【校長のつぶやき】小中連携推進(令和4年10月8日・土)

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 昨日:7日(金)の15時より、国府津中学校にて「小中連携推進委員会」を開きました。出席者は、国府津小・国府津中の校長・教頭・教務の6名です。
 小田原市内には、小学校が25校、中学校が11校ありますが、小学校区と中学校区が1校ずつ(1小1中)で重なるのは国府津のみです。他の中学校区は、複数の小学校区から成ります。そのような状況から、最も連携をしやすい学区と言えるでしょう。

 小中連携の目的は次のように考えられています。
 「小学校から中学校への進学において、新しい環境での学習や生活へ移行する段階で、不登校等の生徒指導上の諸問題につながっていく事態等(いわゆる中1ギャップ)を減らすために、小学校から中学校への接続を円滑化する。」「児童生徒が多様な教職員、児童生徒と関わる機会を増やすことで、小学生の中学校進学に対する不安感を軽減することができる。」「小・中学校教職員間の違いを教職員同士が認めた上で互いに学び合い、義務教育9年間で児童生徒を育てる発想をもてるようになる。」「小・中学校教職員が義務教育9年間の教育活動を理解した上で、全体の教育活動において自分の果たすべき役割をしっかりと認識することで、9年間の系統性を確保し、義務教育の目的、目標に掲げる資質、能力、態度等をよりよく養えることができる。」など…(文部科学省の資料より)

 今年度は、10月27日(木)に国府津中学校へ国府津小学校の教員が訪問し、中学校の授業を参観、その後、情報交換会を行うことになりました。その情報交換会で、「どのような連携が考えられるか」を検討する予定です。
 国府津っ子のよりよい成長のため、国府津小・中の教職員が手を取り合いながら、小中の連携を推進していきたいと考えています。

【校長のつぶやき】前期終了!(令和4年10月7日・金)

 今日で、前期が終わります。前期終業式ともいえる放送朝会で、通知表「のびゆく子」のことに触れました。

 ◎○△の数を気にしている子もいるでしょうが、まずは、自分のどういうところができていて、どういうところをもう少しがんばったらいいのかを確認してほしいということを話しました。○ならば、その学年で身に付けてほしいことができているということだから、自信をもってほしい。◎は、本当にすごいことでなかなか取れるものでないのだから、もっと自信をもっていい。残念ながら△になってしまったところは、「どうせ自分なんかできないから。」などとあきらめることなく、どうしたら△から○になるのか、その項目に合わせてめあてを立て、そのためにどのようなことをすればいいのかを計画・手立てを考えることが大切だということを話しました。

 ここで、「校長先生の秘密」ということで、昨日、あらためて確認した私の小学校時代の成績の一部を皆さんに教えました。今まで誰にも言っていないことを国府津小の皆さんに特別に披露。ちょっと恥ずかしいので、ここでは詳細に触れませんが、気になる方はお子さんに聞いてみてください。私の話をきちんと聞いていれば、分かっているかと思います。
 そういう成績をとっていても、努力次第で成績は上がります。6年生の時まで上がらなくても、中学校で上がることもあります。小学校のときにそういう成績をとっていても、私みたいに学校の先生になることもあり得ます。大事なのは、国府津小の目標の一つでもある「向上心」をもって取り組むこと。そんな話をしました。
 何人かの職員から「校長先生、その話、本当ですか?」「信じられない」といった感じで尋ねられましたが、本当です。厳密にいうと、当時は「△」ではなく、「×」とつきましたが…。(私の出身地、藤沢だけかもしれません。)
 国府津っ子、向上心をもってがんばれ!応援しています。
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【校長のつぶやき】懇談会、ありがとうございました(令和4年10月5日・水)

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 本日は懇談会にご出席いただきありがとうございました。
私は、午後から出張のため、懇談会の様子を拝見することはできませんでしたが、担任から前期の児童や学級の様子、そして、通知表「のびゆく子」について、話があったことと思います。
 明後日には、通知表が手渡されます。担任からも話があったかと思いますが、通知表は、励ましの材料としてご活用ください。◎や○、△の数だけで一喜一憂するのではなく、まずは○(または◎)の部分を認めてあげてください。○(または◎)は「評価がよいところ、(場合によっては昨年度よりアップしたところ)であり、子どもが頑張ったところでもありますから、よいところ、伸びたところとして、具体的な言葉でその努力を認めてあげてほしいと思います。子どもに自信と意欲が出てきます。
 △があったり、昨年度より下がってしまったりとしても、否定的な言葉を使わないよう気を付けていただきたいと思います。たとえ関心がないように見えても、評価が低いことに一番ショックを受けているのは子ども自身です。そこに「よくないね」「もっとできなかったの」など追い打ちをかけると、子どもの自己否定感を強め、やる気を奪ってしまいます。また、努力がすぐには評価に結びつかないこともありますが、そういった時に子どもを叱ってしまうと「自分はやってもダメなんだ」と思い込み、無気力になりかねません。△など評価が低い点は、まだまだ変わっていけるところ、成長の伸びしろととらえること。どうして評価が低いのか、どうやってよくしていこうかをぜひ一緒に考えていただきたいと思います。
 どうやってよくしていけばよいのか、悩まれる場合は、ぜひ担任にご相談ください。学習の仕方を助言することも教員の仕事ですから…。

【校長のつぶやき】パワーアップ研修…『主体的で対話的な深い学び』をめざして(令和4年10月3日・月)

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 運動会に向けて、全学年、練習が盛り上がっている中、4年生のある学級が小田原市のパワーアップ研修の一環として研究授業を行いました。教科は国語。おそらく誰もが1回は読んだことがあるのではないかと思われるほど有名な「ごんぎつね」の学習です。市教委の研修相談員さんに授業を参観していただき、授業後、指導助言をいただきます。
 兵十のうなぎを盗んだ「ごん」が、兵十のおっかあが死んだことを知って、うなぎを盗んだことを後悔し、償いを始めるという場面の学習でした。この時の「ごん」の気持ちを考えるというのが本時のめあてです。
 「○ページの○行目を見てください。ここに、〜と書いてあるから、〜だと思います。」と叙述をもとに、自分の考えを発表していきます。発表の前に、自分の考えをノートに書く時間が設けられ、自分の考えを明確にした上で発表に臨みました。ノートに書いていることを見させてもらいましたが、自分の考えがよく書けています。友達の発言に対する反応も「なるほど。」「そうか。」「もう少し詳しく言ってくれたら、言いたいことが分かるかも…」などと、よく聴いていることが分かる反応をしていました。
 個人的に気になったこととして、自ら挙手をして発言をしようとする子は、半数弱ほどだったこと。全員が挙手をすることが理想かもしれませんが、そこまでは求めないにしても、正直なところ、少し物足りなさを感じました。もう少し、勢いというか、前のめりになって発言しようとしたり、友達の意見に対して「つぶやき」でもいいので反応したりするような姿勢が見られてもいいかなという気がします。以前、このクラスの授業を見たときは、そのような雰囲気がありました。(運動会の練習続きで疲れているのか、午後の授業なので疲れているのか…?)
 主体的に学びに向かわせることの難しさが、授業にはあります。若手の授業であっても、ベテランの授業であっても、その難しさは常に付きまといます。どうすれば、多くの児童を主体的に学びに向かわせることができるのか、授業をする者にとって永遠の課題です。研修をきっかけに、さらにパワーアップをしてほしいと思っています。
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