【校長のつぶやき】お子様の体調管理をお願いします

 昨日は、5月と思えないほどの暑さでした。
 そして、今日、子供たちは昼休みに元気に遊んでいましたが、そこに急な降雨、急いで校内に入っていました。1・2年生は昼休みなしの下校の時…傘を持ってきていない子も多く、小学校の貸し出し用の傘が活躍しました。
 1日ごとの気温差も大きく、こういう時は体調を崩しがちです。のどの痛みや咳などの理由で欠席している子も増えてきているような気がします。どうぞお大事にしてください。
 新型コロナの位置付けは5類に移行しましたが、ご家庭での体調管理に引き続きご留意いただき、発熱や咽頭痛、咳などの普段と異なる症状がある場合には、無理をせずに、自宅で休養するようお願いいたします。

 先週、今週と出張等で学校を空けることが多く、授業もじっくり見る時間があまりありませんでした。一昨日、昨日と、検食後すぐに学校を出ていたため、次の日、学校に来ると文書の山が待っています。県教委、市教委をはじめ、様々な外部機関から来る文書、また、本校職員が保護者の皆様に配付するお便りや、関係機関等に提出・報告・回答する文書等、学校というところはこんなにもたくさんの文書を扱っているんだということを感じさせられます。立場上、すべての文書に目を通します。メールなども確認したり、留守中の出来事の報告を受けたりしていると、場合によっては、それだけで午前中が終わることも…。

 幸い、今日は、早い段階でそれらの事務処理が終わり、久しぶりに校内の授業の様子を見て回りました。
 子供たちの様子を見ていると、気持ちが和みます。笑顔も増えます。1年生の教室に行くと、たくさんお話をしてくれました。折り紙をくれた子もいました。
 週の終わり、天候は雨ですが、気持ちは晴れ晴れした感じで終えることができそうです。
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【校長のつぶやき】一人はみんなのために、みんなは一人のために(令和5年5月16日・火)

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 今日の朝会で、「ONE for ALL, ALL for ONE」(一人はみんなのために、みんなは一人のために)を話題にしました。高校時代、ラグビー部に所属していたこともあり、この言葉にかなり影響を受けています。担任をしているときは、この言葉をもとに学級経営をし、校長になってからは、この言葉を意識して学校経営をしています。今年度の「国府津小学校グランドデザイン」にも、明示しています。職員にも「児童の指導と学級づくりをしていく際に意識してほしい。我々同僚もそういう関係でありたい。」という話を4月当初にしました。

 先日、何年かぶりに初任校で教えた子たちがクラス会を開いてくれました。30年ちょっと前に教えた子たちですが、「先生、『ONE for ALL, ALL for ONE』という言葉、好きでしたよね。」と話題に…。ちょうど、朝会で話そうと思っていた矢先だったので、びっくりしました。担任をした最後の学校を出るときに離任式でも、代表の子が、「浜口先生の好きな『ONE for ALL, ALL for ONE』という言葉、大事にしたい。」というようなことを言ってくれたのを覚えています。ずっと言い続けていたのです。

 特に大事なのは、「ALL for ONE」(みんなは一人のために)だと思っています。そこには、本校の重点目標の一つでもある「学び合い」にもつながる要素が含まれています。仲間の失敗を責めたり、仲間の至らなさを嘲笑したりすることなく、互いにカバー、フォローし合いながら、高め合っていく。仲間に認められることで、自己有用感や自己肯定感も高まっていく。この仲間と一緒でよかったなと思える瞬間も出てくるでしょう。喜びや達成感も得られるかもしれません。その結果、一人一人が幸福感を得られ、輝けるような…そういう仲間と出会ってほしいと思います。また、そのような集団をつくっていくのも、私たち教員の仕事だと思っています。

 先程、1年生の担任が「私が子供たちに返却しなくていけないプリントをためてしまったら、子供たちがみんなで協力・分担して配ってくれたんです。すると、ある子が、『だって、今日、朝会で校長先生が言ってたでしょう。みんなは一人のために…って』と言ってたんです。1年生なりの解釈もしれませんが、『ちゃんと校長先生のお話、聞いていたんだ』と思いました。」と私に話してくれました。うれしいですね。

 実は、廊下や玄関で会った1年生や2年生の子たちが、何人か私に直接「今日の校長先生のお話、とても分かりやすかったです。」「校長先生のお話、とてもよかったです。」などと、評価してくれました。朝会で話をして、子供たちにこんなことを言われたのは初めてです。国府津の子たち、素敵ですね。

 今日の話、心のどこかに留めておいてもらえたらうれしいです。

【校長のつぶやき】国府津地区諸団体総会5連続(令和5年5月13日・土)

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 本日午後、国府津地区の5つの団体の総会が、国府津学習館で連続で行われました。

 「国府津地区まちづくり推進委員会」「国府津地区社会福祉協議会」「国府津地区青少年健全育成協議会」「国府津地区防犯活動協議会」「国府津体育振興会」の5団体です。最初の総会が12時30分に始まり、最後の総会が終わったのが17時過ぎでした。私と国府津中学校長は、様々な立場(理事や評議員など)で、すべての総会に出席しました。(本日、国府津中学校は運動会の予定でしたが、雨天のため延期となりました。)保護者の方々も、様々なお立場で出席されていらっしゃいました。

 コロナ禍のため、この3年間、総会をはじめ、各団体の活動も思うようにできなかったようですが、新型コロナが5類に位置付けられたことで、徐々にいろいろな活動が以前のように再開されていくようです。5つの団体の活動は、様々な形で子供たちにも関連しています。今年度の活動計画を伺いながら、国府津地区統一スローガン「子どもは宝 守ろう育てよう こうづっ子!」のもと、地域の皆様に国府津の子たちが見守られ、育てていただいていることを感じました。学校としても、子供たちが自分たちの住む地域に感謝の気持ちと愛着を抱けるような教育活動を考えていければ…と思っています。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

【校長のつぶやき】日光修学旅行、無事に帰ってきました(令和5年5月11日・木)

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 修学旅行2日目は、人工の美を堪能。メインの東照宮は、もう少しじっくりと見学したい、写真を撮りたいと思った子もいたようです。それでも、事前に「ここは押さえておきたい。」と考えていたところは、しっかりと見学できたということも伝わってきました。半日、ずっと歩いていて、時には上りの階段も続き、大猷院に着く頃はお疲れモードでしたが…。(寝不足も影響していたのかな?)
 6年生はこれから歴史を学びますが、江戸時代を学習する頃には、徳川家康や家光のことを東照宮や大猷院とともに、思い出してもらえればと思います。

 列車内の解散式の際に話しましたが、出発式のときに確認した修学旅行の目的に近づくことができた1泊2日だったのではないかと、私は思っています。「自然や文化遺産に直接触れることで広く豊かな経験をすること」、「人間関係などの集団生活のあり方や公衆道徳について学び、集団生活の楽しさを味わうこと」…この2つの目的です。学校生活では見られない友達の姿を見ることができたのではないでしょうか。出発式や到着式、退館式、解散式などの運営、列車内でのレクリエーションなど、自分たちの力・考えで企画し、自分たちの生活をよりよくしよう、楽しもうとする気持ちも十分感じられました。昨日、この欄で触れた担任からの児童指導も公衆道徳を学ぶきっかけになったはずです。
 修学旅行の思い出は、その目的達成が今後の生きる力にもつながっていることと信じています。

【校長のつぶやき】修学旅行1日目(令和5年5月10日・水)

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 日光修学旅行の1日目が、無事に終わりました。
 今日は日光の自然の美を堪能しました。最初に向かった華厳の滝では、その壮大さに釘付けになっている子もたくさんいました。次の湯滝では「『湯滝』っていうくらいだからお湯のように熱いんじゃない?」と私がふると、半身半疑で滝から流れてきた水を触りに行く子たち。「冷たいじゃん!」という反応を見ていると、素直でかわいい子たちだなと思います。光徳牧場では、心からアイスを楽しみにしている子もいれば、「こんな寒いのにアイス?」という子も…。15時を過ぎると日光は急に涼しくなってきます。明るくて元気な子が多い6年生は牧場で鬼ごっこのように走り回る子たちもいて、ちょっとヒヤヒヤしました。竜頭の滝は上から下まで滝沿いに歩いて降りてきました。常に写真を撮り続け、デジカメのバッテリーが減ってしまい、焦っている子も…。
 旅館では、豪華な夕食に大喜び。その後もお土産買い物タイムでは、ご家族や友人など、あげる相手のことを思い浮かべながら、電卓片手に買い物を進めていました。お風呂の過ごし方や部屋での自由時間、ちょっと調子にのってしまい、担任から指導が入ってしまう場面もあったようです。でも、電車の中や旅館の部屋では、普段の学校生活では経験できない仲間との過ごし方を満喫していたようです。修学旅行の思い出…着実に積み上げているのではないでしょうか?
 今、日付が変わろうととしているこの時間。廊下からうかがった感じでは、どの部屋も静かです。2日目に備えて、今日はしっかりと体を休めてほしいです。

【校長のつぶやき】明日から修学旅行!(令和5年5月9日・火)

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 6年生は、明日から1泊2日の日光修学旅行です。そして、私も3年ぶりの修学旅行引率で、日光に行きます。
 昨日から、新型コロナ感染症の位置付けが変わりましたが、今回は、変更後、間もないこともあり、以前の感染症対策をいくらか継続しているところもあります。それでも、1泊2日で出かけられるということは、6年生にとってうれしいことこの上ないと思います。皆さん、体調はいかがでしょうか?元気に参加できることを祈っています。そして、安全に旅行ができることも…。
 担任が、旅行中の様子を随時ホームページにアップしていくと張り切っていました。私も同行しますので、随時アップの承認をしていきたいと思います。お楽しみに。
 私は、これから準備です。

【校長のつぶやき】ゴールデンウィーク明け、学校生活再スタート!(令和5年5月8日・月)

 大型連休も終わり、今日から学校生活が再スタート!
 気持ちよくスタートしたいところでしたが、朝から雨と風。特に風が強く、登校中に傘が壊れてしまった子も何人かいたようです。でも、多くの子が、雨にも負けず、風にも負けず、元気に登校してきました。コロナ禍での教育活動の制約も、ほとんど解除され、ある意味、本格的にスタートとも言えるかもしれません。新しい学年・学級にも慣れ始めた頃でしょう。全学年ともに昨年度からバージョンアップした学びを期待したいところです。

 朝会でも紹介しましたように、今日から4週間、教育実習生を迎えています。迎える側にとってはいい刺激になることでしょう。新しい風が吹いてくれることも期待しています。
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【校長のつぶやき】連休明けの新型コロナ対応(令和5年5月3日・水)

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 今日から5連休。昨日、何人かの子どもたちが「○○に行くんだぁ」「○○に行くか、○○をするか検討中だって!」などと楽しそうに話しかけてくれました。連休中にもお仕事をされる保護者の方もいらっしゃるかと思います。お出かけの予定ばかりではないかと思いますが、いずれにしても、緊張感をもってスタートした新年度が始まってから約1か月…いろいろな意味で子供たちも疲れていることでしょう…。各ご家庭の実情に応じて、学校から離れた環境でリフレッシュの機会を作っていただければ…と思っています。この1か月間の学校での様子について、子供たちのお話をじっくり聞いてあげるだけでも、リフレッシュできるのではないでしょうか。

 さて、連休明けの5月8日(月)より、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の取扱いが2類から5類へ変更されます。これに伴い、学校での対応について、文部科学省から対応マニュアルの改訂があり、市教委からも通知がありました。保護者の皆様方には、昨日のお昼過ぎに「さくら連絡網」により市教委から直接通知があったことと思います。
 原則、適切な換気の確保と、手洗い等の手指衛生や咳エチケットといった基本的な感染症対策を継続することになり、身体的距離の確保等については、地域や学校において感染が流行している場合の一時的な対応として位置付けられました。それに伴い、日々の教育活動の制約〈グループ活動の在り方、給食時の環境等〉にも見直しが図られ、昨日、懇談会後に臨時の職員打ち合わせを設け、共通理解を図ったところです。
 また、毎朝お願いをしていた検温をはじめとしたさくら連絡網への健康チェックの入力も不要となりました。「濃厚接触者」の特定もなくなったため、仮にご家族が新型コロナウイルスにり患をしても、登校することは可能であり、直ちに出席停止にはなりません。マスクの着用については、引き続き個人の判断に委ね、学校では児童及び教職員にマスクの着脱を求めないことを基本とし、マスクの着脱に関していじめ差別が起きないよう指導してまいります。

 その他、詳細については、市教委からの通知をご覧いただきますようお願いいたします。

【校長のつぶやき】教員の勤務実態調査を受けて(令和5年5月1日・月)

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 先週の後半、文部科学省から6年ぶりに実施された「教員勤務実態調査」の報告が出されました。新聞やテレビ、ネットニュースなどでも取り上げられたので、ご存じの方も多いかと思います。

 残業時間が「過労死ライン」(月80時間)に達した教諭は小学校で14%いたそうです。また、文科省が2019年に出した指針では、残業時間の上限を「月45時間」となっていますが、この「月45時間」に達していた教員は小学校で64%いたそうです。
 小田原市でも勤務時間をICカードで管理するようになっていますが、そのデータをもとに本校の教員の勤務実態を見ると、昨年度1年間の平均で残業時間が「月80時間」に達した教員は所属職員全体の13%、「月45時間」に達している教員は約55%というのが現状です。これは、あくまで在校時間なので、職員によっては、子育てなどの家庭環境の制約から、家庭で教材研究などの仕事をしている者もいます。

 会議や行事の精選、校務分掌などの一人一人の業務の分散化、日課表の工夫による放課後の業務に時間の確保など、本校でもそれなりの工夫をしているところです。私は、立場上、職員のこの状況を何とかしなければならないのですが、正直なところ、行き詰まり感もあります。

 今回の調査を受け、文科省は教員給与特措法(給特法)の見直しに向けた議論を本格化させるという報道もあります。残業代を出さない代わりに基本給の4%分を一律上乗せして支給する今のしくみを、改善するというものです。
 しかし、現場の声として言わせてもらえるならば、教員の多忙感は給与(お金)で解決する問題ではありません。
 世界的にも多いと言われる総授業時間や1クラス当たりの子供の人数、各校の教員定数などの見直しが必要不可欠です。高学年専科を本校でも取り入れていますが、確かにいくらか高学年担任に時間のゆとりはできました。しかし、今のこの教員の人数では時間割の編成に毎週のように頭を悩ませ、がんじがらめの中で進めているという状況です。県西地区を含めた県全体、さらに全国的にも休職者(育児休業や療養による休職を含む)の代替教員もままならないと言われています。また、このような現状を受けて、教職志望者の数も減っていると言われています。
 教員が心と体にゆとりがもてない状況では、いい教育はできません。国も県も現場の声を聞きながら、教員の働き方改革について、真摯に向き合ってほしいと改めて切に願っているところです。
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学校行事
5/22 スポーツテスト(4〜6年)
5/23 スポーツテスト(4〜6年)
5/24 児童代表委員会
5/25 眼科検診(全)

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