【校長のつぶやき】3年2組の皆さん、ありがとうね(令和5年3月13日・月)本日、昼休み、3年2組の数人の児童が校長室を訪ねに来て、2組全員からのお礼のメッセージを寄せ書きのようにアレンジしたカードを手渡してくれました。図工の時間に「とび出すカード」を作っていたのは知っていましたが、早速、学んだことを活用したようです。(同様に、教頭の手元にも届いたようです。) 「書写が楽しかったです。」「やさしくわかりやすく教えてくれてありがとうございました。」「おもしろく教えてくれたので覚えやすかったです。」「とてもおもしろくて習字の時間がとても楽しみでした。楽しみでしょうがありませんでした。」などなど、たとえお世辞でも、社交辞令でも、単純な私はとてもうれしく感じています。感動して涙が出そうなくらい…。こちらこそ楽しい時間をありがとうです。そして、すてきな言葉がたくさん詰まったカードもありがとうです。宝物がまた増えました。 カードを手渡した後、3年2組の子供たちは、昼休みが終わるまで校長室を探検しながら、いろいろなお話をしてくれました。子供たちと関われるときが、「教員になってよかったな」と感じるときです。 【校長のつぶやき】マスク着用をはじめとした新型コロナ対応について(令和5年3月12日・日)ただし、学校については、文部科学省が「4月1日(新年度)からの適用」で検討しているということです。 卒業式については、小田原市の通知により「卒業生にはマスク着用を求めない。在校生、保護者、教職員等については、マスク着用を促す。」となりました。(卒業生の保護者の皆様には、さくら連絡網により、小田原市教育委員会より直接、通知があったことと思います。)本校の卒業式も、この通知に基づき、同様の対応をいたします。卒業生も、歌や呼びかけの際には、マスク着用を促すことになります。マスクの着脱について、学校が強いることはありませんので、ご家庭でお子様とご相談ください。 4月1日以降の教育活動の在り方(いわゆる『新しい生活様式』に基づく教育活動)について、今後どのようになるのかは、国・県の通知を踏まえた小田原市の通知を待つことになります。現時点では、まだお知らせできることはありません。引き続き、ご理解・ご協力のほど、お願いいたします。 【校長のつぶやき】東日本大震災から12年(令和5年3月11日・土)当時、私は真鶴町教育委員会に勤務しており、その日はまなづる小学校の1年教室で、1年担任と話をしていました。午後2時46分、1年生は下校した後でしたが、他の学年もちょうど下校のタイミングでした。当時は下校時刻まで遊んでいてもよいことになっていたので、何人かの児童が校庭で遊んでいました。長い間揺れ続け、1年担任と「結構揺れるね。大きな地震なのかもしれないね。」と話しながら、校庭で遊んでいる子たちの様子を見ていました。すると、自分たちで判断をして校庭の中心に集まり座っている姿が見られました。「まなづる小の子たちは、災害が起きたときにきちんと自分で判断をして行動できるなんて素晴らしい。」と感じたことを覚えています。そして、日頃の避難訓練の成果がこういう時に試されるということも感じました。 このことは、何年か後に私がまなづる小学校に勤務したときに、先輩たちのすばらしい対応として、折に触れ児童に話をしていました。 震源地に近い東北地方では、これまで経験したことのない大地震、そして大津波の中で、どのように行動すればよいのか、気が動転しながらも判断・決断をしなければならないという本当に大変な状況であったことでしょう。大人だけでなく、子供たちもまた自分たちで判断・決断をして避難をしたことで、命が助かったという話も聞きます。 令和4年9月に、小田原市が発行した「小田原市ハザードマップ」によると、相模トラフで巨大地震が起きた場合、国府津地区の津波の最大波の高さの想定は11.9mとされています(このハザードマップは市の広報などとともに各家庭に配付されているかと思います。)。海に面した学区なので、登下校中や近所で遊んでいたときなどに大地震が発生して津波の可能性がある場合、どこまで避難すればよいのか、日頃から意識できるとよいかもしれません。 「自分の命は自分で守る」…私も子供たちによく言っていることですが、自分たちで考えて行動できるよう、国府津小の子供たちにも期待しています。ご家庭でも、ぜひこの機会に、災害時の行動の仕方について、お子様と話し合いの場をおもちいただきますようお願いします。 【校長のつぶやき】学生ボランティアさんが来てくれていますさて、先週から学生ボランティアが来てくれています。本校の卒業生で、教員を目指しているそうです。とりあえず、3月は、火・水・木の3日間、お願いしています。来年度は大学の履修の関係で、何曜日になるかは未定です。(さすがに、大学が始まれば、3日間お願いすることはできないでしょう。) 今は、算数を中心に3〜6年生に関わってもらっています。個別に教えてもらった子もいることでしょう。TT(ティームティーチング)が配置されていない中で、ボランティアの方の存在は、授業をする側としては、とてもありがたいです。児童の皆さんには、分からないときは、遠慮なく解き方を教えてもらってほしいです。各学年のまとめの時期、進級に向けて、授業の1時間1時間を大事にしていきましょう。 【校長のつぶやき】給食が豪華に感じる…(令和5年3月2日・木)3月の給食の献立を見ると、他にもなんだかワクワクするメニューがあります。昨日の「りんごタルト」をはじめ、「桃ゼリー」「おさつシナモン」「伊予かんゼリー」…そして、最後には「すだちゼリー」とデザートのラインナップがすごい。 主菜も「ガーリックチキン」「まぐろのフライ」「鉄分たっぷり餃子」「花形ハンバーグ」など。 主食には「そぼろ丼」「ビビンバ」「ハヤシライス」「ごろごろポークのカレーライス」、そして、最後に「味噌カツ丼」! 1年の最後(6年生にとっては小学校最後)の給食だからでしょうか?それとも、私の気のせいで、普段からこのくらいのメニューが出ているのか? いずれにせよ、今年度のしめくくりの給食、楽しみたいと思います。調理場の皆さんに感謝しながら…。 【校長のつぶやき】学習参観・PTA総会・懇談会…ありがとうございました(令和5年2月28日・火)総会の校長あいさつでもお話ししましたように、コロナ禍3年目の中、今年度は、運動会、授業参観、懇談会等、人数制限等は設けましたが、多くの保護者の方に子供たちの学校での様子をご覧いただく機会を増やすことができたのではないかと思います。 PTAの活動も、コロナ禍前のようにはいきませんでしたが、「親子清掃」「ふれあい広場」「夏休みのプール開放」「親子ふれあいからくりパズル教室」「家庭教育学級(ヨガ教室)」等を開催することができました。いずれも、感染対策をしつつ、何がどこまでできるかということを考えたうえで、工夫を重ねながら実施したものです。保護者の皆様のご理解・ご協力があったからこそ実現できたのではないかと思っています。本当にありがとうございました。 さて、本日のPTA総会の校長あいさつの中でもう一つ触れたことですが、次年度より教材費等の集金について「銀行口座からの自動引き落とし」に移行したいと考えています。 国府津中学校も同様に考えているようで、中学進学後のことも視野に入れ、国府津中学校と同じ取扱銀行に口座を設ける方向で考えています。自動引き落としに移行することにより、「児童が何千円という現金を学校に持ってこなくて済む」「教員の集金業務に係る負担軽減になる」というメリットがあります。ただ、引き落としにかかる手数料は保護者の方に負担していただくことになります。(現在検討している銀行が、最も安い手数料となる予定です。)また、取扱銀行を一行に絞るために、新たに口座を開設していただく必要が出てくる方もいらっしゃるでしょう。国府津中学校に進学する場合、少なくとも9年間は教材費集金について、同じような対応を取らせていただきますので、何卒ご理解・ご協力のほどお願いいたします。 詳細については、後程あらためて文書でお知らせいたします。 また、修学旅行費も、保護者の皆様から直接、旅行業者が指定する銀行口座へ振り込んでいただくことになりました。(この件は、小田原市内の全小学校共通です。)このこともまた「児童が約2万円にもなる大金も学校に持ってこなくて済む」という考えから、実施されることです。この件については、本日、5年生の学年懇談会(修学旅行説明会)で担任より話があったかと思います。こちらについても、ご理解・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】学校運営協議会(令和5年2月27日・月)11月に開催された第2回学校運営協議会では、各校より「前期の学校評価」について説明がありましたが、今回は「後期の学校評価」について説明がありました。 さらに、各校校長より「令和5年度の学校経営グランドデザイン」について、説明をさせていただき、学校運営協議会委員の皆様よりご承認をいただきました。 次年度、特にどのようなことに力を入れていくか、グランドデザインで示しています。教職員の自己評価、保護者アンケート、児童の授業アンケートなどをもとにしながら、本校の実態を踏まえて、指導の重点を考えたつもりです。今日の学校運営協議会に向けて、先週、企画会議(管理職と総括教諭で構成される会議)で、検討をしたところです。職員には、3月の職員会議で提案をすることになります。もちろん、4月に入ってからも初日の職員会議で新しい職員に示し、全職員共通理解のもと、指導に当たります。 まずは、今年度の総括、残すところ1か月となりました。進級に向けて、全職員が、そして、全校児童が意識を高め、次年度にいい形でつながるように日々がんばっているところです。 【校長のつぶやき】健康チェック…さくら連絡網で(令和5年2月24日・金)とは言え、政府は5月8日に新型コロナウイルスを2類から5類に移行すると既に発表しており、この健康観察もいつまで続くのか、不透明です。3月いっぱいなのか、4月まで続くのか、5月以降も続けるのか…? 卒業生の保護者の皆様には、小田原市教育委員会より「卒業式のマスクの扱い」についての通知が、さくら連絡網で届いているのではないでしょうか? 新型コロナウイルス対応に追われてきた3年間、ここにきて見直しの時期を迎えつつあります。変更点等について、通知等が来た段階でお伝えしていきたいと思います。 まずは、さくら連絡網の「健康チェック」機能への変更について、ご対応よろしくお願いいたします。2月28日(火)までは、「健康観察票」で確認をいたしますが、慣れる意味で、さくら連絡網の「健康チェック」機能を操作をしていただいても結構です。(その場合も、2月中は「健康観察票」のご提出をお願いいたします。) 【校長のつぶやき】次年度の計画(令和5年2月23日・木)
「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言いますが、年が明けてから毎日が早く感じます。特に日本は「年度」というくくりを採用し、4月から翌年の3月をひとくくりとしているため、この時期は、1年の総括をしつつ、次の1年の計画を立てる時期となります。人事も含め、次年度の体制も考えていきます。
まずは、次年度の行事計画の概要ができてきました。まだ職員会議を通していないので、詳細は詰めていませんが、現時点でほぼ確定と言える内容をこのホームページの「学校概要」の中の「年間行事予定」、「学校日記」の中の「行事予定」(カレンダーの翌月をめくっていくと来年度になります。)にアップしました。変更されることもありますが、ご参考までに…。 【校長のつぶやき】どうでもいいことですが…(令和5年2月20日・月)今朝、児童会事務局の子たちのユニセフ募金の様子をホームページにアップした時です。確認のため、本校のホームページを開いてみると、アクセス総数が777,775件になっていました。「もう少ししてから、再度開けば、〈777,777件〉になっているかも…」と期待し、少し他の仕事をしていました。 そして、5分くらいたってから開いてみると、… なんと〈777,778件〉に…! 残念! そうそうタイミングよく…というわけにはいかないんですね。 あらためて、本校のホームページが今の形になってから、777,778件もアクセスしていただいていることに感謝です。今後ともよろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】感謝と決意がいっぱい(令和5年2月17日・金)在校生の6年生に対する「感謝」の思い。誰もが6年生のことを「優しい」と言います。下級生の面倒見がよかった6年生。いろいろな個性をもっている下級生を、見事にまとめ、いつも楽しませてくれた、頼りになる6年生。在校生は、そのような6年生に「感謝」の思いでいっぱいだったようです。「送る会」の出し物の中で、6年生への寄せ書きの中で、ミニお別れ会のメッセージの中で、「ありがとう」の思いが表現されていました。さらに、5年生だけでなく、低学年・中学年からも「自分たちもいつか今の6年生のようになりたい。」という憧れを感じられる言葉が聞かれました。 そして、6年生の在校生に対する「国府津小学校をよろしくね。」という思い。特に自分たちの後を継ぐ5年生には、下級生をまとめて、仲の良い素敵な国府津小学校にしてほしいという気持ちが、言葉の端々にうかがえました。 その6年生の思いに対して「任せてください。」と力強く答える5年生。「送る会」をはじめとした「ありがとう週間」などの企画・運営に携わる姿を見ていて、頼もしさを感じ、きっと6年生も安心して任せてくれるのではないかと感じています。次の5年生になる4年生もまた、「ミニお別れ会の遊びを自分たちで考えたい」と提案するなど、頼もしさが感じられます。 国府津小の素敵な伝統のたすきが確実に引き継がれた気がします。6年生、本当にありがとうございました。そして、企画・運営の中心となってがんばってくれた5年生…大成功でしたね。ありがとうございました。 【校長のつぶやき】明日はいよいよ「6年生を送る会」(令和5年2月16日・木)
今日は、午後から横浜に出張だったため、11時ごろには学校を出ました。
授業時間でいうと、3校時目の時間。運動場では、6年生が、明日の「送る会」に向けて、在校生にお披露目する合奏の練習をしていました。昨日の6校時目にも外で練習をしていましたが、本番に向けて、着々と仕上がってきているようです。 在校生も、明日に向けて、最高のパフォーマンスで6年生に感謝の気持ちを伝えようと毎日のように練習に励んでいます。 コロナ禍のため、全校児童が一斉に体育館に集まることはできず、体育館にいる6年生に順番に気持ちを伝えに来ます。その間、在校生は、他の学年の出し物をリモートを利用して各教室で見ます。そして、最後に6年生から運動場で在校生に「お返し」のパフォーマンス。運動場ならば、密にならずに全校児童が目の前で見たり聞いたりすることができるからです。 幸い、天気予報では、明日はいい天気。すてきな会になることを望んでいます。 (写真は昨日の6校時、校長室から6年生の練習風景を撮影したものです。) 【校長のつぶやき】マスクどうなる?(令和5年2月13日・月)おそらくこの通知を受けて、県教委や市教委からも各校へ何らかの通知が出ることと思います。その通知を受けて、国府津小学校として、どのような対応をとるのかは、またあらためてご連絡いたします。 感染者数も全国的に減少しているようです。本校の出席停止の児童数もかなり減り、先週のはじめには0人という日も続きましたが、ずっと0のままというわけではありません。出席停止以外にも、体調不良や風邪の症状等で欠席している子はいます。寒暖差が大きい日が続きます。とりあえずはこの冬を乗り切るよう、今はできるだけの感染対策を継続していきたいと考えています。 【校長のつぶやき】「6年生を送る会」に向けて…(令和5年2月9日・木)さっそく1校時目に1年生が、2校時目には4年生が、体育館を使用して練習に取り組んでいました。一方、5年生は、今回の「送る会」をはじめとする「ありがとう週間」の企画・運営を担っているので、6年生への出し物だけでなく、全学年が気持ちよく参加できるための環境整備など、多岐にわたって準備に取り組んでいます。「出し物」の準備・練習の一環で、担当の子たちがChromebookを通して何やら検討していました。どのような「出し物」が出てくるのか、楽しみです。 この時期、5年生は全校のリーダーとしての自覚が芽生え始めます。そして、1〜4年生は、自分たちの6年生に対する思いを様々な形で伝えようと、工夫を重ねながら、練習に励みます。「6年生への感謝」が形として表現されていく過程は、見ていてとても気持ちがいいものです。 6年生もまた、在校生の気持ちにこたえようと、何やら用意をしているようです。3・4校時に体育館で練習をしていました。 来週はいよいよ「6年生ありがとう週間」…楽しみですね。 【校長のつぶやき】小中連携推進(令和5年2月7日・火)
今日は、朝、登校時まで学校にいましたが、8時30分には学校を出て、1日中、小田原市役所で過ごしました。教育委員会と校長会との連絡調整会議、市校長会(小中一緒)、市小学校長会の3本立てです。市教委からの次年度事業の説明、校長会として今年度の諸事業の反省や次年度の事業計画等についての検討、各校の現状等の情報交換等を行いました。1年間が終わろうとしていることを痛感する時期です。
先週の水曜日、国府津中で小中連携推進委員会がありました。今年度3回目。やはり、今年度の振り返りと次年度の確認です。今年度も残り1か月ちょっとなりましたが、まだまだ様々な小中の交流が計画されています。 ・小学校児童と中学校生徒の図画・美術作品交流。 ・小学校朝会での中学生(2年生)の主張発表。 ・中学校新入生の体験授業。(6年生が中学校を訪問します。) ・中学校定期テスト前放課後学習相談への小学校教員の派遣。 ・中学校職員の小学校授業(6年生)への参加。 本日も、本校の職員が中学校の学習相談のお手伝いに出かけているかと思います。 小学校教員の立場で言えば、中学校の生徒たちがどのような学習をし、どのようなことを苦手としているのか、小学校段階できちんと押さえておくべきことはどういうことなのかなどを再確認する場でもあります。中学生にしてみれば、懐かしい小学校の教員に、つまずいている所をさかのぼって教えてもらえるチャンスになるかもしれません。 今後、小学6年生が中学校教員に授業をしてもらう場も計画されています。中学校教員の立場で言えば、これから入って来る小学校の卒業生はどういう子たちなのか、雰囲気をつかみつつ、子供たちの特徴を肌で感じ取る機会になるでしょう。6年生にしてみれば、これから入学する中学校の先生がどういう方たちなのか(不安が期待に変わるかもしれません)、中学校の授業の雰囲気はどのようなものなのかを感じるチャンスになるかと思います。 1小1中ならではのメリットを生かしていきたいと、先日の小中連携推進委員会で確認をしてきたところです。 【校長のつぶやき】楽しいこと・幸せのおすそ分け(令和5年2月6日・月)
先週の木曜日に、LR2組で「節分イベント」が開催されたことを、ホームページで紹介しました。このイベントが企画され始めた頃から、LR2組の子に「校長先生、よかったら来てもいいよ。」と誘われていました。この子は、ずっと熱心に準備に取り組んでいました。家でも、イベントに関係するものを作っていたようです。会うたびに、「校長先生、来てね。」と誘われ、当日は、イベント直前に校長室まで誘いに来てくれました。
誘われるがままに教室へ出向くと、いすも用意してくれました。自分たちで進行をしながら、次から次へと面白い企画が用意され、私も一緒に楽しませてもらいました。準備や練習の成果が、十分にうかがえます。特に「鬼のパンツ」を歌って踊るときに衣装は、すばらしかったです。 今朝の登校時に、この子が「校長先生、『鬼のパンツ』のダンス、どうだった?」と尋ねてきたので、「とても面白かったよ。」と答えました。 自分たちが頑張っていることを見てほしいという気持ちもあったのでしょうが、自分たちが楽しいと思えることを一緒に楽しもうという気持ちの方が強かったように感じます。「自分たちだけで楽しむ」と思うのはありがちだと思いますが、その楽しみをおすそ分けしてくれるという気持ちが、なんだかすごくうれしいです。そのような心の持ち主は、みんなからも愛されるのでしょうね。 今日もう一つ。5校時の家庭科の時間、5年生のお味噌汁の「出し」の「あり・なし」の味比べの授業が面白そうだったので、忍び込みました。私の姿を見つけた5年生が、「校長先生、紙コップが余分にあるので、校長先生もぜひ味わってみてください。」と声をかけてくれます。いくつかの班から声がかかり、お言葉に甘え、味比べに参加し、またまた楽しませてもらいました。これも、楽しいことのおすそ分けですよね。まあ、学習の一環ではありますが…。 国府津小の子たちは、本当に幸せな気分にさせてくれます。 【校長のつぶやき】ポスターセッションで学ぶ3年生(令和5年2月3日・金)今日の発表会に向けて、子供たちはどのようにまとめ、どのように発表したら、聞いている人に分かりやすいかを一生懸命考えながら、作業や練習に取り組んでいました。 模造紙へのまとめ方もただ調べたことを書き写すだけでは、分かりやすさに欠けます。図を入れたり、クイズ形式を取り入れて聞いている人が興味をもってもらえるような工夫をしたり、模造紙とは別に拡大写真や補足説明を書いた画用紙を用意したり…。 このような「表現力」と会場の参加者に分かりやすく説明する「説明力」が、培われます。 参加者も興味をもったテーマの発表を選んで聞くことができ、発表者との距離も近いため、気軽に質問や感想を述べることができるというメリットもあります。今日は、保護者の方にも多数ご参加いただき、保護者の方からも質問や感想を頂きました。緊張していた子もいたようですが、友達や保護者の皆様に興味をもっていただけたこと、反応もいただけたことは、大きな励みになったことと思います。子供たちは達成感や充足感も得たのではないでしょうか。 ご参観いただいた保護者の皆様、本日はありがとうございました。 【校長のつぶやき】初任者研修の授業研究・全日程終了(令和5年2月1日・水)この1年間で、「教師らしい顔つきに変わった」とまでは言いませんが(顔つきはフレッシュなままです)、「立ち居振る舞いが教師らしくなった」と言えます。授業中の言葉がけも、4月当初に比べ、だいぶ落ち着いた態度で、子供たちの思いや考えをしっかりと受け止めながら授業を進められるような心のゆとりも感じられます。何といっても、2人とも、笑顔・スマイルで授業を進められることが素晴らしい。いざというときは、厳しい指導もあり、そんなメリハリのある指導ができることは2人の「良さ」です。 拠点校指導員の先生方をはじめ、同学年の担任、諸先輩方の指導・助言のおかげでもあるでしょう。一番感謝すべきは目の前の子供たちではないでしょうか。教師は子供たちを教えてはいますが、教師もまた子供たちからいろいろなことを教わります。幸い、それぞれの初任者は、学級の子供たちともいい関係を築くことができました。そのような相互の関係のありがたさに感謝の気持ちをもてることが、教師の成長につながります。さらに、担任を信頼し支えてくださった保護者の皆様の存在も大きいものです。保護者の皆様の中には、「初任者が担任」ということで、内心、不安に思われた方もいらっしゃったことでしょう。至らぬところもったあったかと思います。でも、本校の保護者の方々は、初任者の担任を信頼し、温かく見守ってくださいました。担任にとっては、どれほど心強い存在であったことでしょう。私からもお礼申し上げます。ありがとうございました。 初任者研修の授業研究はこれで終わりますが、今年度の日々の授業はまだ2か月続きます。国府津小の学校教育目標である「向上心を持って」のとおり、初任者2人ともさらに精進していくことと信じています。さらに、今後、1年経験者研修、2年経験者研修…と研修は生涯続きます。来年度、誰がどの学年の担任になるかはまだ白紙状態ですが、どの学年を担任しても、「いい授業」「いい教師」を目指していくことでしょう。保護者の皆様、地域の皆様、引き続き、よろしくお願いいたします。 【校長のつぶやき】学校運営協議会に6年生も参加(令和5年1月31日・火)今回は、6年生も参加。各クラスから代表2名ずつ、計6名の6年生が出席しました。昼休みと清掃の時間を活用し、学校運営協議会委員の皆さんと児童との懇談の場が設定されたのです。その後、5校時目の本校の授業の様子を参観していただきました。 6年生からは、「国府津小学校の思い出」「国府津小のよいところ」「自分たちが生活している国府津地区のよいところ 問題点」「後輩のためにこれからも残してほしい学校や地域の取組み」について、思いや考えが語られました。 「国府津小のよいところ」では、「あいさつ」や「1〜6年生の仲の良さ」「みんなで学校のことを考え、実行できる」など、6年生が最上級生として一生懸命取り組んできたことで培われてきた国府津小のよさを挙げていました。そして、後輩たちのために、「あいさつ運動」や「たてわり班活動」「国府津っ子フェスティバル」「物を大切にすること」などを残してほしいという思いも述べていました。 さらに学校運営協議会委員の皆さんからの質問にも、自分の思いや考えを堂々と話す6年生。国府津小のリーダーとして、ここまで頑張ってきたからこそ、委員の皆様に対しても自分の思いや考えを表現できるのだと思います。あらためて、6年生に素晴らしさ、たくましさを感じました。この6年生の思いを5年生にも受け継いでほしいと強く感じています。 本日、夜18時より、国府津地区青少年健全育成協議会がありましたが、その場でも、今日の学校運営協議会での6年生の雄姿、先日行われた6年生から5年生への引き継ぎ会の様子などを、出席者の皆さんに私から自慢げにお話しさせてもらいました。 【校長のつぶやき】子供たちが学び合い高め合う授業を求めて(令和5年1月30日・月)教師は、たまにしか口出しをせず、ほとんど子供たちの相互指名で話し合いが展開する…。もちろん、毎回このような授業を展開することはできませんが、学習問題が自分たちにとって本当に学びたいもので、解決したいと思うからこそできる授業であり、今でこそ「主体的・対話的で深い学び」という言葉が叫ばれていますが、その理念を具現化した授業であると言えます。大学時代の恩師も同じような立場で、小林先生とも同じ教育団体で授業研究をされていたことから、私もそのような授業を追究したいと、その研究会に関わっていました。 教え子たちには、「先生が話すより、みんながたくさん話す方がいい授業だよ。」などという学年のはじめに話していたこともありました。子供たちも「いい授業」を目指し、自分たちで進めようとします。授業だけでなく、日頃の学級経営に関すること(係の仕事やクラス集会など)も、自分たちで考え、自分たちの力で実行するという機会を大事にしてきたつもりです。子供たちは、「自分たちは先生に信頼されて、任されている。」という自負や自信をもち、意欲的になり、たくましくもなります。 しかし、子供たちに任せっぱなしでは、高まったり深まったりすることが難しいことも多々あります。教師が、どのタイミングでどの程度働きかけるかも重要です。授業でも、日頃の学級経営でも、私はこの「教師の出」について、反省の連続でした。正解はないのかもしれませんが、常に「どうすればよかったのだろう」ということを追究し続けることは忘れずにいたいと思います。この気持ちを忘れると、きっと成長は止まります。 もう一つ、小林先生や大学の恩師から影響を受けていることに、「子供一人一人の思いに寄り添う」ということがあります。「この子の発言は、どういう思いから出たことなのだろう?」「この子は、どうしてこのような行動をとるのだろう?」…授業時はもちろんのこと、児童指導時(例えば児童相互のトラブルや問題行動と思われるようなことが起きたときなど)にも、教師として必要不可欠な視点だと考えています。他人の思いを分かりきることはできません。でも、人の思いを分かろうとする気持ちをもち続けたいと思っています。 さて、本校の職員は、今日の小林先生のお話を聞いて、どう考えるでしょうか? |
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