【校長のつぶやき】休日ですが…(令和4年5月14日・土)
今日は、午後から国府津学習館で「国府津地区社会福祉協議会総会」と「国府津地区防犯活動協議会総会」がありました。(間に、「国府津地区青少年健全育成協議会総会」も予定されていましたが、都合により中止となりました。)校長職は、それぞれ評議員、理事となっているので、両方の総会に出席させていただきました。国府津地区統一スローガン「子どもは宝 守ろう育てよう こうづっ子!」のもと、いろいろな活動が行われていることを改めて知り、地域の皆様に国府津の子たちが温かく見守られていることに感謝の思いを抱いたところです。
その帰り道、国府津小のグランドでソフトボールの試合が行われていました。本校の児童も所属している国府津イーグルスが出場していたので、思わず足を止めて最後まで観戦していました。実力の高さに感心しましたが、それ以上に感心したのは、子供たちの礼儀正しさや心の美しさです。 途中、私に気付いた何人かの子がきちんと挨拶をしてくれました。さらに感心したのは、子供同士でかけ合う言葉です。守備の際、ピッチャーが投げたボールをキャッチャーが後逸しても、決して責めることなく、ピッチャーもキャッチャーも互いに「ごめん。」と言葉をかけ合います。ピッチャーがなかなかストライクをとれないときも、仲間は緊張を解くような言葉がけをします。攻撃の際に、ストライクを見逃してしまったり、空振りしても同様です。試合に出てプレーをするというだけでも緊張する中、ミスをしてしまったと思うことで、その緊張が高まり、練習してきた成果が発揮できなくなることもありえます。しかし、仲間の温かい声かけが、固さをとり、のびのびとしたプレーにつながっていることが、見ていてよくわかりました。相手チームに対しても、プレッシャーを与えるような言葉がけを決してしません。(昔はよく相手のピッチャーやバッターにプレッシャーを与えるようなヤジも聞かれることがありましたが、今はそういうこともないのですね。何年かぶりにソフトボールの試合を見て、そんなことも感じました。) 地域のチームで、スポーツを通して子供たちの心も育てていただいていることを感じたソフトボールの試合。休日ですが、国府津小に出向いたことで、すがすがしい気持ちにさせられました。 May 13th English通信(6年生の授業風景)【校長のつぶやき】個に応じた指導・支援(令和4年5月13日・金)教科や学習の内容によっては、通常学級の児童とも一緒に学ぶこともあれば、LRの3クラスが合同で学習に取り組むこともあります。そのため、事前の準備も綿密になされ、3クラスの担任同士の打ち合わせにも時間をかけています。 LRの子たちはとても人懐っこく、授業中でも、私の姿を見つけると「あっ、校長先生だ!」と担任に伝えながら「おはようございます。」「こんにちは。」とあいさつをしてくれます。休み時間に会うと、よく話しかけてくれます。 今日は、私がLRの授業を見ていると、パソコンを使っていた児童が、「校長先生のページ、あるよ。」と、本校のホームページの「校長のつぶやき」を私のところに見せにきてくれました。なんだかうれしくなり、「ありがとう。見てくれているんだね。」と返しました。その後、タイピングソフトを使ってゲーム感覚でキーボードのタイピングの練習をしていたので、「じゃあ、このことを今日の『校長のつぶやき』に載せるね。」と言ったら、「ありがとうございます。」と言われました。…というわけでアップします。見てくれるかな? 【図書委員会】雨の日の中休み、図書室で…交通安全教室小田原市地域安全課の交通安全教育指導員さんの皆さんから、パネルシアターを使って、標識やトラックの死角、横断の仕方などについて、教えていただきました。最後には、三太郎(浦島太郎、桃太郎、金太郎)とかぐや姫が登場するビデオアニメを見て、交通ルールの確認をしました。 交通ルールをしっかり守って、事故にあわないように過ごせるといいですね。 5月13日(金)の給食「食事をするときの姿勢」について 皆さんはどんな姿勢で食事をしていますか?背筋を伸ばして、良い姿勢で食べることは、食事のマナーだけでなく、胃腸の働きを良くし、食べ物を体に取り入れやすくしてくれます。食べ物の栄養をしっかり取り入れるためにも大切なのです。いすに深く腰かけ、背筋を伸ばして足を床につけて姿勢よく食べるように心がけましょう。 【6年】日光修学旅行(2日目:5月11日(水))帰りの電車でも、おやつやレクを楽しみ、国府津駅が近づくにつれて楽しい時間を惜しむ声が聞こえてきました。最後まで修学旅行を満喫できたようです。 【6年】日光修学旅行(1日目:5月10日(火))1日目の滝見学では、最高地点の湯滝から順番に華厳の滝まで見学しました。滝壺から飛んでくる水しぶきを肌で感じ、流れ落ちる水の勢いに圧倒されていました。遊覧船は中禅寺湖の水位低下により運行ができないということから、自然博物館見学に変更。奥日光の四季の様子を映像で楽しみ、展示物を見ながら周辺の動植物や自然景観の成り立ちを学習しました。 宿では日光を代表する湯葉料理をはじめ、バラエティ豊かなメニューの食事を楽しみました。自由時間は友達同士話をしたり、カードゲームで盛り上がったりと部屋ごとに、修学旅行の夜を思い思いに過ごしました。生活や健康に関することや決まりの遵守に関することなどは、それぞれの係が役割を果たしながら、自分たちの生活を管理することができました。 【校長のつぶやき】どのように歌うか、思いをもって…(令和4年5月12日・木)「歌のにじ」という曲をどのように歌うか。まずは、前の時間(昨日)に録音した自分たちの歌を聴き、感想を述べるところから…。「高い声がちょっと…」「音程がずれている。」「声が大きすぎ。」などの感想が出てきました。「昨日より素敵に歌うためにどうしたいいでしょう。」の問いかけに、「そのときにどんな気持ちかを考えながら歌うといい。」「優しく」「ふんわりと」などの意見が出てきます。そこで、この曲の楽譜をもとに、どこをどのように歌うといいか、思ったことを各自が書き込んでいきます。「山になるところはどこだろう?」「3段目のところ、虹という歌詞があるから。」「だんだん高くなっている。」「どんな気持ちで歌いたい?」「本当に虹をかけようという気持ち。」…など、子供たちは、自分たちの思いを次々と発表していきました。 素直な4年生の子たち。音楽の時間、ただ歌うだけでなく、曲に込められた思いを自分なりにどう感じ取り、どのように表現するか…。子供たちは一生懸命考えていました。最後に思いを込めて歌ってみました。「昨日より素敵に歌えたと思う人。」の問いかけに、多くの子が挙手をしていました。 曲想を意識し、歌い方を工夫していく…このような音楽の授業が今後も増えていくことでしょう。 【3年】ホウセンカとヒマワリ…芽が出てきました!5月12日(木)の給食「チンゲン菜」について チンゲン菜は、中国から来た野菜で、最近はよく食べられるようになりましたが、まだ日本に来て年月がたっていません。葉は厚くて柔らかく、シャキシャキとした歯ざわりが特徴です。チンゲン菜は、風邪をひきにくくするビタミンAやビタミンCがたくさんあります。 【校長のつぶやき】自分だったらどうする?(令和4年5月11日・水)扱う教材は「手品師」という小学校道徳の教材としては昔からある有名な教材です。大まかなあらすじは次の通りです。 「売れない手品師がいました。ある日、街で手品師は男の子に出会いました。男の子はお父さんが死んでお母さんが仕事でひとりぼっち。手品師は元気を出してほしいと、男の子の前で手品を披露します。男の子には笑顔が戻り、明日も来ると約束をしました。その日の夜、手品師は友人から大きなステージに明日出られると誘われます。友人は『二度とないチャンスだ。』と言います。手品師は迷いました。」 授業は、「自分だったらどうするか?男の子との約束を守るか、大きなステージに行くか。」ということを中心に展開していきます。子供たちは、その中間も入れて、自分の立場とその理由をワークシートに書きます。そして、黒板上に自分の立場をネームプレートで貼って示しました。その後、理由を発表していきます。最後に、友達の発表を聞いたうえで、自分の立場をもう一度見直し、ワークシートに記入します。 この授業ですばらしいなと感じたことは、まず、どの子も自分の考えをしっかりともち、ネームプレートを貼ることで自分の立場を表明していることです。完全に二者択一というわけではなく、迷いつつ「どちらかというと、こちら寄り」というように中間の立ち位置も許されます。そのため、自分の考えが表現しやすいのです。 そして、多くの子が理由をきちんと述べることができました。さらに感心したのは、友達の発言を聞いて、「なるほど」「確かに」「あ〜、そういうことか」など、自分の考えと照らし合わせながら、見つめ直している姿がうかがえたことです。友達の考えを聞いたうえで、さらに自分の考えを述べている子もいました。 最後に、自分の立場を変えた子も10人ほどいました。友達の発言を聞いたからこそ、自分の考えを見つめ直し、立場を変えたと言えるでしょう。もちろん立場を変えないからと言って、友達の発言を聞いていなかったわけではありません。逆に友達の発言を聞いて、自分の最初の考え・立ち位置を一層強めた子もいるでしょう。 その自分の考えの変わりようをワークシートに最後に記入することで、自分自身の本時の学びの振り返りにもなり、教師も子供の考えを見取ることができます。 どちらが正しいというわけではありません。手品師の思い、男の子の思いをいろいろな視点から見つめ、考え合うことで、自分自身の生き方に生かすことが大事です。そのような大事なことができているような授業を見させてもらいました。 【6年】日光修学旅行、行ってきました駅近くの公園で解散式を行いました。引率の先生方や旅行会社の方へのお礼、感想発表…最後もビシッと締めました。楽しい思い出ができたようです。 【1年】給食の準備、慣れてきました!5月11日(水)の給食「ちくわ」について みなさんは、ちくわが何から作られるか知っていますか?答えは、魚です。魚のすり身に塩、砂糖、でんぷんなどを加えて練り、蒸したり、焼いたりして穴の開いた棒のような形をしたものです。小田原は海が近く、魚がたくさんとれるので、かまぼこやちくわがたくさん作られました。今日、使われているちくわも小田原で作られたちくわです。 【校長のつぶやき】インタビューをしよう(令和4年5月10日・火)さて、昨日もお話ししましたように教育実習生が来ているので、入っている学級以外の授業も参観する場が設けられています。せっかくなので、私も一緒に行けそうならば見させてもらおうかなと思っていたのですが、今日の参観授業は最後の10〜15分くらいしか見ることができませんでした。 5年生の国語の授業でした。友達へインタビューをする計画を立てているところでした。友達の好きなこと、得意なことなどをまず書き出し、そのことをさらに詳しく聞くために、どんな質問が考えられるだろうかということを書き出していました。クラス替えをしたばかりなので、知ってそうで知らない友達のことがいろいろとありそうです。どの子も興味津々、意欲的に取り組んでいました。考えている中で、「聞かれたら嫌だろうな。」ということも配慮している様子も感じられました。授業者は机間指導をしながら、なかなか思いつかない子に対してへの助言をはじめ、様々な視点でアドバイスをしています。インタビューをするための技能の習得だけでなく、同時に心の学びもなされているのです。 誰かと一緒に学ぶ、人と関わりながら学ぶということの良さはそこにあります。集団で学ぶことの意義、実習生にも感じ取ってもらえたでしょうか…。 【3年】初めてのリコーダー:リコーダー講習会まずは、コロナ対策として、どのようなことに気を付ければよいかのお話がありました。そして、いよいよリコーダーの演奏の仕方についてです。先生からは「リコーダーはパクッて口でくわえるのではなく、唇の上に置くんだよ。」「リコーダーは吹かないよ。歌うんだ。」とお話がありました。指で穴を押さえるだけでの音が出ることを静かな環境の中で確認…子供たちから思わず歓声が出ました。そして、リコーダーの穴を押さえる指の確認です。0〜7の番号とともに覚えました。 最後に、小学生が使うソプラノリコーダー以外にもいろいろなリコーダーがあることを紹介してもらい、5種類の大きさのリコーダーを使って簡単な演奏もしていただきました。子供たちからは、歓声とともに拍手が…。多くの子が、リコーダー演奏に興味をもったようです。さあ、これから何曲くらい演奏できるようになるでしょう! 5月10日(火)の給食「にんじん」について にんじんは、毎日のように給食に登場する食品です。にんじんそのものを味わうより、他の野菜と組み合わせて用いることが多く、淡い甘みと鮮やかな色、特徴ある香りで、料理の風味、色、健康でいるための栄養素が含まれています。甘みがあっておいしいです。 【6年】日光修学旅行へ出発国府津駅そばの公園をお借りして、出発式を行いました。修学旅行専用列車に乗って、いざ出発です。楽しい旅行になりますように…。 【校長のつぶやき】ようこそ、教育実習生(令和4年5月9日・月)2時間目に校長講話があり「教育実習で期待すること」というテーマで話をしました。とにかく、児童と一緒にいる時間を大切にし、一緒に遊び、たくさん話をして、まずは児童との関係づくりをしてほしいということ。そのような中で、児童の思いを受け止めながら、いろいろな思いをもっている児童がいることを感じ取ってほしいということを話しました。 同時に教科指導を行っていくことになるので、まずは授業を見る視点を決めて、4年生はもちろん、いろいろな学年の授業、いろいろな教科の授業を見てほしいということも話しました。そして、どのような授業を目指すか…本校の学校教育目標やグランドデザインをもとに話をしました。 子供たちと一緒に過ごしているところを見させてもらいましたが、いい雰囲気でスタートしているようです。教育実習での経験は、教員になった後に常に立ち返るような土台ともいえるものになります。本校の実習が貴重な経験になったと言えるような実習にしてほしいと思います。 |
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