |
|