【校長のつぶやき】受け入れてもらえる、安心して話せる(令和4年11月10日・木)

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 今日の研究授業でも、意欲的に学習に取り組む子供たちの姿を見せてもらいました。1年生の研究授業は、先週から今週にかけて3クラスとすべての学級で行われましたが、どの学級も子供たちの育ちを感じさせられました。

 今日の研究協議の中で、授業者から「学び合いを意識した授業に取り組む中で、『受け入れてもらえる、安心して話せる』学級を目指して、話し方やきき方の指導もしている。」という話がありました。そのような雰囲気の中で学ぶことで、自己肯定感も身に付くと考えているとのこと。まさにその通りだと思います。そのような学級集団は、人間関係が温かいです。先日、この欄で「話す・きくステップ表」があるという話をしましたが、今日、授業研究を行った学級には、上の写真にあるような模造紙も教室に掲示されていました。このような掲示物は他の学級でも見ることがあります。どのように話せばいいか、どのようにきけばよいか、子供たちにとって目安になります。もちろん、このような話し方やきき方ができていれば温かい学級集団になるのかというと、これがすべてというわけではありません。やはり、日頃の指導・支援、学級経営が大事になってきます。

 今日の研究協議の最後に、全職員に話しましたが、先日、いろいろな教室を見て歩いていると、話し合いをしているある教室で何人かの児童から「違います。」といったような発言があったとき、授業者から「その言い方は、ちょっときつくない?」というような言葉がけがありました。「違います。」と言われた児童の気持ちを配慮しての言葉がけです。素直な児童たちは、その後、言い方を考えていたようでした。その授業者は、その学級の担任ではありませんでした。担任でなくても、「今のはどうだろう?」と感じたときに前述のような指導ができる。これが理想です。担任であろうがなかろうが、授業を通して子どもの心を育てるという意識を、全職員が共通理解して指導に当たることが大切だと思います。

 学習指導と児童指導は両輪です。授業で「学び合い」を追究することで、学力の向上だけでなく、美しい心も養えると、私は信じています。
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